マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

仕切り直しだ、雨上がりの昼空に【J1第8節・神戸戦 展望】

ポドルスキのいない神戸は、エビのない天丼のようなもの。そう思っていたらレアンドロとかいう特大の鶏天が乗せられた感じ。天丼としては十分な食べ応えはあるわけだ。それにしてもポドルスキは累積での出場停止だそうだが、7節で4枚もらうというのはいかにも多い。ミロシュ デゲネクも前節で3枚め。ハイラインだと、どうしても警告は多くなってしまうのかも。栗原勇蔵が全体練習に合流したという朗報はあるが、ミロシュの出場停止は困る。ディフェンスラインはやはり不動。オフェンシブGKの飯倉大樹をはじめ、松原健、中澤佑二、ミロシュ、山中亮輔が揃ってくれればだいぶ安定する。

だが中盤より前の選手はだいぶスタメンが変わってきそうだ。
扇原貴宏がアンカーに入り、逆三角形の2枚に天野純とダビド バブンスキーが入る。両サイドは右・遠藤渓太と、左・オリヴィエ ブマルという新しい組み合わせだ。

1トップは、離脱?のウーゴ ヴィエイラに代わって伊藤翔がリーグでは初先発の見込みだ。外国籍の選手枠の都合上、ブマルの加入以降にベンチ外となっていたバブンスキーが即復帰し先発ということは、アンジェ ポステコグルー監督が本当は使いたい選手だということを物語る。遠藤にも翔さんにも大きなチャンスなのは間違いがない。ここ数試合は、新戦力のフィットを優先させていたように思うが、チームの始動からいる選手達(ブマルは除くが)で、流麗かつ急所をつくコンビネーションが見られるかと思うと、楽しみである。

リーグ全体を見渡すと、ミシャで生まれ変わった札幌の快進撃が止まらない。都倉賢の渾身のヘディングは、すげええええと唸ってしまった。長崎は迷えるガンバを3−0で粉砕してホーム初勝利。マリノスは暫定ながらその長崎に順位を抜かれてしまったのである。調子がずっといいのは広島だけ。今日湘南に勝つようなら早くも独走態勢になりつつある。前節にまんまと勝ち点3を献上したマリノスも責任の一端を負っているのだが。

雨上がりの空は、今節からの出直しをしたいチームに相応しいように思えるが、心配なのは気温の上昇だ。キックオフ時には25〜26度になるとか。それでは体力消費も多くなる。ただ、先週と異なるのは、今週の週中に行われるのはリーグ戦ではなくルヴァン杯だ。しかもアウェイとは言え近隣の瓦斯戦なので、遠距離の移動もない。少しはターンオーバーしやすい状況となるだろう。

すなわち、出し切れる。神戸は10位だが、同勝ち点で得失点差もマイナス1。「新しいサッカー」で挑むには相性面からもちょうどいい相手だ。前節は浦和に後半アディショナルタイムに逆転を許すなど、相変わらずなところがあるのは否めない。宮、佐々木、郷家ら聞きなれない若手選手は週中だから出ていたのか、今日も来るのか。レアンドロやウエリントンはもちろん嫌だけど、無名の若手にも注意が必要。

さて、うちの息子の目当ては引退挨拶のサカティやアマノッチではなく、映画公開にあわせてあざとくやってきたクレヨンしんちゃん。爆。今からでも遅くありません。スタジアムに駆けつけよう。