ไทยแลนด์ 2-1 ยูเออี
最初は、ティーラトン絡みのツイートで試合結果を知った。訳すと、THAILAND🇹🇭 2-1 UAE🇦🇪という意味らしい。なんとなく字面?から、何を書いてるか予測できるが、Twitterなのかな、遠慮がちに書かれた「翻訳」ボタンを押すと一発で分かるのはすごい。
実はかも@シャーレのルーツはタイにある。小学生の2年間を父の仕事の都合で、バンコクで過ごしたのだ。日本人学校では、週に2時間タイ語の授業があるが、まだまだ漢字も絶賛学習中のころの話。通称、ヘビ文字と言われるタイ語の読み書きはできない。動物の象形文字のように習った記憶はあるのだけど、せいぜい100 ⇒ ๑๐๐ 紙幣に書いてあったこの文字くらいかな。だから2-1をタイ文字で書くと、๒-๑ となる。まあ日本人も、日本 三対零 タジキスタンとは書かないけど。
ともかく西野ジャパンじゃなかった、西野タイランドが、強豪UAEを破り、最終予選進出に大きく前進した。前の試合で、ウォーミングアップ中に打撲のような怪我をし、欠場を余儀なくされたティーラトンも元気に先発復帰し、悪魔の左足が猛威を振るったようだ。
https://twitter.com/y_kawaji/status/1184126074801647616?s=21
強豪UAEに勝利した直後のティーラトン。このドヤ顔。そりゃあそうですよね。怪我なく90分プレーしてくれて何よりです。「ティーラトンうぉっち」書きますよ。@kawaji_watch pic.twitter.com/IqH1X5e2I5
— 河治良幸 (@y_kawaji) 2019年10月15日
この表情、素敵。自信を深めて、チームに再合流してほしいところ。
畠中槙之輔は、タジキスタン戦も出番は来なかった。人工芝のグランドと見知らぬ土地で、得たものとは、ひょっとして海外移籍への渇望だったかもしれないけれど。Jの日本人選手としては出色でも、吉田、冨安、植田、昌子と他のCBは皆欧州でプレーする時代。タイ語を一瞬で訳せるのと同様に、日本人のセンターバック達が続々と海を渡るのは15年、いや10年前ならイメージしづらかった。
未明には、東京五輪世代がアウェイでブラジルを撃ち合いの末に破るという金星。遠藤渓太は磐田戦での負傷が原因で遠征を取りやめたが、快挙にも悔しさが入り混じっているだろう。これは、湘南にぶつけるしかない。とばっちり弾を喰らえ。
渡辺皓太はU20のサンパウロ戦ではスタメンだったが、出場がなし。田中碧、中山という同ポジションの選手が大活躍したのを見て、何を感じたか。とになくナベコウタには巧さを感じる。ボールさばきは、マリノスナンバーワンで入れ違いで移籍した三好康児をも凌ぐかもしれない。その三好は、スタメンで勝利を祝うとともに、ルヴァン杯の決勝が、所縁のある「札幌対川崎」に決まったことに興奮。よし、リーグはマリノスが獲るからね。その時はもっともっと喜んでね。
横浜国際総合競技場は、ラグビー日本代表の快進撃で超満員となった。先のマリノス対シティをさらに上回る人数と言われても、もう数えられない。
マリノスサポーター達は、流域を洪水から守りながらも、ラグビーの新しい歴史を刻んだホームスタジアムを誇りに思う。
そうさ、残された今年のマリノスの試合は、12月7日のあと1試合。瓦斯との最終戦。この後の展開次第では「勝った方が優勝」となる可能性すらあるビッグマッチだ。この試合を超満員で、そして勝利を、優勝を祝う。
満員のニッパツもいいけれど、ネンチケがない人はなかなか行けないのも事実。最後はやはり日産で。
マリノスのない週末は、気持ちが所在なげで、ほかの大会の話を聞くとそっと耳を塞ぐ。J2の動向も気にならないと言えば嘘だが、どこが勝っても心を乱したりしない。
そうしていたら、この隙間だらけの日程も、急に愛おしくなってきた。1試合1試合を噛み締める時間も長い。
じゃあここで、磐田戦のハイライトをどうぞ!って
言っても不思議に思う人はいない。そのくらい悠久の秋。
湘南に勝ったらまた一週休み。鳥栖にも勝って、札幌にも勝ったら、きっと首位だな。そしたら最後の一週休みで、クライマックスの3連戦。
ともに強いマリノスを作る、2019年の旅が最高の結末であるように。