銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

今は実戦機会がこの上なく重要【YBC第1節・FC東京戦 展望】

オリヴィエ・ブマルがやってくる。待望の新加入選手はもう間もなく来日、チームに合流の見込みだ。アイザック ドルGMいわく、たくさんの選手が候補に挙がっていたが、開幕前からリストアップされていた選手で、決め手は日本で本気でプレーしたいという意欲だという。2年前のカイケやマルティノスが立て続けに決まった時と同様に、シーズン中の合流だがコンディションはいいと言う。どの程度の強度まで練習でできるか次第で、デビューの時期が決まるだろう。C大阪、柏との連戦から、ウィングに物足りなさを感じていたのは確か。突破でき、高精度のパスを出せるのは心強い。アンジェ ポステコグルー監督には、ブマルとの対戦経験があり、特長をつかんでいるのもスムーズな要因となるだろう。

 

こうした選手が加わるということは、出場やベンチ入りのチャンスを失う選手がいるということだ。今回で言えば、遠藤渓太、イッペイ シノヅカがあたる。競争があるのは当然のことだが、シビアな現実。仲川輝人は、和田昌士はどうなる。先発予想に名前を連ねる吉尾海夏もまだ2年目なのか、もう2年目なのか。険しきトリコロールの競争社会。そりゃそうだ、日本で最もサッカーのできるやつらの集団がJ1なのだから。チャンスは誰にでも平等にある、などというはずがない。

 

そもそも新監督でまだ公式戦3試合目。1試合でも多く、試合をこなして新しいサッカーに慣れたい、連携を深めたいのはみんな一緒。「モンバエルツ監督の3年目」とは明らかに異なる切迫感。あまりに日程が詰まっていては仕方ないが、本来ならリーグ戦メンバーにもっと実戦の機会を与えたい思惑もあるはずだ。

 

その中で吉尾ら、チャンスを与えられた選手たちの思いは強いに決まっている。違いを見せなくては。レギュラー陣と遜色なく、いや、あわよくば上回るプレーを見せなければ。気負うのも無理はない。ルヴァン杯特有の若手枠はあるものの、若手選手が多いマリノスではあまり意味はない。遠藤渓太が出るだけで、若手枠の制約はなくなってしまうのだから。

 

マリノスが志向し始めた「特殊」なサッカーを、まだリーグ戦に出場していないメンバーたちがどこまで出来るのかは本当に興味深い。若手だけではない。栗原勇蔵がこのハイラインにどう対応するだろうか。飯倉大樹以外のGKが出場するならば、どうなるだろうか?

 

FC東京では久保建英がいよいよ初先発ということで、それまた世間の注目は高い。リーグではマリノスも瓦斯も低調な出足となっただけに、早く初勝利が欲しいところだ。

 

今のマリノスには1試合でも、1分でも長い実戦が必要。それにもちろん結果が欲しい。ルヴァン杯もあらゆる意味で目が離せない。