超えられるのか、否か。
今節最大の注目カードは、横浜F・マリノス対ジュビロ磐田の対戦だ。
19時キックオフ、日産スタジアム。昼は満開の桜を愛でて花見、夜はスタンドに咲くトリコロールを眺めると、春を満喫できるだろう。
今週末の予定をこれから立てようという方に、お勧めだ。チケットは好評発売中だが、あとわずか4万席あまりで満席となってしまうため、すぐに購入をしていただきたい。
クラブの象徴たる中村俊輔が去ったマリノスと、新10番として加わったジュビロ。しかし、マリノスには新たな旗手として、10番の齋藤学がいる。どっちが10に相応しいか、決着つけようぜ。俊さんがいた時より強くなっちまってるぜ。結束も強いからね。
誰に言ってるんだ。こっちは学も含めて、弱点を知り尽くしている。しかもセットプレーの失点が多いらしいじゃないか。俺を封じない限り、守備をズタズタにしてやる。ってくらい、そういう話が大好きなマスコミ使って煽ってくれればいいのに!場外舌戦とか、俊輔決別宣言とか、そういう奴。そうすればもっと興業として盛り上がると思うのだけど、皆けっこう真面目である。ま、サッカーはプロレスではないけれど、テーブルの上でガン飛ばしあって、下では手を握っている関係もプロスポーツでならアリだと思う。本当は仲良いくせに、いがみ合ってるの、なんだか楽しいじゃないか。
プロレスはさておき、マリノスはやや混沌としていて、一方の磐田はセットプレーがハマって前節のダービーで3点も取ったものだから、余計にタイミングとして面白い。昨年の後半、俊輔はずっと離脱していたことを思えば、リーグ戦は全試合先発し、いいキックを連発しているというのは、失礼ながら意外な思いもある。
やはり、これはよいタイミングでの顔合わせだと思う。そして、これはスタジアムで観るべき試合だと思う。
25周年記念試合。試合開始前には、スタジアムの暗転や、レ・ミゼラブルの出演者による生の合唱などの盛り上げる演出あり。あのJリーグのテーマを作曲したチューブのギターの人が生演奏。さらに試合には皆んなが知ってる新旧日本代表選手も多数!(相手の監督も元10番)
新年度で、何か楽しいことないかなという方に超おすすめ。爽快でストレス発散、五月病予防、仲間との一体感、筋書きのない濃密な90分、日本で最大のスタジアムの迫力?、夜のピッチはそもそもキレイ…。
というモードで、盛り上げていきたい。この試合の特設サイトも、ぜひ。
クラブ創設25周年記念試合 vs ジュビロ磐田 | 横浜F・マリノス 公式サイト
さて予告です。
横浜FM対磐田の観戦記を、当ブログはもちろんのこと、俊輔のシャーレブログでもアップしようと計画している。
元祖のシャーレは、俊輔の移籍発表と同時に活動停止(笑)に入ってしまったので、実現したら3ヶ月ぶりに時計が動き出すことになる。
なぜそんなことを考えたかというと、多分マリノス目線と、俊輔目線では感じ方、描き方が異なると思うから。ある意味、別人格の記事を二つ並べるのも無粋かなあと、考えた。それぞれに振り切れて書いた方が面白いかなあ、と。
ま、口だけで終わるかもしれないし、もし俊輔が風邪でもひいて欠場したら、何も起こらないだろう。
抑制の効いた文章が書けるのかしら、甚だ不安。当然、シャーレブログが終わったままで、こちらでのリスタートを知らない方には良いお知らせになるかもしれない。
ということで、世界のシャーレ読者の皆様も、お楽しみに。