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銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

仲川輝人の意地とスプリントを見たか【YBC第6節・鳥栖戦】

呆気なく追いつかれ、勝ち越しを許しそうになった。栗原勇蔵とパクジョンスという2人のCBのちょうど真ん中。お見合いかのようにポッカリと譲り合った場所からフリーでヘディングを撃たれた。1-1、残りは15分。鳥栖は攻勢を強める。

マリノスは引き分けでも、この試合はOKだ。だが負けはマズイ。最終節の広島との直接対決における勝ち抜け条件が大きく変わるからだ。ただし勝利と引分はさほど変わらない。

プロ3年目の今季も出場機会に恵まれないその男、仲川輝人は出番が来ると思っていなかったかもしれない。すでに中町公祐の試運転のために1枠、先発の下平匠を予定通り高野遼に代えるために2枠目を使っていたからだ。

1-0のままだったら、または吉尾海夏がプレーを続けられていたら、ウーゴ ヴィエイラに代えて富樫敬真の試運転を行なっていた可能性は高い。だが、海夏の負傷によって呼ばれたのは仲川だった。

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この2試合をセットで【YBC第6節・鳥栖戦】

今夜の試合で決まることを整理しておきたい。


順位        勝点 試合 勝 引 負 得失
1 神戸       12     4    4   0   0    7
2 C大阪     11     5    3   2   0    4
3 広島         7     5    2    1  2    -2
4 横浜FM    6     4    2    0  2    0
5 鳥栖         2     4    0    2  2    -2
6 甲府         2     4    0    2  2    -2
7 新潟         1     4    0    1  3    -5

 

甲府ー新潟

C大ー神戸

鳥栖ー横浜の3試合が行われ、広島は休み。

 

まず神戸は引き分け以上で1位突破が決まる。C大阪はすでにプレーオフ進出以上は決定。C大阪が勝った場合は、マリノスと広島の3位以下が確定する。

マリノスは勝ちおよび引き分けで、最終節に残す広島との直接対決の条件が引き分け以上でOKと、有利になる。連勝の場合のみ、2位でのプレーオフ進出の可能性を残す。

甲府と鳥栖は、連勝が最低条件で、さらに最終節でマリノスと広島が引き分けた場合のみ、3位でのプレーオフ進出となる。

 

いずれにしても、今日マリノスの順位は決まらないし、プレーオフ進出が確定することもない。すべては来週の広島との直接対決だ。上述の通り、この鳥栖戦は負けるのはマズイが、引き分けでも良い。もしマリノスが連続引分の場合は、甲府が2連勝さらに得失点差マイナス2をプラスに転じさせない限りは、抜かれることはない。

引き分けを狙うことはあり得ないだろうが、終盤にタイスコアなら、無理は禁物だ。そんなスコアマネジメントは行われるべき。

 

皮算用はこのくらいにしよう。

スタメンには下平匠が帰ってきた!2列目の左サイドには山中亮輔。実質初コンビだがどんな違いを見せられるか。山中にはドンドンクロスを入れてほしい。トゥーロンの国際大会メンバーに選ばれた吉尾海夏はここまで、期待以上のプレーを見せている。ここは代表選出に相応しい試合としたい。ウーゴ ヴィエイラとダビド バブンスキーの春の夢のような輝きはいつ戻る。

さらにベンチに帰ってきた中町公祐と富樫敬真の出番はあるのか。

 

先日、リーグで苦杯を舐めたばかりの、ベアスタが舞台だ。プレーオフに進めば、少なくとも2試合はカップ戦メンバーにとって重要な公式戦が担保される。

リーグの閉塞感を、カップで晴らせるかは分からない。分からないが、もがくしかない。そのきっかけを与えるのは能力を発揮しきれない外国籍選手なのか、新星か。それとも怪我から復帰した男の意地か。

迷路を抜けるのは今夜であってほしい。

世界戦、決勝ゴールをお膳立てデビュー!

後半早々に追い付いた日本は、15歳の久保建英を送りこむ。59分、最初の交代カードだ。ファーストタッチで、いきなり小川に決定機となるスルーパスを供給。世界大会の舞台でも平然としているのか。

68分、二人目の交代に遠藤渓太。最前線の岩崎に代わって入り、左サイドハーフへ。そして、この交代で入った久保と遠藤の2人が決勝点のお膳立てをする。

左サイドで基点となった遠藤は、守備2名を引きつけてからその間を通す、速めのグラウンダーで堂安へパス。そこから久保。久保はワンタッチで走り込んだ小川に合わせるかと見せかけて、堂安へマイナス方向のパスだ。堂安の振り抜いたシュートは、鮮やかにサイドネットを揺らす。日本、逆転!

 

その後は、長身、スピードのある南ア攻撃陣に手を焼くものの、なんとか抑え切って大事な初戦を勝利で飾った。マルティノスが何人もいるような錯覚に陥るほど、個々の能力、サイズ、スピードは南アに分があった。足もあり得ないところから伸びてくる。

その中にあって、守備陣はよく守った。18歳のCB・富安の奮闘は素晴らしかった。南アにも決定機はあり、それを防いだのは富安の献身的な身体の投げ出しということもあった。

どちらに転んでもおかしくなかった試合だが、笑ったのは日本。G大阪の新星が決め、アシストしたのはバルサ育ちの至宝だと、人々は記憶するだろう。でもその2人を使ったのは、我らが遠藤だ。

調子は良さそう。2-1になった後のエリア中央でのシュートを決めきれないのも、おお、いつも通りのプレーが出来ていると、かえって好感が持てるぞ!

 

さて、決勝トーナメント進出に向けて大きく前進。24日20時からウルグアイ戦、27日20時からイタリア戦が控える。グループリーグ3位でも、トーナメントに進める可能性があるので、この勝ち点3は本当に大きい。

マリノスも、遠藤に遅れをとるわけにはいかない。さあ、こちらはルヴァンカップだ。

 

 

 

 

超えていく。不出来な試合を更新するって意味じゃないよね【J1第12節・仙台戦】

誰が悪いというわけではない。こんな試合もあるさ。いや、前よりは良くなっている。次だ次。

と、いつまでも言うと思うなよ。
ワーストと思われた前節を、さらにぶっちぎって、週末の昼下がりに真夏のような暑さの中で、フラストレーションを溜める1万6千名。
マリノスは終わりのない閉塞感に絶望を味わい、仙台は攻めども攻めども、なぜか勝ち点1を確保するに止まったことを恨むのだった。いったい誰得の試合なのか。
伝統の守備をベースにして、攻撃を組み立てることのできる監督の招聘。それが2年半前に、フランスから送り込まれた指揮官の起用理由だったはず。縦に早い、裏を狙う、ボールを保持することにこだわらず何名かの連動でシンプルに。そうしたいくつかのフレーズは耳に残る。耳にタコができるほど、繰り返されたわけではないが、まあ印象には残ってる。
築き上げたかのような、攻撃の基礎工事は、砂上の楼閣だったのか。ツーバイフォーだろうが、鉄筋コンクリートだろうが、脳筋?モンバエルツだろうが、大事なのは地面だ。
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今、迷いの霧の中。選手コメントから読み解くに、やはり共通理解ができた気になっていたとしか、思えない。選手が考えてやるものとは言うが、これは目指すべきサッカーの具体イメージが欠けていたがゆえの結末ではないか。リーダーにビジョンが欠けているか、もしくはそのビジョンを伝え、浸透させる力の欠如ではないか。

 

監督を代えろと言っているのでは、断じてない。むしろ慌てて路線を変えるのはリスクの方が大きい。ただ、最終ラインと前線があれだけ間延びし、ビルドアップがぁぁって言うのは相互理解不足による機能不全と見るのが自然だろう。それは指揮官の責が大きいと見る。では、どうすれば?

 

話し合ってみてはどうだろうか。同じフランス人だからではあるまいが、15年前に独自の戦術を推し進めて、やがて立ち行かなくなったトルシエジャパンは選手たちの話し合いで特殊戦術、フラット3からの解脱を決めた。戦術というか、理論に縛られて、現実にフィットさせられないのは、真面目な選手の特徴かもしれない。

 

断言してもいい。マリノスの選手のクオリティは決して低くない。特に前田直輝、齋藤学、マルティノス、遠藤渓太らのスピードは出色だと思う。ウーゴ ヴィエイラも迷い人のようになってるが、ゴールの嗅覚はこんなものじゃない。ダビド バブンスキーのテクニックもだ。喜田拓也も、天野純も、本来の良さがまるで出せていない。

コンディションなのかなぁと私も思っていたが、自信のなさが表れてしまっているように思える。そして、たぶんたまたま勝ったとしても

真の自信は生まれるものではない。自分たちが意図したことがどのくらいできているか、そして結果が伴った時に、チームは自信を深めて逞しさを増すのである。だから今一度、やりたいことはコレだよねと話し合えばいい。すると、学くんやマルちゃんに預けることが目的じゃないよね。だよな、読まれまくってるから逆効果だよな。と、こんな低いレベルではなくとも、発見があるのでは。

 

宝くじのような、事故のような得点が前半のアディショナルタイムに生まれた。でも、基本はあっという間にボールを失い、主導権はほぼ一貫して仙台に。偶然のマークミスかもしれないが、失点そのものは必然だった。

あまりに無残な1-1。何が無残って楽しくなさそうなんだもん。焦って、もがいて、つまずいて。それだけでは見てる方も何か窮屈で退屈。そりゃお客さんも減るだろうさ。

 

だからまずは原点回帰。俺たちがやりたいサッカーとは。一人一人の役割と心がけとは。

そこからじゃないだろうか。

 

華麗に、力を抜いて【J1第12節・仙台戦 展望】

大岩の物騒なコメントが物議を醸している。

「齋藤学をつぶす」と言ったか言わなかったか。日刊スポーツでは、調子付かせないように早めにつぶすと書かれていて、報知には負けないようにしたい、とだけある。

新聞の見た目のコメントで踊ってはいけない。言ってもないことが言ったかのように書かれる。今までにもそんな例はたくさん見てきた。吉田麻也がルーニーを大したことがないと言ったとか、字面だけで踊ってはならない教訓はつい今週もあったばかりだ。

ツマラナイ遺恨は要らない。相手エースをつぶすという表現はよく用いられる。ただ、前回対戦で大岩が後半アディショナルタイムに悪質なタックルをかましたのは事実。警告を受けたが、私には一発退場相当だったと見えた。その大岩が、右サイドに入る以上、真っ先に学を警戒するのは当たり前を通り越している。それだけのことだ。

あんなプレーを見せられた以上、彼をよく思わないマリノスサポーターが多いのは当然だが、信じられない低レベルのTweetも見られた。仙台に、福島原発の事故をなぞらえたようなトンデモナイひどいレベルのもの。マリノスのサポーターのレベルが大いに疑われ、また品位を貶めるもの。大岩のプレーが悪質かどうかを言う以前のものだ。

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