今年もマリノスにシャーレを 2023

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

Jリーグ

【ジャッジ】荒木主審がパトリックを退場とした件

久しぶりの更新となってしまった。気づけば2022年シーズンの開幕。早速ジャッジリプレイの注目回となったので感想、考察をしてみよう。一番の注目はG大阪対鹿島で起こったパトリック選手の一発退場。主審の荒木友輔は「トップレフェリーの1人」から看板審判…

お前ら、レオ・セアラにおびえるのはまだ早いぜ

おれたちの背番号9、レオ・セアラが明治安田生命J1リーグ月間MVPを受賞しました。 6ゴール3アシスト、日本語で言うとチートである(なお日本語)圧倒的ではないか、我が軍はッ……!という絶好調のチームを象徴する受賞。月間で6ゴール3アシストという数字がも…

宮市亮の警告を検証する ~審判のコミュニケーションで気になったこと~

Jエリートリーグの清水戦、YouTubeで配信されたのはありがたかったですね。主催した清水側の英断に拍手です。 リアルタイムでも、アーカイブでも見られるというのは格別です。 www.youtube.com 試合結果は1-1。リーグ戦の試合間隔が空いているため、主力メ…

転売ヤーをやっつける新技術 "NFT" の可能性

今日のお話は、新技術NFTの話です。トークンとか、暗号資産とか、聞いた瞬間に理解を諦めてしまったことがある人、ぜひこの記事を読んでください。 「NFTがマリノスをもっと強くする」「社会問題化している転売ヤーを撲滅するかも」って聞いたら読みたくなる…

「DAZNに放映権を譲れ」のおかしさ

5月にもやりましたよね、スカパー…。 5月、まだマリノスがルヴァン杯に元気よく参加していたころの話です。 大型連休中、絶賛自粛中、アウェイサポーター入場禁止ということもあってスカパーでルヴァン杯を見ようという人が殺到しました。さらにサポーター数…

ウェルカム、トップパートナー!「DRAFT」ってどんな会社

7月1日から練習着に、7月3日のアウェイ柏レイソル戦から鎖骨スポンサーに決まったのが「DRAFT Inc.」さん。 新たにマリノスファミリーに加わってくれてありがとうの言葉しかない。 シーズン途中なのでファンはすでにユニフォームを購入した後だが、これから…

新たなセカンドキャリアを示したい。銀座での小椋祥平の奮戦を取材した

5月最終日。午後休を取って銀座にあるサロンに向かった。 マリサポ界隈でも噂になっている「リラクゼーション」を体験するためだ。サロン、エステなどと聞くと女性のもののようで、中年男性としては気後れしてしまうと思うが、ここは今後マリノスサポーター…

新しい船出は簡単じゃない【YLC PO第2戦●1-3札幌戦】

言い訳ではないが、たまには愚痴らせてほしい。 オナイウ阿道と前田大然のストライカー2名は揃って代表に招集中だ。レオ・セアラは週中の天皇杯で消耗したのかコンディションの問題で先発できない。 戦力が下がらないわけはない。 その天皇杯ではJFLのHonda…

ボスとの別れ 航海は続く

optaによると、アンジェ・ポステコグルー監督(ボス)が指揮したJ1リーグ戦は118試合。これはクラブ史上最多の数字だという。2018年にボスの父君が亡くなった際に一時帰国で1試合欠場したことがあったがそれは含んでカウントしているようだ。 戦績は58勝18分…

柳想鐵(ユサンチョル)さん、安らかに

早すぎる旅立ち。 2003〜2004年の連覇に大きく貢献した柳想鐵選手がすい臓がんの闘病の末に、ソウル市内の病院で亡くなった。49歳。 ステージⅣとの報道は出ていたが昨年の開幕戦、横浜FM対G大阪にあわせて日産スタジアムを訪れていた。 これが結果的に最後の…

今年50台、来年は100台。伝説を作るには ~キッチンカー革命・後編~

キッチンカー革命の道を突き進むCDA。横浜F・マリノスの新たな名物。 「列に入れよ我らの味方に! 食え!それが自由への道」という替え歌を歌えば、美味しいスタグルはゼロカロリーになるとか、ならないとか。 個人ブログとしては異例の反響をいただいたCDA…

記録づくめの第一関門突破【YLC ○5-1清水戦】

すでにこの試合を前にグループリーグ突破を決めているマリノスは、5節首位を守り通してきた。 ただし、清水に黒星を喫した場合には順位がひっくり返ってしまう。次のプレーオフステージに進むにあたっては、他のグループの2位チームと当たるのか、首位通過チ…

この試合の収穫【J1第14節●鹿島戦3-5】

あまりにもキレイなパスワークで鹿島の強力な守備プレスを無効化し、エウベルのクロスがマイナス方向に来ても強い意志でオナイウ阿道のヘディングでねじ込んだものだから、ついここがカシマスタジアムであることを忘れてしまいそうだった。 1-0で終わっても…

超えなければならない壁

5/15というJリーグが第一歩を踏み出した記念日に縁深いカードが組まれた。日程くんはたまに空気を読んでくる。悪い言い方をすれば操作されている。 この鹿島との対戦は、ザ・クラシックと銘打ってしばらく経つ。 今年で29年目を迎える一戦の存在そのものはす…

天野純が流れを変え、確かにチームを勝たせた【J1第13節○神戸2-0】

公式記録は26.8度だけれど、日差しはもっと強くて、ゲーム展開もとても熱いものになった。 今節も上限5千人に対して、4,977人。勤勉なマリサポの出席率は高い。ルール下での超満員である。GW中の首位決戦2連戦が終わり、独走を続ける川崎に追いすがるのは、…

スカパーオンデマンドの件

【追記…5/6 19:44 にスカパーから一律返金のリリースが出ました。スカパーが規約を超えて返金に踏み切ったということです。原稿を書いたのはこの発表以前だったことをご承知おきください】 5月5日、こどもの日。2年前のゴールデンウイークでは、仲川輝人が「…

深夜放送だと…? リアルタイムの視聴方法

深夜で言えば、日本時間の1日深夜に実施されるはずだったイングランドプレミアリーグのマンU対リバプールが延期となった。理由はスーパーリーグ構想を主導したマンUのオーナー一家に抗議しようと一部のファンが蜂起したため。この行動は完全にフーリガン、機…

もったいなき…

そりゃあ応援したいさ。 でもなんでこのタイミングなのだろうか。 試されてるな。そして下を向かないよな。 名古屋グランパス、大げさではなく、彼ら自身と今季のJ1の希望がかかっている。 ACLの延期による日程の組み替えで生まれた、名古屋ー川崎、川崎ー名…

これだからルヴァン杯はたまらない

ルヴァン杯GL第4節はアウェイ仙台戦。ここまで3試合を終えて2勝1分の勝点7で首位を行く横浜F・マリノスは、この試合に勝ったうえで他会場の結果次第で2試合を残しての勝ち抜けが決まる。 仙台と対戦するのは今年早くも3回めで、ユアテックスタジアムは2回め…

三ッ沢でもたたきのめす【J1第11節○5-0横浜FC戦】

晴天。あまりのも好天。4月大型連休直前の14時キックオフ。 興行的には最強、最高の時期に来ている。 私の家族と、息子の友人をご新規で何名も誘っていたのだけれども、「所属するサッカーチームの練習試合が入らなければ」という条件が付くために、チケッ…

開幕戦当日。どうしても勝ちたいから

開幕戦。たかが1試合、されど1試合。34分の1、いや今年は訳あって38分の1といつもより比重が軽い。 なのに、とても重たい。相手が川崎フロンターレだからだろうか。2020年J1王者にして、Jリーグ史上最強との呼び声すらある。2019年にリーグを席巻して王座に…

歴代外国籍選手 列伝Ⅲ(2015~2016年)

カイケに投じたお金は決して小さくない。彼が横浜にいたのは1年だけなのに、在籍していたのは3年という、このパラドックス。このクラブ史に残る失敗から学んだことも計り知れない。事実としてカイケ以降、マリノスは失敗していない。瞬間風速的な実力だけで…

歴代外国籍選手 列伝Ⅱ(次に2016~2018年編)

外国籍選手の数だけ、物語がある。歴代外国籍選手 列伝の第一弾を読むにはこちら↓ www.f-schale.com第一弾で取り上げた直近3年の加入選手は極端にブラジルに偏っているが、アイザック・ドル氏が強化部長を務めていたころ=CFG初期は実に多国籍だった。これ以…

歴代外国籍選手 列伝(とりま2019~2021年編)

キャンプで初の対外試合が行われたけれど、試合の映像を見ることはできない。来週のキクマリで放送されるとしてもTVKの映らない我が家ではまったく関係がない。 そんなマリノスの試合映像に飢えていることもあって、真昼間にYouTubeで生配信されたテレビゲー…

ユニフォーム2万2千着販売のインパクト。ウィズコロナの物販収入

「2021年度 新体制発表会」で、横浜マリノス株式会社の黒澤良二社長のプレゼン資料に、いつもと違う1枚のシートが入っていた。 ユニフォームの売上枚数の推移である。プレゼンの様子はYouTubeに公開されているので、キャプチャしてみた。 新体制発表会で黒…

リスペクト〜大切に思…ってますか?

グラスルーツの三級審判員として、これまでも定期的に審判の記事を書いてきた。今年はその頻度を高めて、審判に関する理解とリスペクトを高めていくことにほんの少しでも貢献できたらいいと思っている。 今年、私、本格的に審判デビューするかも… 私はこれま…

小林祐三があのとき残してくれたもの

J1鳥栖の小林祐三がプロ選手としてのキャリアに終止符を打つ決断をした。35歳、J1通算364試合出場。鳥栖の黒い髪の彼のプレーを見たのは決して多くはない。新主将になった今年、リーグ戦は4試合の出場にとどまった。だからといって、プロ引退は驚かされた。…

松原健のスライディングに関する考察

三協フロンテア柏で行われた柏レイソル対横浜F・マリノスの両チームが球際で激しくしのぎを削り、スピーディでハイテンポな好ゲームとなった。マリノスは3-1で、勝利し今季初の4連勝を挙げた。しかしながら前半34分、マリノスのペナルティエリア(PA)内で起…

全員が一丸となって【J1第10節●大分戦0-1】

キックオフ直後から、見せつける前田大然の速さ。マルコス・ジュニオールと見分けがつきづらいという難点はあるものの左サイドからチャンスを作る。 あれ、右サイドのウィングのエリキと、中央で先発したオナイウ阿道との距離がやけに近い。センターフォワー…

あの1on1に松原健は勝利していた【J1第9節△柏戦1-1】

もしも本当にオルンガが怖いのならば。マリノスは、いや指揮を執るアンジェ・ポステコグルーは、守備に割くリソースを増やす、つまりサイドバック達にも守備での貢献を求めればよかった。今でもそう思う。 だがボスは言った。相手は関係ない。自分たちのサッ…