先週末のリーグ戦開催にあわせて発売された今年のプレイヤーズTシャツの評判がすこぶるいい。
何がいいってデザイン。
www.f-marinos-onlineshop.com
これ、実物のほうがもっとカッコいいのだけれど、トリコロールの表現の仕方がお上手。おしゃれ。
もうどうみてもパリ・サンジェルマンならぬ、
マリ・サンジェルマン…!!
↑のうちの息子にしては、悪くないネーミングでしょう。プレーヤーズTシャツ(以下プレT)今年、バカ売れの予感がしている。(煽り)
我が家とユニの歴史
初めて私がマリノスのユニフォームを購入したのは2013年の初夏、ちょうど今くらいの季節だった。
何試合か通い始めたころ、タオマフの次にほしくなるのはやはりユニフォーム。
だが本物(というとそうじゃないのがニセモノみたいでいい言い方ではないのだけれど)の値段は、1万円を優に超える。
初心者が「たかが応援グッズ」に1万円を出すのはそれなりのハードルが高い。
でもやはり局所的なタオマフに比べると、上半身全体が青、というよりトリコロールで覆われるプレTはコスパがいいですよね、という理屈もある。
2013年のアウェイ鹿島戦で、周りのサポがほぼ全員、ユニフォームを着ていて、サポTは私だけという疎外感を味わった。これが契機で、すぐさまプレTに加えてユニフォームを買うという行動に出た。初めから買っとけという話だ。
私の財布はユルユルなのだが、なかなか複数枚を買う稟議が通らないため、その後は毎年1枚だけホームのユニを買うという平均的、善良なるサポという位置付けが続いている。
なお子供の分は、ただ1枚、2019年の10・天野純を除いてすべてプレTである。
スタンドのアパレルはダイバーシティの時代へ
一度ユニに袖を通してしまうと、なかなかプレTではガマンできないという心理。私の場合は、ある。
ユニフォームそのものとは異なり、見比べてしまうと物足りなさを感じてしまっていた。そりゃそうだ、値段が全く違う。
もしほぼ同じだとすれば、高い方は売れなくなってしまうだろう。だから生地の質感も違えば、袖にスポンサーの名前も入っていない。
とはいえ、沸騰ユニフォームやDAZNが配布してくれるTシャツなど、ここ1〜2年スタンドのアパレルシーンは一気に多様化した。白を基調とした沸騰ユニの登場で一層カラフルになった感もある。
沸騰ユニを着るのが気恥ずかしいという声もあるそうだ。8年前の私と似ている。でも今の私は、いろんなユニを見るのが楽しい。いまだに大昔のユニを大事に着ている人には畏敬の念を覚える。
プレーヤーズTシャツの路線変更…?
2021年のマリ・サンジェルマンに話を戻す。
以前はホームユニのオマージュを感じさせるデザインだったが、明らかに今は1枚のデザインとして主張してきている。
マリノスさんサイドも、プレTの付加価値を高めて両方売る作戦に舵を切ったのではないか(邪推)
我が家の例だ。案の定、息子2人ともユニは値段的にキツくても、マリ・サンジェルマンならおねだり次第でイケそうという匂いを見せている。
そんな空気すら一蹴するかと思われた、我が家のCFOですらデザインを気に入って、「良い子にしてるなら買う」とか言っている。これは口頭で実質的に合意したというワクチンよりは、もう少し高い精度で購入されそうである。
ファイザー、違ったファーザーは、買いたい派なのでハンコはスガにでも、違ったすぐにでも押す。
ガチサポしてない感じを入門編に
一つ、苦言を申し上げる。
ダービーの後、当然のことながらスタジアムでササっと買いたかった。
だがスタジアムショップは長蛇の列で、スタジアムの中の臨時売店にはごく限られた種類の選手しか置いてくれていなかった。…ちょっと機会損失。買う側が言うのも変な話だが、売りつけるならやはり試合前後の最も高揚した瞬間がいいに決まっている。
いろいろ制約はあるのだと思うが、ぜひ改善ポイントに。
今後のスタンドで、マリ・サンジェルマンを着ている老若男女が増えたらいい。
なんかガチサポっぽくないのに、マリノス好きな感じは伝わるし、お手頃価格だし、普段使ってもイケる。
大事なリンクを、もう一回貼っておく。ぜひ。