今夜の試合で決まることを整理しておきたい。
順位 勝点 試合 勝 引 負 得失
1 神戸 12 4 4 0 0 7
2 C大阪 11 5 3 2 0 4
3 広島 7 5 2 1 2 -2
4 横浜FM 6 4 2 0 2 0
5 鳥栖 2 4 0 2 2 -2
6 甲府 2 4 0 2 2 -2
7 新潟 1 4 0 1 3 -5
甲府ー新潟
C大ー神戸
鳥栖ー横浜の3試合が行われ、広島は休み。
まず神戸は引き分け以上で1位突破が決まる。C大阪はすでにプレーオフ進出以上は決定。C大阪が勝った場合は、マリノスと広島の3位以下が確定する。
マリノスは勝ちおよび引き分けで、最終節に残す広島との直接対決の条件が引き分け以上でOKと、有利になる。連勝の場合のみ、2位でのプレーオフ進出の可能性を残す。
甲府と鳥栖は、連勝が最低条件で、さらに最終節でマリノスと広島が引き分けた場合のみ、3位でのプレーオフ進出となる。
いずれにしても、今日マリノスの順位は決まらないし、プレーオフ進出が確定することもない。すべては来週の広島との直接対決だ。上述の通り、この鳥栖戦は負けるのはマズイが、引き分けでも良い。もしマリノスが連続引分の場合は、甲府が2連勝さらに得失点差マイナス2をプラスに転じさせない限りは、抜かれることはない。
引き分けを狙うことはあり得ないだろうが、終盤にタイスコアなら、無理は禁物だ。そんなスコアマネジメントは行われるべき。
皮算用はこのくらいにしよう。
スタメンには下平匠が帰ってきた!2列目の左サイドには山中亮輔。実質初コンビだがどんな違いを見せられるか。山中にはドンドンクロスを入れてほしい。トゥーロンの国際大会メンバーに選ばれた吉尾海夏はここまで、期待以上のプレーを見せている。ここは代表選出に相応しい試合としたい。ウーゴ ヴィエイラとダビド バブンスキーの春の夢のような輝きはいつ戻る。
さらにベンチに帰ってきた中町公祐と富樫敬真の出番はあるのか。
先日、リーグで苦杯を舐めたばかりの、ベアスタが舞台だ。プレーオフに進めば、少なくとも2試合はカップ戦メンバーにとって重要な公式戦が担保される。
リーグの閉塞感を、カップで晴らせるかは分からない。分からないが、もがくしかない。そのきっかけを与えるのは能力を発揮しきれない外国籍選手なのか、新星か。それとも怪我から復帰した男の意地か。
迷路を抜けるのは今夜であってほしい。