2017-01-01から1年間の記事一覧
あの下平匠が、肩を震わせていた。いつも冷静で澄ましている下平が。ウーゴ ヴィエイラがお気に入りの勝利後の円陣は、ズルい。10ヶ月ぶりに公式戦のピッチに帰ってきて、後輩のプロ初ゴールに続いて帰還をみんなに祝ってもらったら、さすがに泣いてまうやん…
抑えたとてもいいシュートだった。ゴール前の密集を振り切って、ラインを超えた勝ち越しのゴール。 3年目の春。怪我に泣き、悩みに悩んだ末に掴んだハタチの初ゴールだった。ただのゴールではなく、マリノスを勝利に導く一撃、ルヴァン杯のグループ突破に望…
J1リーグで降格圏に低迷する新潟だからこそ手強い。去年の名古屋もそうだった。一昨年の新潟は、クラブ史上初めて準決勝まで進んだ。浦和に5点差勝ちを収めるなど強さを見せつけての快進撃だった。 そう。言いたいことは、必ずしもリーグ戦と、カップ戦の成…
※我が家ネタです。ご興味ない方はお許しを?鹿島に乗り込んだ磐田が3−0で勝利。ちょっと「まさか」の結果と言っていいはず。その立役者、背番号10・中村俊輔。あの2点目の魔弾の軌道をあなたは見たか。【公式】ゴール動画:中村 俊輔(磐田)21分 鹿島ア…
試合が始まって20秒、最初の接触プレーだった。前田直輝が苦笑していた。柏のチェックは厳しかった。手を使って、前田の行く手を阻んでいた。ファウルのように見えたのは確かだがファウルではないと主審は判断した。にもかかわらず、タッチライン際で苦笑し…
横断幕やゲーフラは、スタジアムの華だ。近頃は「芝生の戦士・中村俊輔」が話題になったな。あのチームなら、あの横断幕という名物的なものが存在する。ガンバなら「勝て勝て勝て勝てホームやぞ」だろうか。なんとも一方的でチームを励ますようなメッセージ…
弊社の話。宿泊出張の時は、晩御飯代が上限いくらと決まった上で実費が支給される。居酒屋に行くもよし、疲れていたらコンビニで済ますもよし。もうだいぶ前に、領収書ではだめで明細の分かるレシートを出しなさいとルールが変わった。 なぜか。上限の金額い…
我が家のゴールデンウィークは、大阪行くよりガンバ大阪戦! このVTRを見たら、サッカーが特別な娯楽などではなく、気軽に楽しめ、半日で喜怒哀楽を一周できる身近なレジャーだと理解してもらえるだろうか。 【4/30 G大阪戦】ゴールデンウィークは家族で日産…
天野純は狙っていた。キーパーと最終ラインの間。味方が駆け引きに勝って、きっと先に触ってくれるだろう。やや右に体を傾けて蹴ったボールはその通りの場所へ、カーブによってキーパーから遠ざかるように曲がりながら、ゴール前を通過する。 出し抜くどころ…
29勝5分16敗の戦績。広島は、リーグ戦においてマリノスが最も勝利を挙げているチーム。対戦数が多いだけでなく、歴史的に好相性なのだ。お得意様と呼んでいいはずなのに、この29勝という数字が丸2年半止まっているから、そんな実感はまるでない。広島が強く…
神戸戦の観戦記は、ない。 仕事のため三ツ沢には行けなかった。それにスカパーは解約したままである。何しろ3月、4月とルヴァン杯は1試合しかない。それに対して、視聴プランは融通の利かないフルセット3,000円也は高すぎる。5月は3試合あるので契約予定だが…
ニウトン、嫌だなぁ。セントラルMFであり、文字通り神戸の中心。決して大袈裟ではなく、昨年に彼が加入してから神戸は強くなった。ネルシーニョの申し子的存在のニウトンも含めて、あちらはリーグ戦から大きく選手を入れ替えることはしないそうだ。リーグ戦…
殺気立っていた。 大声で歌っていた。 これほどまでに、思いが一つになることは珍しい。 25周年の特別記念試合という節目よりも、やはり前節の大阪での不甲斐ない敗戦と、そこに立ちはだかる敵が磐田だったことが大きい。 マリノスのゴール裏は、いつもより…
なぜ、あそこに金井貢史が居たのだろうか。 後半のF・マリノスの攻撃は、齋藤学やウーゴ・ヴィエイラの瞬発力によってチャンスが生まれ、そしてスピードが速いがゆえのほんの僅かなズレで潰えてしまっていた。 ただあの時、ボールを持ったままでふと立ち止ま…
報知のマリノス推しがとどまることを知らない。 木曜から、齋藤学のコメント「勝てない時に沈むのが一番ダメ」や、バブンスキーが俊輔を警戒「絶対に負けられない」が掲載され、今朝もセットプレー対策の記事が載った。 内容としては、怪我からの復帰を目指…
超えられるのか、否か。 今節最大の注目カードは、横浜F・マリノス対ジュビロ磐田の対戦だ。 19時キックオフ、日産スタジアム。昼は満開の桜を愛でて花見、夜はスタンドに咲くトリコロールを眺めると、春を満喫できるだろう。 今週末の予定をこれから立てよ…
どっちが先だったか、思い出せない。 愛媛のメッシの活躍を見るたびに、彼がマリノスからレンタルされた期待の若手だと知ったのか。マリノスに復帰してから活躍を始めた齋藤学が、あのエヒメッシと同一人物だと気付いたのか。そんな難しい前後関係をはっきり…
ブログとは、不思議な習慣だと思う。 世の中に存在する99%は無料のサービスで、個人発信の言いたいことを言いまくる日記となっている。 なかには、超優秀なハウツーのサイトもあり、まとめサイトもあり、お金を払う価値のあるものもある。あるいは政治家や有…
中町公祐がふくらはぎをおさえる。もうプレー続行は不可能と、自ら交代を要求したのは前半わずか9分のこと。変わって喜田拓也が入る。大きくゲームプランが狂ったのは間違いない。 これは想像だけれども、ウーゴ・ヴィエイラとダビド・バブンスキーをベンチ…
2〜3月にJ1で生まれたのは80ゴールだった。 その中で最も美しかったゴールは、マリノス対札幌でダビド・バブンスキーが放った衝撃の先制点だと、私は思う。 そのバブンスキー、開幕から2戦連続ゴールで存在価値を示すと、3節・鹿島戦、4節・新潟戦は消えてい…
日本代表4-0快勝、大いに結構。齋藤学、喜田拓也、松原健、山中亮輔がAFCが公表した予備登録メンバーに入っていることが判明したが、今後次第でまだまだW杯への道はあるぞ。一日一日が世界に通じている。マリノスの選手が選ばれるまで、現代表メンバーには頑…
今まで無条件に、俊輔一択だった我が家のユニ事情にも今年は変化が起きた。SNSで自分がこれまでに買ったユニを見せている人がいるが、毎年のように買う番号がちがうのには、結構驚かされた。何しろ我が家は一択だったから。 さて、今年はどうする。発売日に…
こりゃ寒い。しかも関東地方は小雨の降り続く嫌な天気。 清水との練習試合は、赤ん坊を連れて面倒を見られるなら、試合に行ってもいいというお許しが得られたのだが。ただヤキモチ焼きの長男は自分のサッカー教室の合間に抜け駆けされるのが嫌みたいで結局断…
日本代表の勝利に沸く世間をよそに、マリノスサポとしてはなんで今週試合ないんだよぉ〜とブツクサ。 試合勘を大事にしたいエリク・モンバエルツ監督は、早期から清水とのトレーニングマッチを組んでいた。それが明日、13時から小机フィールドにて行われる。…
とかく一発勝負は難しく、残酷で、それでいて楽しい。ロサンゼルスでは侍JAPANが善戦虚しくアメリカに敗れた。準決勝。1次ラウンドから6連勝と、波に乗っての対戦だったが力負けの感は否めなかった。夏ほどではないがセンバツもの高校野球も真っ盛り。一発勝…
NHKのサタデースポーツは、というか我らが公共放送はベタである。ベタであるがゆえに、万人に分かりやすいストーリーテリングをする。Tomorrow songというコーナーで、我らがキャプテン・齋藤学が登場した。これは、主人公の心の一曲を、競技の映像とともに…
第4節終了時、J1最多の出場試合数を誇るのは名古屋GK楢崎正剛で631試合。 歴代2位であると同時にフィールドプレーヤーとして1位なのは、G大阪の遠藤保仁と横浜FM中澤佑二の541試合である。楢崎がJ2でプレーする今年はこの差が縮まっていくことになるがそれで…
第4節 2017年3月18日(土)14:03KO 横浜FM 1-1 新潟 33' マルティノス 40' ホニ スタ:日産スタジアム 入場者数:20,191人 天候 / 気温 / 湿度:晴 / 14.7℃ / 28% 主審:荒木 友輔 副審 宮島 一代、西村 幹也 第4の審判員 勝又 弘樹 試合終了後に、日産スタジ…
反復練習は嘘をつかない。マルティノスの左足で放たれた軌道は、先にゴールを決めて来た外国籍選手のそれに勝るとも劣らない美しさだった。ずっと練習してきたコースなのだと胸を張る。ファインゴールだ。それゆえに勝ちたかったし、ファールの判定に不服を…
この一戦に強い思いを持つ選手が、右サイドバックの先発を続ける松原健。 彼にはスケールの大きさを感じる。速いし、クロスがうまい。スローインの安定感も定評がある。身長もあって迫力がある。日本代表として期待されるだけのことはある。 比較される対象…