Jリーグ
前夜に瓦斯が一足早く勝利を収めていたため、勝ち点差は暫定で10。なおさら勝たなければならなかった。いや、瓦斯の勝敗は関係ないかもしれない。追走するマリノスは負けたらそこで終わりなのだ。 不吉な想像と、緊張感があったのは私だけだろうか。 満員札…
浦和が上海で、鹿島が広州恒大を相手に引き分けた。ともにホームでの第2選を残していて、揃って勝ち上がれば日本勢の準決勝直接対決だ。ACLも佳境、マリノスも6年ぶりにこの舞台に立ちたいものだ。当然、リーグチャンピオンとして、あわよくば新国立のこけら…
今季最多の5得点。飯田淳平主審が開始59秒でPKを与えてくれたことがまず1つの節目となった。マリノスの背番号23、仲川輝人が抜け出したところに、ターンして前を向いたマルコス・ジュニオールから綺麗なスルーパスが出る。最速でエリア内で侵入したテルの後…
GK朴一圭が天皇杯で勇猛果敢に負傷してしまったのは8月14日。そこから全治6週間…ぐぬぬと思ったら、来月上旬には復帰が見込めるというニュースはマリノスサポーターを歓喜させた。 彼が正守護神であることに加え、夏のマーケットで未完の大器・原田岳を相模…
小倉勉GMは大手牛丼屋チェーンのようである。すなわち早くて安くて美味い。オグベンの愛称で呼ばれるが、オグギュウと呼びたいほどである。どんなポジション、サイズにも素早く対応。対義語は当然SJである。今季は好調な成績とは裏腹にケガ人が多く、マリノ…
改めてエジガル・ジュニオの負傷離脱、扇原貴宏の出場停止、加えて正守護神・朴一圭の怪我までもが重なる。指揮官が恨み節を唱えるほどのホームグラウンドの芝生。多くの観客もスタジアムに入って絶句したことだろう。日産スタジアムのコンコースからゲート…
ああ、髪は長かったけど、要するに純で、サッカーが好きで、良い奴なのだ。 8年前の夏、つまり松田直樹の訃報と同じタイミングに、大津祐樹は押しも押されもせぬ有望アタッカーとして海を渡る決断をしました。90年3月生まれの大津は当時21歳、ロンドン五輪予…
清水戦の日、日産スタジアムで配られたAED啓発のチラシに、彼の姿がありました。 横断幕も松田直樹、選手入場時の「民衆の歌」イントロ映像も松田直樹スペシャル版でした。もう8年、記憶は少しずつ褪せていきます。 世界中に定められたどんな記念日なんかよ…
なぜ、こうもうまく行かなかったのか。 「エジガル・ジュニオの離脱」というトピックの影響度を大きくしてしまうのは、どこまで行っても自分たちです。 特定の個人にあまりにも依存していては、チームは成り立ちません。今回のように、キーパーソンが離脱し…
まずはじめに、素晴らしくスペクタクルなエンタテインメントを見せてくれた両チームに感謝を。とりわけ来週末にはリバプール戦、再来週にはリーグ開幕戦を控える中で来日してくれ、さらに考えうるベストメンバーで戦ってくれたマンチェスターシティFCには感…
まだ激闘が続くコパアメリカで、一足早く帰国の途に就いたとはいえ、戦前予想よりは善戦した日本代表。その中で株を上げた選手を2名あげるなら、ウルグアイ戦2得点の三好康児と、もはや中心のようだった久保建英ではないでしょうか。タケフサはマドリードに…
インテンシティ勝負!両チームとも高いテンションで試合に入り、攻守の切り替えの早さは折り紙つき。おっと磐田が悪いんじゃないやで。真夏の暑さがなければ前節だって…。 がっぷり四つ相撲の10分が過ぎて、湘南がハイプレスに一息ついた頃。キングダムで言…
もちろん篠原涼子のあの曲に無理やり文字数を合わせただけですが、マリノスすごいっす。挑戦者の方と、死ぬほど悩み抜いた赤い選手になんだか申し訳ない気持ちになります。 ここ、テストに出ますよ。マリノスで結果を残すと、代表に呼ばれます。 山田康太、…
え、ペップがユーヴェと契約? 夏の来日公演はどうなるの? レロイ・サネは残留? プレミアリーグの優勝トロフィーを落っことして粉々にしてしまったという話はどっきりだったの? シティの話は楽しいですよね。海外といえばACL。伊藤翔は途中出場から3分で2…
J1の笛を吹ける、1級審判が日本サッカー協会に何人登録されているかご存知ですか。調べればすぐ出てくる数字ですが、2018年度は227人。 サッカー審判員登録数|データボックス|組織|JFA|日本サッカー協会 JFAが出してます。ちなみに最下層の4級は、育成年…
流れるようなカウンター。よく見ると無理めな神戸のサイドチェンジのボールを、ティーラトンがヘディングで遠藤渓太に渡します。 まだ神戸の枚数が決定的に足りなかったわけではありませんが、渓太が中に絞りながら、4/5浦和戦以来に先発復帰を果たしたエジ…
もう神戸戦キックオフまで時間がないので、原稿用紙1枚で書くでー。 開始3分での失点。和田拓也は確かにアバウトなロングボールの処理を誤りました。そこを水沼宏太に突かれました。朴一圭も和田が競り負けることを予測できずに、ビルドアップ参加のために前…
マリノスの枠内シュートはこの1本のみ。平成に生まれて、怪我に泣き、それでもチャンスを掴み取ったマリノスのスピードスターは、J1で誰よりも早くネットを揺らしてみせたのでした。 この日、広島広域のネットを揺らしたただ一人、ゴールパフォーマンスで足…
堅い。堅い。面白いかどうかを置いておこうとしたいのですが、堅いチームが上にいるという大正義。 9節といえば、もう年間の4分の1は終わった計算。 ほんの2年前まで、マリノスの失点数の目安といえば、34、すなわち年間の試合数よりも多いか、少ないかとい…
50分、永木のかばい手とは言えない、センタリングを防ぐためのハンドリング。 51分、仲川輝人に対するエリア内のバックチャージ。ボールには届いておらず、足を引っ掛けてるように見える。 71分、天野純の折り返しを肩で防いだと主張するが、肩に当たったの…
「俺がリスクを取って上回れば、大きなチャンスはきっと生まれる」そんな思いと実践が実を結びます。マンオブザマッチ級の朴一圭は決定機を次々と止めて、ボールをかき出してみせましたが、でもビッグセーブよりも、縦に、前につなぐ意識が素晴らしかったと…
さぞや寒かったでしょう。試合内容?気温? 現地で見られなかったことを悔やむ試合は数多くあれど、さすがにあまりの寒さと冷たい雨はモニター越しにも伝わってきました。いや、その言葉自体が嘘くさいね。現地にいなかったことをホッとする自分がいたのは確…
わだわだー、わだわだー。違うんだぜ。たった1文字違いだが、アンカー喜田拓也とはポジションも違えば、育ってきた環境が違うので、セロリが好きだったりする。いや、知らない。違うけれど、やり切るし、ハマの舵は取るかもしれない。和田拓也が今宵、マリノ…
かーーー、めーーー、はーー、はっ? よっしゃ、2点目!! ゴール裏に向かって、お約束のパフォーマンスだ!! 仲川輝人は、僚友のために両の手首をくっつけて、渾身のエネルギー波動をスタンドに打ち込むつもりだった。 でも隣のハゲなアイツは「気円斬」。…
誰が呼んだか、俺たちの埼スタ。そりゃそうさ、リーグ戦では10勝4分3敗。浦和が強い時期でも関係ありません。だって埼スタだもの。2018年の間に二度も埼スタで開かれたファイナルで負けたけど、浦和に負けたわけじゃあない。とかくリーグ戦の埼スタはマリノ…
桜の美しさは、先週の金曜の夜も、そして今も。ここ数日の低い気温のおかげで、まるで時が止まったように満開が発表されてから以来の長さで花が咲き誇っています。でも儚きもの。長いシーズンでは、いい時も、悪い時もあります。いい時、ラッキーな時はそん…
えーと、現在姫路です。まさかの関西出張。でも帰りますよ。キックオフにはギリ間に合わなそう。ベースボールユニは家族だけ受け取りかなぁ、もらえると嬉しいですが。 チームとしては今年最初の金Jですが悲喜こもごも。有給の人、春休みの人はいいけれど、…
ネーミングライツの功罪。その前が長ければ長いほど、親しまれていればいるほどに、新しくライツを買った企業には不利極まりない。ビッグスワンは未だに私の中では東北電力だし、ベアスタはベアスタなのです。でもアイスタがその前なんだったかは今はもう思…
ようこそ、そして、ごめんなさい、中川風希選手。FC琉球でトップ下として君臨、開幕3連勝で首位に立つチームの立役者と言っていいでしょう。 手っ取り早く、大宮対琉球のハイライト見てください。はい、流し込んでくださいませというチームメイトに優しく、…
左サイドをえぐって天野純が相手に当てて作ったコーナーキックの機会、すでに目安のアディショナルタイム4分を超え、どう考えてもラストプレー。 高さでは枚数が足りないマリノス、それにCKがことごとく決定機にならずボールの質の低さを指摘されていた天野…