マリノスにシャーレを 2021

横浜F・マリノスの話題を中心に、いちサポーター目線で愛を語ります。いちお3級審判、不定期で審判やルールネタも。サッカー少年2人の父。

超速の男、宮市亮のプレースタイルとマリノスでの活躍をうらなう

すばらしい補強のニュースが入ってきた。
世界が認めたスピードスター、宮市亮が夏の移籍ウインドーで横浜に来る。

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宮市が名古屋出身だからか、ドラゴンズに強い中日スポーツの特ダネというのが面白い。

渡欧10年、28歳になる。ステレオタイプな表現だが怪我に泣かされたのは事実である。イングランド、オランダ、ドイツでプレーし、輝きは見せた。彼のポテンシャルを多くの関係者が高く評価している。

健康にプレーできた期間が短かったのだがでも28歳、松原健と同い年だ。老け込むには早く、彼のプレーがマリノスにはまる可能性は高いとみている。

あだ名はリオ。さてさて、亮で呼ぶと高野遼と重なるし、リオは、レオ・セアラとまぎらわしい。どうしようか笑。

宮市亮の来歴

92年愛知県生まれの宮市は、中京大中京高校出身。Jリーグ下部組織に在籍していたことはなく、高体連の星ということになる。

柴崎や宇佐美などプラチナ世代のホープとして若年代のW杯にも出場。高校サッカー選手権では爆発的なスピードで注目され、名を馳せた。

そのスピードに惚れ込んだのがイングランドの名門アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督だった。夏に練習参加した際に、奇しくも名古屋での監督経験がある指揮官に見染められ、高校卒業を待たずに海を渡ったのだ。アーセナルとの契約は5年契約だったことが明らかにされている。

しかし取得条件の厳しい英国の労働ビザが得られずに、オランダ・フェイエノールトへの期限付き移籍を選ぶ。

オランダで18歳にしてゴールを挙げるなど結果を残して英国に復帰するも、その後は肩、足首の靭帯を痛めるなどして、シーズンを通した活躍はできずにいた。結局アーセナルでのリーグ戦出場は5年間で1試合にとどまり、再びオランダのトウェンテにレンタル移籍した2015年にアーセナルとの契約が切れている。

その後、ドイツで現所属のザンクトパウリに加入する。ここでは、宮市はポジションを確保し、活躍を見せた。何度も大怪我に泣いたのは確かだが、コロナ直前まで中心選手として活躍していたのである。

中京大中京→即海外と言えば…

中京大中京、ベンゲルが才能を高く評価、渡欧と言えば先輩がいる。

和製アンリ、伊藤翔である。

伊藤は宮市の4学年上なので高校生活は重なっていない。だが清水エスパルスを経由して、マリノスに加入した翔さんのように宮市も横浜に活躍の場を求めてくるのだろうか。

ご存知の通り、和製アンリはフランスのグルノーブルで4年を過ごしたが、出場機会はほぼ得られたなかった。

さらに言えば清水でも年に一度、大活躍をするかどうかという存在だった。

ブレークしたのはまちがいなくマリノス移籍後だろう。俺たちの翔さんとなり、18年はリーグ戦8点のほか、ルヴァン杯でも8得点をあげてトップスコアラーとなったのは記憶に新しい。

俺たちの翔さんが、賞賛されたように、
俺たちの亮さんも、ゴールを量産する未来が見える。

もっと言えば、リハビリに費やした期間が長いながらも、欧州で10シーズンを過ごした日本人選手は稀有である。この実績は、伊藤を大きく上回っていることは触れておきたい。

スピードに乗ったドリブルで勝負

持ち味はドリブルである。

動画7分5秒のドリブル突破を見てほしい。ボルトン在籍時、格上の堅守チェルシーを相手に見せた突破は、私の知る限り宮市のベストプレーの一つだ。

爆発力は前田大然級。カットインの切れ味は仲川輝人級。
それが宮市の本領であり、魅力である。

まったく意外に知られていないのは183cmというサイズの大きさである。回転の速さで勝負する仲川と異なり、宮市のストライドは大きい。

強いて言えばクリスティアーノ・ロナウドと近いかもしれない。

またスピードばかりが注目されるがドイツではサイドバック、ウィングバックも経験している。大柄な自身をさらに体格で上回る相手にも物怖じせずに身体をぶつける守備を見せてくれるのも、マリノスのサポーターには大いに歓迎されるのではないだろうか。

ポジション争いは、チームへの影響は?

両ウィングが主戦場になるだろう。特に左サイド、エウベルや前田大然がライバルになる。プレースタイルとしては、マリノスのウィングは宮市の魅力を最大限に引き出すことだろう。

マリノスの他に彼がふさわしいチームは、そうはないと確信している。


怪我の話がやたらと目につくが、もうそれは何年も前の話だ。そんなことより、彼の人柄が最高だそうである。

ザンクトパウリが常に宮市を人間として高く評価していたことが分かる。

英国やドイツで10年もがいてきたその経験値は、チームに最高のシナジーをもたらすのではないだろうか。そしてプレー面もお世辞抜きで代表クラスだ。

5月、ザンクトパウリに別れを告げるブログを更新していた。

St.Pauliファンの皆様。

ザンクトパウリの選手として素晴らしい6年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

信じられないほど素晴らしい時間で、一生心に残るものでした。この素晴らしいクラブでプレーし、そして何よりも素晴らしいファンに支えていただいたことを光栄に思います。

残念ながら、皆さんの前でお別れをすることはできませんでした。最も困難な時でさえ、あなたたちは、いつも私の背中を押してくれました。

私は心から感謝しています。どうもありがとうございました。ハンブルグがこれからも大好きです。


世界的超速ウィンガー宮市亮が日本にやってくる。横浜に。

マジで怪我の話題はもういい。
そのスピードに酔いしれよう。トリコロールが似合うに決まっている。

リオ?リョウ?亮さん?
どうする??