マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

それぞれが模索する愛のかたち、ジグソーパズル編

わけもないのに輝く。それだけが愛のしるし。草野マサムネは書いた。それは98年、フランスW杯の直前のことらしい。

我がマリノスは、その後の21シーズンを戦い、このほど4回目の優勝を飾った。相変わらず歌詞の引用が古いが、自粛期間中の最大ヒットは夜に駆けるだったりするから、サッカーがお休みの間に音楽の幅は広がった気がする。なんの話だろう。

 

 

すっかりブログ更新を怠り、けれどカメラロールには意外にもマリノス絡みのトークショー時の秘蔵写真がたまり、ブログの下書きコーナーには書きかけて断念したトークショーレポートや文豪シリーズやらが散乱している。

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明日には日程が出る。浦和のアウェイから始まると、スポーツ紙は書いていた。再開して2戦目には瓦斯戦が日産スタジアムで行われるとか。当然、無観客試合だから、僕たちは行けない。近づくのもやめた方がいい。DAZNで、海外サッカーと同じような感覚で観るしかない。

 

浦和対町田を、4万7千人がYouTubeで観たという。町田のほうが開幕が早いからコンディションが上向きなのは当然のことだということだが、それにしても強かった。プレスかけるところの判断が揃っていて気持ちいいのが印象的。それが浦和のパスミスを誘っていたのかも。

 

投げ銭という言葉も定着してきたが、ドネーションとか、サポートとかだとなんとなく受け入れられるのだが、寄付は押し付けがましく感じ、おひねりはいかがわしく思うのは僕の心が汚れているからか、僕の体が昔より大人になったからなのか。いわんやお金のことを銭(ゼニ)と呼び、それを投げるだなんて! 古くからショービジネスの世界では普通の慣わしとされてきたものを否定する気はサラサラないのだけど、なんか浸透しやすい言葉はないか。無観客試合という響きがネガティブなのと同じかね。

 

この浦和のTRMでは、定額給付金という名前だったか、1人あたりに配布された10万円をそのまた突っ込んだ猛者がいたそうだ。いくらなんでも…と思うが、愛のかたちは人それぞれ。多目的トイレには1万円だけがあって愛がなかったという下世話な報道がある。それはそうだ、愛があれば行く先は多目的トイレにはならない。なお多目的トイレという存在そのものには社会の愛が詰まっていると信じている。

 

今日も前置きが長くなった。

今夜、私が頂くのは…というUberイーツのCMがシュールで気に入っているのだが、今夜、私が作るのは↓

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2ヶ月遅れで届いた、2019年のJ1優勝記念ジグソーパズルである。500ピースで38*53センチという寸法なので出来上がりはA3用紙よりもさらに一回り大きい感じ。

 

元はと言えば、小4のシュンスケが勇猛果敢に優勝記念グッズを選んだことから始まる。スノードームか、パズルか、どちらにしよう。えーい、両方欲しいぞ!勢いでポチッ! …到着から1週間経つが、彼がやったことはと言えば、外周のピースとそれ以外とを分けたくらいである。パパ、週末一緒に作ろうね!と言ったくせに、まるで始まる気配がない。

 

号を煮やした私は、愛を取り戻せ!とケンシロウのように叫び、やおら作品に向かい始めたのである。窓の外は雨、シュンスケが塾に行ったあと10時半くらいにキックオフだったと記憶している。

 

セオリー通り、外周から作る。だが下はすべて芝生の鮮やかな緑一色。これリューイーソーと呼んでしまった人は、テンピンまではOKと検察庁が教えてくれたので安心してほしい。

さらに上部は、日産スタジアムの壁・天井が暗めの色で特徴なし…。相当な手強さであった。普段運動していない人がいきなりサッカーの試合に出るようなものだ。

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こんな感じで外周を作って…

 

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30分でなんとか外回りは完成。お手伝いと妨害のハーフである下の子も貢献してくれた。なんどか反スポーツ行為があったけれども。

 

さてこの段階で次にやるべきは、下部にある看板作りと、上の方に印刷されたchampionの文字。これがたぶん作りやすい。

そして、選手たちの破顔一笑の素敵なところは最後、クライマックスにしようと考えた。先にここを作ってしまったら多分残りが苦行になる予感がする。

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子供の玩具箱を、パズルの仕分け箱に使う。ロゴの部分、看板、選手たち、その他の背景…。

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先走ってしまい、一度コッソリシャーレを作ってしまった笑笑。神々しいぜ!

 

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撮影の方向が変わってしまい申し訳ないが、下部にある看板ができてきた…!

 

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上のチャンピオンロゴも完成。簡単そうに見えると思うが素人にはなかなか…。ここまででだいたい3時間かな。

 

選手パートに行きたいところだが、先にガワに挑んでようやくそこも完成↓

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この辺りが一番盛り上がってるとこ。いよいよ選手部分! で息子たちに美味しいところは譲る…。

 

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ようやく喜んでつくる息子たち。さああと一息…。

 

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シャーレを除いて完成! さあ、チェアマンから贈呈だな!

 

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これシャーレです。

 

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おおっ!! おおっ!!

 

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完成!!

ウィーアーザ・チャンピオン!!

横浜F・マリノス!!って光邦さんの声が聞こえてきそうでしょ。

 

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丁寧に糊付けして、今は乾燥待ち。パズル用のフレーム買わなくちゃ。

 

完成したのは21時を回っていたので、正味4時間半くらいかかった…。

 

ジグソーパズル500ピースなんて面倒そのものなのだけど、マリノス愛のおかげでbrave & challengingな1日を過ごすことができた。

 

そしてthe day をもう一度見て、この日の夜は終わり。改めて2020年シーズン再開に向けた準備が整った(我が家的に)

 

これも愛。たぶん愛。きっと愛。