昼過ぎから不思議なほどにアクセスが伸びていて驚いたのは弊ブログの管理人である私。
はて?平日のしかも天皇杯にまつわる展望記事なんてさほど人気が集まるはずがないのに、実際にはその前日の記事、天野純の劇的ゴールを伝える記事とほぼ同等のアクセスがあった。
理由はすぐ分かった。ひとえに、紛らわしいタイトルのせいだ。「天皇杯 ああ大雨や 再試合」という記事をあげた段階では、まさか開催が危ぶまれるほどの事態になるとは想像していなかった。それが昼過ぎの新幹線の運転見合わせ、FC大阪のチームが足止めを食っているツイートを流したことで、状況が変わったわけ。
え?今日の試合は中止なのか?って弊ブログのタイトルを見た方が誤解したとしても、無理はない。それくらいのひどい雨、ひどい遅延だった。一番気の毒だったのは、新幹線の車内で体を動かすなど、厳しい試合直前の調整を余儀なくされたFC大阪の選手たちであるが、弊ブログの紛らわしくも、試合の開催可否については何の中身もない記事を読まされて舌打ちをした方もいたことだろう。意図した釣りではなかったのだが…素直にお詫び申し上げます。
ニッパツに無事到着いたしました。
— FC大阪スタッフ 公式 (@fcosaka_staff) 2017年6月21日
皆様には大変ご心配をおかけしました。#fcosaka #FC大阪 #JFL #サッカー #天皇杯 #2回戦は #横浜 #F・マリノス #ニッパツ #J1でも #勇気を #持って #戦い #今日も #勝つ! pic.twitter.com/4Lc7wTyKg5
このツイートが出たのは、17:19。キックオフの1時間半あまり前と考えると、普通なのだが何しろ新横浜からの直行だ。休む間も、ウォームアップも、あったものではない。これが試合が予定通り行われることが確定した瞬間だった。
ちなみに、キックオフ時間に7人以上の選手が揃わないと、不戦敗ですよ的な規定がある。これ、もし交通遅延であったとしても、杓子定規的に適用されたのだろうか。それとも、やむを得ない理由として、再試合などの裁定が降っただろうか。本当はチームが到着していないのが致命的な理由なんだけど、表向きには試合の安全が確保されないからとか、もっともらしい理由をつけて延期されただろうか。
Jリーグの公式戦のように前日入りが義務付けられていない天皇杯ではこうしたことが起こりうる。ま、アマチュアクラブの経済的負担、時間的拘束の長さを考えると、前日入り義務化は現実的でないかもしれないが。
とまれ、試合は3-1。マリノスが初戦に90分で勝利するのは、3年ぶりだ。試合展開としては危なげなかったのは意外ではある。
三ツ沢は試合開催が危ぶまれたほどだったが、各地で波乱続出。周りを見渡せば、甲府、瓦斯、札幌が不覚。岩田は惜しかった、いや危なかった。仙台については筑波大学に敗戦と、去年の盛岡戦に続いてトラウマが出来つつある。ひぃー、天皇杯ってなんて恐ろしい。それにしても札幌から5得点した県リーグ所属のいわきとは一体…。
チームの帰阪を心配してくださった皆様、ご報告が遅くなり申し訳ありません。
— FC大阪スタッフ 公式 (@fcosaka_staff) 2017年6月21日
昨日は横浜泊で本日午前に帰阪します。
ご心配いただき、ありがとうございました。#fcosaka #FC大阪 #横浜 #F・マリノスは #強かった #波乱の #1日 #選手は #堂々と #戦いました
流石に、21時に試合が終わってからでは深夜バスでないと帰れない。新幹線が今度は停電の影響で深夜まで止まったことを受けて、大阪の帰路を心配する声が多く寄せられたようだ。
次戦は京都を倒したアスルクラロ沼津。すみませんが、ゴン中山がいることしか知りません。
さて試合会場は一体どこに…?