マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

2017-01-01から1年間の記事一覧

最終ライン、緊急事態。決定力を封じよ【J1第16節・神戸戦 展望】

気がつけば前半戦最後のホームゲーム。やはり1ステージ制はいいなぁ。2ステージ制なら、首位に勝ち点差5で残り2試合は健闘だけど、ステージ優勝は絶望な話。ステージ2位には何の意味もないことだし。 1ステージ制なら、やるべきことはただ一つ。目の前の試合…

固唾を飲んだのは試合前の方だった?

昼過ぎから不思議なほどにアクセスが伸びていて驚いたのは弊ブログの管理人である私。はて?平日のしかも天皇杯にまつわる展望記事なんてさほど人気が集まるはずがないのに、実際にはその前日の記事、天野純の劇的ゴールを伝える記事とほぼ同等のアクセスが…

天皇杯 ああ大雨や 再試合【天皇杯2回戦・FC大阪戦 展望】

頑なに総取っ替え。タイトルを獲りに行くと宣言しても、先発メンバーは総取っ替え。怪我人が多くて、物理的にリーグ戦で起用した選手も出場するが理念の上では頑なに総取っ替え。エリク モンバエルツ監督のやり方は、よく言えば初志貫徹だ。ルヴァン杯で敗退…

天野純は劇的なゴールしか決めない【J1第15節・FC東京戦】

展開はゼロゼロだったが、このまま終わる感じはしなかった。DAZNのハイライトを見ると、驚愕するほど、フルボッコに攻められているがペースを握っていたのはマリノスの方では。 齋藤学のミドルシュートが林卓人の横っ跳びに防がれた83分も、きっと何か起こる…

屈強な最終ラインが防ぐ【J1第15節・FC東京戦】

右から金井貢史、中澤佑二、栗原勇蔵、山中亮輔。見た目も実績も、強そうな最終ラインである。松原健も決して悪くないが、面構えではこの四人の方が強そうだ。 前田遼一、高萩洋次郎、中島翔哉に加えて、大久保嘉人と名前で言えばこちらも強そうなメンツが並…

塩谷司の電撃移籍を考える

3年連続ベストイレブン。リオ五輪代表オーバーエイジ。特殊な広島のサッカーで花開いた塩谷司は、優勝3回を数える広島の黄金期を支えた当代きってのJリーグを代表するDFであった。広島に入った時は、森脇の控え。森脇の移籍がきっかけになったかもしれないが…

親と子とマリノスの関係

FC東京戦、現地観戦決定!! 息子の予定がようやく決まってくれた。どうにか彼の練習試合が18日夕方を回避。試合の日程が7月に延びたと聞いた瞬間、小さくガッツポーズする保護者が約1名。 これで日曜は家族揃って味スタに行ける。 かつてないほど、アウェイ…

遠藤渓太、東京五輪へ向かうために

渓太が帰ってきた。イタリア戦での堂安律へのアシストしたクロスは、この世界大会で残した確かな記録であり、成長の証でもある。 2年目の19歳、世代別代表で取りきれなかったレギュラーポジション。順調に成長し、代表でも、ルヴァンカップでもゴールを決め…

扇原貴宏は再生するか

マリノスケと、リアルマリノスケ。カモメのマスコットとの競演は、彼の入団が決まった時に最も期待されたことだった。そして程なく、実現。確かに目付きや口元は似ているな。加入時はプレーよりも、マリノスケの話題の方が注目されていた感じがする。川崎戦…

離れる助っ人、残る助っ人

ウーゴ ヴィエイラが欧州王者になっていたかもしれない。横浜FMウーゴ・ビエイラが母国のロングインタビューに応答「日本は優しさに溢れている!」 | FutePor-ふとぽる-ポルトガルはフランスとの激闘を制して、昨年のEuro2016で初優勝を果たしたが、その代表…

新戦術「マルティノス」【J1第14節・川崎戦】

疾駆という言葉が相応しい。天野純が上げた、速くて、相手のエリアをえぐるクロスは到底追いつけない厳しいボールだった。でもマルティノスなら。彼のスプリント力でぎりぎり追いついてみせた。左足ダイレクトでのマイナス方向へラストパス。全力の疾駆の賜…

勝ちたい、大観衆の前でただ勝ちたい【J1第14節・川崎戦 展望】

4万人を超える観衆が見込まれる。天気は良好、最高気温24度の予想、日曜17時のキックオフはやや遅いけれど、好条件が揃う。 横浜対川崎の同県対決とカードも良くて、昨年に一定の成功をおさめたユニフォーム付きチケットの前売りが良好だからだ。もう一度言…

無情な敗退と、一皮むけた感【YBC第7節・広島戦】

仲川輝人の同点弾は希望そのものだった。代わったばかりの齋藤学が作り出したチャンスに新井一耀が走り込み、マイナスのパスを送る。ニアでは、富樫敬真が潰れ役になって後ろからセカンドトップの仲川が決める! これで逆転までイケる。流れは我にあり。しか…

世界で戦った若武者の想いに応えよ【YBC第7節・広島戦 展望】

昨年に続いて、最終節に全てが決まる戦いに挑む。引分以上なら、3位通過で反対の組の2位とプレーオフへ。今季から導入された消化試合をなくすための工夫、3位救済の恩恵をフル活用することになる。もしも大量得点して、神戸が負けたとして、2位になってもど…

電光石火でネットを揺らす!これがウーゴの生きる道【J1第13節・清水戦】

齋藤学を欠くマリノスの左サイドには、マルティノスがいた。そこでプレスをかけなかった守備を過失というのは、やや結果論に過ぎる気がする。果たして、早く鋭いクロスが上がることを予期することができるか。それとも小林監督が言うように、同点に追いつい…

前人未到の550試合出場へ【J1第13節・清水戦 展望】

歴代最高である。 フィールドプレーヤーとして、J1リーグ戦に最も多く出場するリアルレジェンド。 上には、GKの楢崎正剛ただ1人。549試合、フィールドプレーヤーと、GKの記録を同列で比較するのは難しく、ともに最高記録と言っていい。 ご存知の通り足掛け5…

仲川輝人の意地とスプリントを見たか【YBC第6節・鳥栖戦】

呆気なく追いつかれ、勝ち越しを許しそうになった。栗原勇蔵とパクジョンスという2人のCBのちょうど真ん中。お見合いかのようにポッカリと譲り合った場所からフリーでヘディングを撃たれた。1-1、残りは15分。鳥栖は攻勢を強める。 マリノスは引き分けでも、…

この2試合をセットで【YBC第6節・鳥栖戦】

今夜の試合で決まることを整理しておきたい。 順位 勝点 試合 勝 引 負 得失1 神戸 12 4 4 0 0 72 C大阪 11 5 3 2 0 43 広島 7 5 2 1 2 -24 横浜FM 6 4 2 0 2 05 鳥栖 2 4 0 2 2 -26 甲府 2 4 0 2 2 -27 新潟 1 4 0 1 3 -5 甲府ー新潟 C大ー神戸 鳥栖ー横浜…

世界戦、決勝ゴールをお膳立てデビュー!

後半早々に追い付いた日本は、15歳の久保建英を送りこむ。59分、最初の交代カードだ。ファーストタッチで、いきなり小川に決定機となるスルーパスを供給。世界大会の舞台でも平然としているのか。 68分、二人目の交代に遠藤渓太。最前線の岩崎に代わって入り…

超えていく。不出来な試合を更新するって意味じゃないよね【J1第12節・仙台戦】

誰が悪いというわけではない。こんな試合もあるさ。いや、前よりは良くなっている。次だ次。 と、いつまでも言うと思うなよ。ワーストと思われた前節を、さらにぶっちぎって、週末の昼下がりに真夏のような暑さの中で、フラストレーションを溜める1万6千名。…

華麗に、力を抜いて【J1第12節・仙台戦 展望】

大岩の物騒なコメントが物議を醸している。 「齋藤学をつぶす」と言ったか言わなかったか。日刊スポーツでは、調子付かせないように早めにつぶすと書かれていて、報知には負けないようにしたい、とだけある。 新聞の見た目のコメントで踊ってはいけない。言…

どこに上がってほしい?

大混戦で、9位なのに、首位とはまだ勝ち点6差ということは昨日書いた。 仙台、清水にはきちっと勝ちたい。その後に、川崎、瓦斯という難敵がいる。しかも代表招集で、ミロシュ デゲネクと、ダビド バブンスキーの離脱は確実な状況で、マルティノスにも選出の…

連敗脱出。首位とは…え、勝ち点6差なの?【J1第11節・甲府戦】

伊藤翔、飛翔。マルティノスの右足がクロスを蹴り出した瞬間はオンサイド。すなわち伊藤のポジションよりも、前に守備ラインがあった。 そこからしなやかに飛び出して、連敗のストレスをぶつけるかのようにヘディング。豪快にネットを揺らしてみせた。 だが…

感謝を込めてお母さんに勝ち点3を贈る【J1第11節・甲府戦 展望】

青い花、というのは自然の摂理上、存在そのものが難しいらしい。スミレのように青系の花は存在するが、バラやカーネーションには青というものはなかった。 ただ染色の技術は進歩し、薬液につけることによって青いカーネーションは実現した。 それがこの10年…

出口見えぬ3連敗。でも…【J1第10節・鳥栖戦】

出口が見えないまま連鎖は続く。三浦文丈から呂比須ワグナーへという、マリノス(日産)リレーで再建を図る新潟の話ではない。今度はセホーンが来ないから大丈夫だねとよその心配をするギャグにもどうにもキレがない。 いや、キレがないのは齋藤学。はっきり…

齋藤学、天野純 対 小林祐三【J1第10節・鳥栖戦 展望】

縁。ゆかり。えにし。 これから何があっても横浜の右サイドバックを6年間守り続けた小林祐三の価値と、彼との縁は変わらない。 新天地に選んだのは、鳥栖。ところが2月下旬に、右ひざ手術の決断。復帰には約2ヶ月を要することとなった。鳥栖初ベンチ入りと…

もっとフツーに楽しみたいのに

鯉のぼりがはためき、各地でイベントが開かれた子どもの日。プロ野球やサッカーでも、子供ファンの拡大は超大事。我が家のように、親が子を連れまわす家よりも、やはり子供が「行きたい」と言うほうが多いのでは。それにその方が、リピーターになりやすいだ…

「リーグ戦で使ってみたい選手が1〜2人いた」とは?【YBC第4節・甲府戦】

サポーターが入りきらないアウェイゴール裏。しかもルヴァン杯の予選だぞ。中央道の渋滞もなんのその。甲府側のスタンドよりも気合の入ったマリノスの応援が響く。よく響くさ、携帯電話の向こう側まで。 あぁ、すみません。私は旅行先でスマホ観戦。ついに再…

U-20W杯、壮行祝いを自分の手で【YBC第4節・甲府戦 展望】

順当だ。昨今のマリノスでの成長を見ても、同タイプの選手が周りにいないことを見ても、さらには招集された際にはしっかり結果を出していたことを見てもだ。遠藤渓太を外す理由はなく、選出は極めて順当だった。 5月20日に開幕する、U-20のW杯本大会において…

前座試合の後の記憶が【J1第9節・G大阪戦】

日産スタジアムの美しい芝で、ボールを追う子供たち。マリノスのスクール着に身を包む子はうまい。広いピッチを4分割し、そこかしこで上がる歓声、パスを要求する声。うちの息子もそこに居た。 年間チケットを購入している小学校低学年を対象にした「芝生de…