今年もマリノスにシャーレを 2023

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

展望

ケヴィン・マスカットとは何者か(新監督就任の噂)

アンジェ・ポステコグルー監督の退任が正式発表されてから2週間、報道が出てからはすでに1か月が経とうとしている中で、ついに後任監督の名前が挙がった。オーストラリアのWebメディア「The Asian Games」は、オーストラリア人のケヴィン・マスカットが横浜F…

超速の男、宮市亮のプレースタイルとマリノスでの活躍をうらなう

すばらしい補強のニュースが入ってきた。 世界が認めたスピードスター、宮市亮が夏の移籍ウインドーで横浜に来る。www.chunichi.co.jp 宮市が名古屋出身だからか、ドラゴンズに強い中日スポーツの特ダネというのが面白い。渡欧10年、28歳になる。ステレオタ…

超えなければならない壁

5/15というJリーグが第一歩を踏み出した記念日に縁深いカードが組まれた。日程くんはたまに空気を読んでくる。悪い言い方をすれば操作されている。 この鹿島との対戦は、ザ・クラシックと銘打ってしばらく経つ。 今年で29年目を迎える一戦の存在そのものはす…

開幕戦当日。どうしても勝ちたいから

開幕戦。たかが1試合、されど1試合。34分の1、いや今年は訳あって38分の1といつもより比重が軽い。 なのに、とても重たい。相手が川崎フロンターレだからだろうか。2020年J1王者にして、Jリーグ史上最強との呼び声すらある。2019年にリーグを席巻して王座に…

興国高校「カルテット」の特長まとめ! 期待が止まらない理由

GKコーチ松永成立のもとに、アシスタントGKコーチとしてかつての愛弟子である榎本哲也が加わった。 今年のGKは、5人体制なので非常に多い(レンタル中の3名も合わせると所属GKは8人)。 年齢順に書くと、中林洋次(34)、梶川裕嗣(29)、高丘陽平(24)、オビ パ…

ユニフォーム2万2千着販売のインパクト。ウィズコロナの物販収入

「2021年度 新体制発表会」で、横浜マリノス株式会社の黒澤良二社長のプレゼン資料に、いつもと違う1枚のシートが入っていた。 ユニフォームの売上枚数の推移である。プレゼンの様子はYouTubeに公開されているので、キャプチャしてみた。 新体制発表会で黒…

あの日と同じ飢えで戦えるか【J1第4節・FC東京戦展望】

日産スタジアムに観客が戻ってくる。上限5,000名の超厳戒モードだが、また一歩、関係者のたゆまぬ努力によってステージが進もうとしている。前夜、等々力の川崎対柏を映像で見た。拍手。ただひたすら拍手の音だけがスタンドからピッチに降り注いでいた。川崎…

ショートパスを繋ぐ湘南の“出鼻” 【J1第3節・湘南戦展望】

埼スタの灯りも良かったけど、やはりホーム。ニッパツでのホームゲームは、去年10月の札幌戦以来か。王者になってからは初となる。 スタンドには三色のフラッグがはためくことだろう。どんな光景になるだろう。選手の背中を俺たちの代わりに押してくれるだろ…

60分と30分【J1第2節・浦和戦展望】

忘れないように。色褪せないように。形に残るものがすべてじゃないから。 この言葉を、今日の記憶をとどめておきたい。 さあ、途切れたJ1が戻ってくる。僕らはきっとサッカーをものすごい勢いで消費し始めるだろう。何しろいつもの半分の期間で残り33試合の…

錨を上げろ【J1第1節・G大阪戦】

今年の最大トピックとしてはVARのスタート。すでに湘南対浦和では、エリア内でのハンドリングが取られてPKが与えられ(結果は湘南が失敗)、川崎対鳥栖ては主審が得点を認めたレアンドロダミアンのゴールがオフサイドのために取り消されるという2つの具体的…

王者の余韻、連覇への胎動

栄光は記憶の彼方へ わずか1ヶ月。DAZNの再配信期間の短さは、残念極まりない。年末には、伝説の等々力での圧勝劇が配信メニューから消え、今週は感動のフィナーレの最終節が消えた。すなわちもう栗原勇蔵の引退セレモニーもDAZNでは観られないのだ。 もう少…

最高の最終戦にしよう【J1第34節・FC東京戦 展望】

仕事が手につかない生活も2週間目を迎えた。ここまで上の空ならば、一層の事ずっと代休を取ってしまえばよかった。そんなところに勇猛果敢である必要はない。今季の日程が発表された1月の段階で、第33節・川崎(等々力)、第34節・瓦斯(日産ス)というスケ…

瓦斯に4点を献上して敗れる天文学的?確率をにらんで

マリノスの優勝条件を今一度整理しよう 12月7日、第34節は、首位である横浜F・マリノスと勝点差3で追う2位のFC東京(瓦斯)の直接対決。マリノスの勝ち、引分の場合だけでなく敗戦としても3点差以内ならば、マリノスの逃げ切り優勝となる。瓦斯が必要なのは4…

戦おうみんなで【J1第33節・川崎戦 展望】

絶対的に立ち上がりがポイント 思えば楽な試合なんて一つもなかった。 「the day」がずっと連敗中のところで止まっていたけれど更新され、いよいよ終盤の9試合負け無し、快進撃の時期に差し掛かる。それを見返しても、楽な試合なんてなかった。 岩政大樹氏が…

登頂の準備はいいか

日程もトリコロールもギフト(天から与えられたもの)である 一番綺麗な色ってなんだろう。一番光ってる色ってなんだろう。 それはトリコロール一色だと思う。白が欠けるとなんだか急に野暮ったくなる。少なくとも僕の場合は。水色が好きだというヤツのこと…

優勝っていう形のないもの【J1第32節・松本戦 展望】

ああ、ラスト3の週末がやってきた。無味乾燥な平日を過ごしているのは私の勝手だが、日産スタジアムですら完売を出させてしまうマリサポは大挙して松本へ向かい、もちろん現地でなくても大勢の人がそれぞれの場所から勝利を祈るだろう。その祈りは幾重にも重…

ただ想いを走らせた 単純明快なラブソングが、いい

朴一圭が喜んでくれた話がとてもいい。 J1第30節の鳥栖戦で、パギのための新応援歌(チャント)がお披露目された。もちろん駅前不動産スタジアムで直接耳にするまでは知る由もない本人の述懐では、ようやく少し認めてもらえたのかな。やっとチームの一員にな…

残り5試合、15ポイントを巡る攻防

ジャスト2ヶ月前、残り10試合だった時に、こんな記事を書かせてもらった。 www.f-schale.com残り10試合時の順位は3位だった。今も3位。このポジションは変わっていない。J1は24節が終わった。 ①FC東京(以下、瓦斯)49 ②鹿島45 ③横浜FM42 ④川崎41 ⑤広島40 と…

変わらずにいるためには変わり続けなければならない【J1第28節・磐田戦◯2-0】

ルキアンはただ者ではない。川又と山田が週中に負傷離脱する不運に見舞われた、後のない最下位磐田だが優れた個の外国人を獲るのは上手い。とは言っても、チアゴ・マルチンスの方が上手だったというメシウマには変わりはないのだが。 ルキアンはボールを収め…

松原健に、三ツ沢のご加護を!

諦めずに、腐らずに努力し続けることは難しい。人は競争の中で生きているし、評価の中で生きている。孤独に黙々と、継続することは、己との戦いであり、それに気づかないうちに敗れる人のなんと多いことか。それをある人は「モチベーション」と呼ぶ。こんな…

広島戦、6ポイントどころかデスマッチだぜ【J1第26節・広島戦 展望】

今年の広島がここまで強いとは意外だった。JFKと言えば失速、ガッツポーズの角度も徐々に浅くなり、秋の声が聞こえる頃には顔面蒼白の記者会見というのが風物詩にもなっていた。それが11試合負けなしで、4位。かたやマリノスは3位。生き残りをかけた6ポイン…

億千万の胸騒ぎ! チアゴ・マルチンス狂想曲

最初の交渉は多分こんな↑感じだった。 ブラジルの超名門・パルメイラスで定位置を確保できなかった、ただし身体能力の高さは折り紙つきのCB。今となれば可笑しくてチンケなプライドだが、伝統あるマリノスのCBを2枚共、ドゥシャンとともに外国籍選手に頼るの…

4か?22か? 畠中の背番号で一喜一憂できる贅沢

今夜(9/5・木)はキリンチャレンジ杯、パラグアイ戦である。日本代表は、この親善試合を経て、ミャンマーとのアウェイ戦を控えている。言わば真剣勝負の直前の、真剣な親善試合と言っていい。2試合「チャレンジ」が続くだけのキリンカップとはやや趣きが異…

進め方は嫌いになっても、ラグビーW杯そのものは嫌いになりたくない

三ツ沢、4連戦。ルヴァン杯は敗退してしまったけれど、残っていたらもっともっとニッパツのお世話になっていたことだろう。 3位と奮戦続く中での終盤戦。成績が好調ならば観客動員は伸びるのが一般的だし、何しろニッパツと日産スではキャパが違いすぎる。た…

残り10試合、何ポイント取るか

浦和が上海で、鹿島が広州恒大を相手に引き分けた。ともにホームでの第2選を残していて、揃って勝ち上がれば日本勢の準決勝直接対決だ。ACLも佳境、マリノスも6年ぶりにこの舞台に立ちたいものだ。当然、リーグチャンピオンとして、あわよくば新国立のこけら…

電撃加入でも「大津祐樹を止めないで」

ああ、髪は長かったけど、要するに純で、サッカーが好きで、良い奴なのだ。 8年前の夏、つまり松田直樹の訃報と同じタイミングに、大津祐樹は押しも押されもせぬ有望アタッカーとして海を渡る決断をしました。90年3月生まれの大津は当時21歳、ロンドン五輪予…

まだ定まらない「完成形」

清水戦の日、日産スタジアムで配られたAED啓発のチラシに、彼の姿がありました。 横断幕も松田直樹、選手入場時の「民衆の歌」イントロ映像も松田直樹スペシャル版でした。もう8年、記憶は少しずつ褪せていきます。 世界中に定められたどんな記念日なんかよ…

2点差勝利なら首位【J1第17節・FC東京戦前】

まだ激闘が続くコパアメリカで、一足早く帰国の途に就いたとはいえ、戦前予想よりは善戦した日本代表。その中で株を上げた選手を2名あげるなら、ウルグアイ戦2得点の三好康児と、もはや中心のようだった久保建英ではないでしょうか。タケフサはマドリードに…

最堅の5バック粉砕せよ【J1第10節・広島戦 展望】

堅い。堅い。面白いかどうかを置いておこうとしたいのですが、堅いチームが上にいるという大正義。 9節といえば、もう年間の4分の1は終わった計算。 ほんの2年前まで、マリノスの失点数の目安といえば、34、すなわち年間の試合数よりも多いか、少ないかとい…

ピノじゃないぜおっとっと。キダじゃないぜワダだぜ【YBC第3節・長崎戦 展望】

わだわだー、わだわだー。違うんだぜ。たった1文字違いだが、アンカー喜田拓也とはポジションも違えば、育ってきた環境が違うので、セロリが好きだったりする。いや、知らない。違うけれど、やり切るし、ハマの舵は取るかもしれない。和田拓也が今宵、マリノ…