満員をさらに2千人上回る、ホームスタジアム、トラコス長崎の雰囲気は圧倒していた。 私は昔、新潟がJ1昇格を決めたその瞬間にピッチで仕事をしていたのだが、人数こそ違えど長崎史上最も熱い試合となったのは、現地で無くDAZNの画面であっても十分に伝わっ…
何年経っても2013年の輝きは色褪せない。2位だったか、1位だったかの差は記録の上では残酷なまでにはっきりと分かれる。あと1勝、ホームの6万人の前で。その試合でなくてたった1勝、掴みとれていたら今、私たちのユニフォームの星はもう一つ増えていた。でも…
天皇杯の準決勝と言えばマリノスの鬼門。2012年の準決勝覚えてるだろうか。こごみさんのブログにも度々出てくる、我らが山中亮輔との邂逅。19歳の山中亮輔との出会い。 師走とは思えないような晴れやかな空だった。サポーターになる、ほんの少し前の私は国立…
優勝、準優勝と分かれる前に、まずは晴天の埼玉スタジアムの舞台にたどり着いた両軍は強く、そして羨ましかった。水色と桃色は、ことサッカーにおいては私の好きな色ではない。でも、あんなに眩しく見えるのはそれが、タイトルのかかった最高の舞台上という…
鹿島と磐田に連勝した、リーグと天皇杯の連戦こそ、エリク モンバエルツ監督がもたらした成長のハイライトだったと私は思う。退任による後出しに聞こえるかもしれない。だがフランス人指揮官によるチーム作りは一つの確かな結果をもたらした。 だって、齋藤…
何から書けばいいのか分からない。すごい試合だった。とても勝てるような内容ではなかったというのが率直なところだが、勝った。もっと勝利が相応しいのに勝てなかった鹿島戦はいくつもあった気がする。でも勝ったのは、マリノスだ。執念のような、スタジア…
ゴールを二桁に乗せたばかりのウーゴ ヴィエイラがこの日最初のチャンスで、相手DFと衝突し、膝を抑えて倒れ込んだ。 前半15分、一度は再びピッチに戻ったものの、自ら倒れこんでしまい富樫敬真との早すぎる交代。強行でプレーを続けようとして結局、交代と…
今年のマリノスを支えた新加入の選手たち、山中亮輔、松原健、杉本大地、ミロシュ デゲネク。生え抜きである喜田拓也や富樫敬真といった選手たち。この共通項はいわゆるリオ世代であること。現在、23〜24歳と、これからまさに中核という世代だが、もうじきに…
「格下相手にあわや敗戦」「守備崩壊」という紋切型の報道に異議。格下か?マルティノスみたいなのがゴロゴロいるチームがか? 守備崩壊? それはもともと堅固な城があって、崩れ落ちるから崩壊という言葉を使う。今季、槙野やら遠藤やらは何失点に絡んでる…
もうね、びっくりするほど、トリコロール成分が低めの生活。 ついには、今月末のエコパ遠征の中止も決まってしまった。理由は2つ。1つは翌月曜日の、超重要な会議の準備。10年に一度の逸材とか、言うじゃない。ああいう感じ、10年に一度レベルの会議。未だ…