今年もマリノスにシャーレを 2020

シャーレを掲げることは難しく、守ることはさらに難しい。連覇に挑む2020年、アウトサイダーではなく本命として、今年もシャーレを掲げよう。座右の銘はシャーレです。

あの日と同じ飢えで戦えるか【J1第4節・FC東京戦展望】

日産スタジアムに観客が戻ってくる。上限5,000名の超厳戒モードだが、また一歩、関係者のたゆまぬ努力によってステージが進もうとしている。前夜、等々力の川崎対柏を映像で見た。拍手。ただひたすら拍手の音だけがスタンドからピッチに降り注いでいた。川崎がシュートを放った時はもちろんボールを奪った時、川崎ボールでアウトオププレーになった時、たとえ柏ボールになっても自軍の選手が相手の攻撃を遅らせた時。声出し、歌、タオル振り、手拍子によるリズムといった、通常のあらゆる応援手段が禁止された中で、残された拍手というツール。

拍手は奥が深い。強さ、リズム、叩く回数でその意味が変わってくるのだ。家長の得点時には5千人なのに「万雷」の拍手が鳴り響いた。この拍手は、今宵の日産スタジアムでも、マリノスの選手にとって大きな励ましとなり、相手選手には厄介な存在になることだろう。

リモートマッチ、有観客だが制限付きの試合、それぞれに特徴がある。この状況下ならではの発見と言えるだろう。

至高の瞬間から7ヶ月

12月7日、昨年のリーグ最終節。同じ日産スタジアムで、マリノスはFC東京を退けて、15年ぶりのリーグ優勝を決めた。マリノスにとっては至高の瞬間だった。それはすなわち2位という最終結果となった相手側からすれば逆の意味で忘れられないものである。あの日以来の日産スタジアムとなる東京側のモチベーションは高いに違いない。
そこに東京側の事情が重なる。前節の川崎戦で0-4という予想外の大敗を喫してしまう。さらには主力選手である橋本拳人の移籍が発表されている。リスタートというよりは、モチベーション高く。マリノスを踏み台にしてやりたい、そう思ってくるのではないだろうか。

FC東京のフォーメーションは?

開幕前に遡ると、アダイウトンとレアンドロの獲得が大きな話題になり、Dオリヴェイラと合わせて3枚を最前線で並べて使うというのが2020年の東京のベースとなるものだと刷り込まれていた。実際、開幕ではアダイウトンではなく田川だったが、レアンドロ、Dオリヴェイラ、田川が最前線に陣取る「4-3-3」が使われていた。

2節・柏戦では4-4-2。
    アダ  オリ
レア  安部  高萩  東  というスタートだった。

3節・川崎戦ではこれが4-2-3-1だった。
      オリ
  レア  安部  東
    高萩  シルバ    システムそのものが悪かったかどうかはともかく、川崎戦で見られたのは攻守の切り替えの遅さだった。特にレアンドロのちょっとした寄せの遅さ、目の前にいたのが家長だったということもあり、その「ちょっと」が呆気ない失点を産んでいた。レアンドロの存在は諸刃なのかも知れない。長谷川監督、東ともに1点、2点と失った段階で冷静さを失ってしまったと振り返っている。「入りは悪くなかった」とも。確かに裏を取る動き、縦に速い攻撃は(少なくとも失点まで)意識されていた。

東京は絶対に先制点を取られたくない(マリノスはもちろん先制したい)。前節の記憶を払拭する意味でも、元は固い守備がベースのチームだ。相当に後ろ足に重心をかけてくるつもりではないだろうか。どっちみちローテーションは必要なのだから、リスク管理を考えるならばレアンドロを控えに回して、紺野の先発起用ではないだろうか。高萩のところに橋本拳人(前節もベンチ入りしているので移籍=ベンチ外ということはなさそう)もセットで使うと、まずは安定しそう。川崎戦の後半、橋本が入ってから安定した事実は見逃せない。

ということで、Dオリヴェイラ、紺野、安部、東の先発。右DFは室屋成が先発復帰を予想。ということでどうだろうか。

喜田拓也のところは和田拓也?天野純?

湘南戦は逆転勝利したとはいえ、後半開始早々の屈辱的先制点を見るにつけても、本来は絶対に先制点取りたいマリノス。
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劣勢でも、キャプテンの声がけをベースに団結を高めて… という舩木さんのルポ、良かった。
で、その喜田も、さすがに全試合出すわけにはいかないとアンジェ・ポステコグルー監督が湘南戦後に言っている。額面通りに受け取るなら、ここは天野純をスタートで起用するか。ただし、そうなると天野、扇原貴宏とのセットは本当にいいのか。共に左利きで、役割もかぶりそう。シンプルにやるなら、和田拓也。あの最終節以来のスタメンとなるが、十分にやれることは実証済みである。しれっと、喜田先発で遅くても60分で交代というやり繰りもあるけれどもね。

攻撃陣のチョイスもいろいろありそうだけれど、ほぼ確実なのは前節ベンチ外だった遠藤渓太の左ウィングでの先発復帰だろう。元気一杯で通算100試合出場へ。「マリノスだけで100試合出場できるとは予想していなかった(遠藤)」というが、去年の最終ゴールで私たちを歓喜させたあの輝き、まだ今年は見せていない。カットインのタイミング、DFラインとの駆け引き、相当に渓太も対策されている。同じ左のティーラトンも1試合間を開けて先発復帰するだろう。左のコンビネーションで攻略したい。

高さとロングボールと、それより大事な飢餓感

大敗してしまった後の瓦斯、相当に強い勢いで入ってくるだろう。瓦斯さんになにしてくれてんねん川崎という考え方もある。
肉弾戦で来られると、昨夏の味スタ、その前年の味スタの悪夢の記憶がかすめる。
それでも辛抱強く跳ね返すしかないだろう。瓦斯の堅い守備と強い攻撃に根負けしてはいけない。あの最終節前のような「俺たちはまだなにも成し遂げていない、優勝をこの手で決めるんだあ」という強い飢餓感をこの日も持って戦いたい。

先制点を奪って焦らすんだ。不安定だった攻守切り替えで勝負だ。
・リスタートは早く
・左右圧縮の守備ブロックは大きくずらしながら
・サイドチェンジばんばん?
・球際で勝つぞ

5千人の日産スタジアム、観客数はまだまだ少なくても、ゼロとは違う。独特の雰囲気の中で、ホームらしく勝ちたい。

もう少し私は現地観戦は我慢。
熱くDAZNで応援します。