今や得点源であり、得点を引き出す男、伊藤翔が右肘の骨折で全治8週間。「この大事な時」にファーストチョイスの1トップを失う打撃はあまりにも大きい。 もう今やすっかり定番となったと言っていい、仲川輝人が右サイドを抉った上でニアサイドに走り込む翔さ…
混沌極まるJリーグ。降格圏に足を突っ込むほど悪くないとみんな思っている。けれども、約半数のチームが残留争いに加わっているという恐ろしい現実がここにある。でも町田が頑張り、自動昇格枠の1つを消そうとしてくれている。しかも今年から入替戦が復活し…
サッカー選手としては日本で一番有名なティーンエイジャーであり続けた。FCバルセロナ育ち、将来を嘱望される存在ながら彼の力が及ばない事情で、回り道を選ばざるを得なくなったと言っていいだろう。帰国してJリーガーとしての道を歩み始めたことにより一層…
3試合で11失点では勝てない。攻撃サッカー志向のツケだと、メディアは言う。でも、ある意味では合っており、それだけではない。 仙台での大勝が衝撃的なら、味スタと三ツ沢の連敗もまたそれを上回るショックだった。 あっさりした失点が増えた。失点すること…
台風による清水戦の順延が吉と出るだろうか。 アウェイの瓦斯戦から1週間以上も開くことになった。広島対策というか、パトリックとカウンター対策というか、時間を取ることができたのはいいことだろう。ディエゴ オリヴェイラに苦しめられた瓦斯戦の記憶が塗…
愛するマリノスの為。見せろ熱き思い。 気がつけばベテランと呼ばれる年齢となっていたのか。バックアッパー扱いするには惜しい特異な存在感。 ある意味では、生え抜き選手よりも、クラブ愛を剥き出しにして戦っていたのが金井貢史だ。明るくて自由で頼れる…
松原健のハイキックをファールと判定された時に、試合の趨勢は決まってしまったのかもしれない。 壁の右端に配置された喜田拓也は、隣の中澤佑二より頭一つ分小さい。そこを通された。直接フリーキックによる早すぎる失点。アレ、ハイキックが取れたのなら間…
黙っていたって、イニエスタとトーレス。日本の出来の悪いワイドショーマスコミじゃなくっても、世界的にだって注目されるだろうさ。ノエスタとベアスタはそれぞれ、世界的スターのデビュー戦を追う。 ニュースの尺だって、「そこ」に重点的に使うだろう。川…
スイッチを入れたのは伊藤翔だった。 後ろ向きに受けたボールを何の迷いもなく、ワンタッチで戻す。素早くやりきれ。そんなメッセージが明確に込められていた。 受けたのは喜田拓也。これもワンタッチで、5レーンの最も左を走る遠藤渓太の前方へ送る。ほぼ独…
しばらく携帯電話のアプリと言えば、NHKと民放のワールドカップ再生のものしか使っていなかったので、DAZNを開くこと自体が久々だった。5-2の長崎戦の配信が終了してからすでに1ヶ月近くになろうとしている。長かった。 16節のプレビューを見ると、今回の代…