今年もマリノスにシャーレを 2020

シャーレを掲げることは難しく、守ることはさらに難しい。連覇に挑む2020年、アウトサイダーではなく本命として、今年もシャーレを掲げよう。座右の銘はシャーレです。

Jリーグ

強き者よ、門をこじ開けよ【J1第2節△浦和戦0-0】

試合前からいくつものサプライズがあった再開初戦。 まずはスターティングメンバーを振り返らざるを得ない。GK 梶川 DF小池 實藤 畠中 ブン MF 喜田 扇原 天野 FW 仲川 エリキ 遠藤SUB 中林 チアゴ 伊藤 マルコス 水沼 エジガル オナイウ事前予想とはかけ離…

THE DAYを見てから、再開の瞬間へ…

vol.23 | THE DAY presented by WIND AND SEA心憎いまでのタイミングで、J1再開当日の正午に最新の「THE DAY」がYouTubeにて封切りになった。 動画の中身は見た方がもちろん早い。途中、2つ練習試合の動画が挟まったものの、6月1日の再始動以降の練習風景は…

60分と30分【J1第2節・浦和戦展望】

忘れないように。色褪せないように。形に残るものがすべてじゃないから。 この言葉を、今日の記憶をとどめておきたい。 さあ、途切れたJ1が戻ってくる。僕らはきっとサッカーをものすごい勢いで消費し始めるだろう。何しろいつもの半分の期間で残り33試合の…

凡人が大津祐樹になるのはあまりにも険しい

交差点で君がたっていても、もう今は見つけられないかもしれないーー。 aikoがそんな至高で別離のラブソング「アンドロメダ」を歌ったのは2003年だという。 aiko- 『アンドロメダ』music video日韓W杯で列島の熱狂が覚めやらぬ頃。今や4つ目の星を掴んだマリ…

實藤友紀の移籍後即先発はあるか

あれは3月下旬。すでにコロナの影響でJリーグは、というか世の中のストップが始まっていたが、「緩みの三連休」などと言われたころだ。僕らはチアゴの怪我のことも知らされていなかったので、實藤友紀の完全移籍加入にやや首を傾げた。 時間取らせないので、…

Jリーグ再開時の注意点まとめ

なぜ現場の良さを消すのか プロ野球が始まった。球音が静寂の中で響く。たった一つのストライク、ボールに大きく反応するベンチの選手たち。これは高校野球の地区予選までの慣習なのかと思っていたのだが、初めて耳にするプロ選手の「ガヤ」はとても新鮮だ。…

旗と横断幕

日程くんのイタズラで最終節に横浜FC戦が組まれたのはトラブルと言ってよく、試合会場こそ発表されていないものの、アウェイ戦なので最悪はニッパツ三ツ沢の可能性もある。平時なら5万人の動員が見込まれるダービーマッチをわざわざキャパシティが1.5万人足…

それぞれが模索する愛のかたち、ジグソーパズル編

わけもないのに輝く。それだけが愛のしるし。草野マサムネは書いた。それは98年、フランスW杯の直前のことらしい。 我がマリノスは、その後の21シーズンを戦い、このほど4回目の優勝を飾った。相変わらず歌詞の引用が古いが、自粛期間中の最大ヒットは夜に駆…

光は見えてきた…! 韓国Kリーグの快挙

緊急事態宣言の対象地域があまねく全国に広げられたものの、「特定警戒都道府県」と「そうでない県」に分かれることとなった。 感染者数の多さからも妥当な区分けだと思う。それに照らすと、13の特定警戒都道府県に本拠地を置くJクラブは実に多い。 北海道コ…

あの文豪がJリーグ再開を待ちわびたら(その2)

センバツもねぇ、プロ野球もねぇ、欧州サッカーもねぇ、相撲も無観客。おら、そんなの嫌だ。一喜一憂どころか憂うつなニュースばかりが重なっていくけれど、嘆いていても仕方ないので、来るべきリーグ再開当日の様子を書いてみよう。 ちょっと前にヒットした…

あの文豪がJリーグ再開を待ちわびたら(その1)

巷では100日後に死ぬワニだか、100万回生きたワニだかがクライマックスを迎えようとしている。 JFAの田嶋会長が欧州だかで、もらいゲロいやコロナウィルスを伝染されたりすると、ああ、リーグ再開は遠くになりにけり、という感じもする。 センバツもねぇ、プ…

連鎖。ガンバが仕掛けた勇敢な罠【J1第1節●1-2G大阪】

連鎖。目に見えないウィルスは私たちからJリーグのある日常を奪った。たった8日前の開幕戦のときも雲行きは怪しかったものの、それから一気に開催延期が広がった。一番早かったのはJ、村井チェアマンの決断でそれに追随する形で無観客試合、延期、中止など各…

錨を上げろ【J1第1節・G大阪戦】

今年の最大トピックとしてはVARのスタート。すでに湘南対浦和では、エリア内でのハンドリングが取られてPKが与えられ(結果は湘南が失敗)、川崎対鳥栖ては主審が得点を認めたレアンドロダミアンのゴールがオフサイドのために取り消されるという2つの具体的…

ただただ、今年も目が離せない、それでいいじゃないか【XEROX 神戸戦●3-3(2-3)】

飯倉大樹が立ちはだかる。足元の正確さや飛び出しの判断は朴一圭かもしれないが、シュートストップは上手いよな。J随一かもしれない。前日に榎本哲也が現役引退を表明したばかり。「トリコロールの守護神」という系譜を受け継がれ、飯倉からパギへ。感慨深い…

スタジアムをめぐる損得「感情」

満員の大観衆、万雷の拍手。「すべてはマリノスのために」と想いを一つに、キャプテンが横浜の空にシャーレを掲げる姿は美しかった。表紙の写真は一部の選手たちが喜ぶ形にトリミングされているが、この周りには6万を優に超えるファン、サポーターの姿があっ…

ドゥシャンがいたから、今がある

リーグ戦の出場試合数は20だという。ルヴァン杯などを合わせても公式戦の出場数は、1年半で30を超える程度。彼が放った存在感からすると、とても少なく感じてしまう。 ドゥシャン・ツェティノビッチ、背番号2。熱きセルビア人センターバックは、マリノスに確…

「もう誰にも止められない」後半戦【J1第34節・FC東京戦○3-0】

試合前に買い過ぎた喜作のソーセージを頬張るハーフタイム。1時間並んだ末に買ったから止せばいいのに、友人と二人で4人前を頼んだ。2-0という状況に緊張が緩んだわけではなかったと思うが、ともかく冷えかけたソーセージは喉を通った。 試合終了まで、あと4…

強く速く強かで。優勝の行方を早々と決定づけた前半戦【J1第34節・FC東京戦○3-0】

冷たい雨が恨めしかった。正午ごろには止む見込みのあてが外れ、14時のキックオフ直前まで降っていた。最終決戦に文字通り水を差されたような気分だ、選手には最高のプレーができるコンディションを、見る側にも良い環境であってほしかった。この気まぐれな…

最高の最終戦にしよう【J1第34節・FC東京戦 展望】

仕事が手につかない生活も2週間目を迎えた。ここまで上の空ならば、一層の事ずっと代休を取ってしまえばよかった。そんなところに勇猛果敢である必要はない。今季の日程が発表された1月の段階で、第33節・川崎(等々力)、第34節・瓦斯(日産ス)というスケ…

★★★☆…まだリーグタイトルを取ったことのないマリサポへ

もうさ、雨後の筍かっつーくらい出てくる、出てくる。文筆系マリサポの「やれることやれ魂」なのかしら。 すると、いろんな角度から出てくる、出てくる。前節レビューからの瓦斯戦プレビューはもちろんのこと、初心者向けの応援歌講座、持ち物リスト、スタグ…

瓦斯に4点を献上して敗れる天文学的?確率をにらんで

マリノスの優勝条件を今一度整理しよう 12月7日、第34節は、首位である横浜F・マリノスと勝点差3で追う2位のFC東京(瓦斯)の直接対決。マリノスの勝ち、引分の場合だけでなく敗戦としても3点差以内ならば、マリノスの逃げ切り優勝となる。瓦斯が必要なのは4…

栄光の背番号4と有終の美を…!!

横浜に生まれ、マリノスとともに育ち、マリノスから日本代表にも選ばれ、惜しまれつつもマリノスの選手のまま現役を引退するという決断。 元日本代表DF・栗原勇蔵、36歳。ちょうど人生の半分、18年間をマリノスでプロサッカー選手として過ごした。J1通算316…

強い…! 川崎を寄せ付けず、15年ぶりのシャーレに王手【J1第33節・川崎戦○4-1】

乾いて凛とした等々力の空 大一番の試合開始時はホームチームの水色を想起させるように澄み渡っていた。かつてないほどに狭められたアウェイエリア。あの2013年の最終節よりもはるかに狭かった。それゆえに困難を極めたのは観戦チケットの入手であった。等々…

戦おうみんなで【J1第33節・川崎戦 展望】

絶対的に立ち上がりがポイント 思えば楽な試合なんて一つもなかった。 「the day」がずっと連敗中のところで止まっていたけれど更新され、いよいよ終盤の9試合負け無し、快進撃の時期に差し掛かる。それを見返しても、楽な試合なんてなかった。 岩政大樹氏が…

登頂の準備はいいか

日程もトリコロールもギフト(天から与えられたもの)である 一番綺麗な色ってなんだろう。一番光ってる色ってなんだろう。 それはトリコロール一色だと思う。白が欠けるとなんだか急に野暮ったくなる。少なくとも僕の場合は。水色が好きだというヤツのこと…

かつての代名詞、風格のウノゼロ。進撃の5連勝、首位ダッシュ©︎横浜駅広告【J1第32節・松本戦○1-0】

同じスコアであっても、美しいウノゼロと、見苦しいそれがある。この日のアルウィンは、前者であったと思う。 何が違うか。闘牛士が、牛をあしらうように一差しで仕留めるような流麗な戦い。「横綱相撲」と呼ばれるように対戦力士の体を受け止めて、がっぷり…

優勝っていう形のないもの【J1第32節・松本戦 展望】

ああ、ラスト3の週末がやってきた。無味乾燥な平日を過ごしているのは私の勝手だが、日産スタジアムですら完売を出させてしまうマリサポは大挙して松本へ向かい、もちろん現地でなくても大勢の人がそれぞれの場所から勝利を祈るだろう。その祈りは幾重にも重…

「勢いはマリノスにあり」は本当か

「上位3強による優勝争い」と言われてから久しい。23節で3連敗を喫した時は、川崎と広島にも抜かれて5位に転落したマリノス。この時、瓦斯との勝ち点差は9だからほぼ脱落しかけていた。そこから8試合で7勝1敗なのだから、当然マリノスが3強のうち最も勝点を…

数奇なストーリー。松本の2011、2015、そして今

長野県松本市は、2011年夏に松田直樹が眠りについた場所で、マリノスサポーターにとって所縁のある土地になった。松田の思い出をめぐるつもりはなく、松本の人々が彼にどんな思いを持っていても、そこに立ち入るつもりはない。当時、松本山雅はJFLに居た。マ…

探せ最適解:「誰を出して、誰を外す」

「贅沢な悩み」がついに現実のものとなった。エジガル・ジュニオの帰還である。 マリノス サポーターであっても、あの時、「詰み」を予感したはずだ。あの時、とは7月20日。第20節の神戸戦だった。ノエビアスタジアムの生い茂った草むらのようなピッチに足を…