今年初めて、アウェイユニフォームを選択しました。前々からアウェイユニに憧れはあって、特にホームとアウェイで着こなしを変えているサポーターの鑑のような人たちにいつかはなりたい、と。
しかしながら、我が家のお財布事情では、ホームのユニフォーム一着のみで、息子には格安のプレーヤーズTシャツを買うというのが基本でした。2016年までは、背番号10一択でしたから背番号を何番にするか迷ったことはありませんでした。その年の10と、前年の10を妻と交互に着ていたころが懐かしい。ああもう10を買わなくなって3年目なんですね、遠い目。
2017年も10が居た?知らん。
今年、2019年。ウーゴがいたら、中町公祐がいたら、その番号だったかもしれません。いや、意外に違ったかもしれません。活躍し始めたら急に仲川輝人というのもミーハーだなとか、また10になった途端に天野純というのはもっとミーハーだなとか。
実は、キャンプに参加していたご縁のある練習生が決まったら、その番号にしようと心密かに決めていたので、背番号無しで待つことにしたのですが、結局、その入団は霧消してしまったようです。残念。さて、何番になることやら。
アウェイユニフォームを選択した話が冒頭に置き去りでしたね。理由は、新体制発表会でのホームユニが第一印象でしっくり来なかったから。それに尽きるんですよね。ただ不思議なもので、だんだんとホームユニの斬新と思われた白地に赤文字のNISSANは、誰かがリポビタンDのようだと揶揄してましたが、慣れれば慣れるほど、噛めば噛むほど味が出てきたのを感じます。今ではホームユニもしっかり欲しいのですが、とにかく1月段階で開幕に間に合うように出した注文は、アウェイの背番号無し。これから数試合で結論を出して誰かの番号を背負うか。できれば番号なしで過ごす期間は短く、と。
そして今年、今まで安い方のシャツしか買っていなかった息子が初めて本物のユニを買ってもらえることになりました。念願の、と言っていいでしょう。サッカー少年たちは競うように海外のメガクラブのユニフォームを着て練習しています。今圧倒的に人気なのはPSGらしく、子供向けのサイズはしながら続々だそうです。2〜3年前ならバルサ王朝だったのに急速な変化はめざましいですね。Jクラブは少数派ですがシャーレの住まい、地政学的には瓦斯(FC東京)と海豚(川崎)のユニが多いです。
今までもシュンスケが俊輔ユニで練習させていたわけですが、さすがにもう3年も経つとヘビロテなのでだいぶくたびれてきました。一昨年のアマジュン14のTシャツが最新だったので、そこから本物ユニでしかもアマジュン初10番記念ですから息子にしても随分な出世です。すぐ傷むから普段の練習では使わないでほしい笑。
子供とのお揃いのユニで開幕を待つ楽しみ。まあ厳密にはお揃いでなくなってしまったからやはりもう一着買おうか。
真っさらのユニ、真っさらの年チケ、真っさらな順位表と選手名鑑。この時期の春を待つ喜びは格別ですよね。
絶対優勝だ!とか息巻く一方で、とにかく無事でと願う気持ちも。新潟の早川選手が復帰したかと思えば、競泳の池江選手が18歳で同じ白血病とは驚きました。まずはサッカーをできる喜び、観られる喜び。
それを忘れてはならない気がします。瑣末な背番号の心配をしながら。