今年のマリノスを支えた新加入の選手たち、山中亮輔、松原健、杉本大地、ミロシュ デゲネク。生え抜きである喜田拓也や富樫敬真といった選手たち。この共通項はいわゆるリオ世代であること。現在、23〜24歳と、これからまさに中核という世代だが、もうじきに…
「格下相手にあわや敗戦」「守備崩壊」という紋切型の報道に異議。格下か?マルティノスみたいなのがゴロゴロいるチームがか? 守備崩壊? それはもともと堅固な城があって、崩れ落ちるから崩壊という言葉を使う。今季、槙野やら遠藤やらは何失点に絡んでる…
もうね、びっくりするほど、トリコロール成分が低めの生活。 ついには、今月末のエコパ遠征の中止も決まってしまった。理由は2つ。1つは翌月曜日の、超重要な会議の準備。10年に一度の逸材とか、言うじゃない。ああいう感じ、10年に一度レベルの会議。未だ…
イッペイ シノヅカが淡々と仕事をした。中央でフリーになったウーゴ ヴィエイラへ。だがフィニッシュの前に、DFがシュートコースを塞いできて打てない。 切り返した後に強引に打ったシュートのこぼれ球を拾ったのは新エース、マルティノスだ。対峙した初瀬は…
甲府名物、塩味増し増しのはずの試合を完全に破壊したのは、齋藤学だった。 2ゴール、2アシストで4得点に絡み、4-0の圧勝。あんなスゴイ学を見て、代表復帰とシーズン限りの海外流出を誰もが覚悟したものだ。 もうしょうがないよ、これだけのものを見せられ…
そりゃあもう、敗色濃厚な2失点。たった15分の間だから、まだ75分ある。いや最終的には100分以上残っていたのだけどそれは後の話。それに、点の取られ方がかなり悪かった。ボールウォッチャーだらけ?のコーナーキックと、捲土重来を期したはずのボランチ・…
あれをファウルとされるなら、どうボールを取ったらいいか分からないと、喜田拓也は言ったそうだが、正当なフィジカルコンタクトやタックルと、ファウルの境目にあるプレーだったと思う。到底、明らかな誤審などと呼べるような判定ではない。吹く人、吹かな…
ACLの結末は、いくつかの不確実な要素が折り重なって劇的なものとなった。1stレグを3-1で制し、さらに1点を先制し圧倒的に有利な局面で迎えたのは川崎。ところが車屋紳太郎の一発退場や、中村憲剛、大島僚太という中軸を途中で下げざるを得ない状況もありま…
これが川崎の普段からの強さなのか、それともマリノスのために対策されたものなのかは、よく知らない。 ハイプレスと一言では片付けられない3つほどの重点ポイントがことごとくマリノスを苦しめていた。 1つ目、扇原貴宏封じ。出どころである扇原にプレッシ…
この位置で戦えることは、幸せなことだ。たった一つしかないリーグタイトルを、13年ぶりのチャンピオンを目指して。目指すことと、実際に勝ち取ることの間にはとても深い谷がある。この谷の向こうには王者の鹿の尻尾が見える。 谷を越えられるのは、横浜か、…