マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

衝撃にして、最高の開幕戦【J1・第1節 浦和戦】

その瞬間、途中出場の前田直輝にはゴールへの道筋が見えていた。 そのゴールは前評判では有利と言われた浦和を敗戦に追いやる、単なる決勝点というだけではない。 陳腐な表現で言うなら、新シーズン、いや、新時代の扉を押し開く価値のある道筋だった。だか…

マリノスを背負う覚悟を見よ【J1 第1節・浦和戦 展望】

覚悟はできている。 よく考えれば、一体、誰が何に覚悟をするのか。開幕に何を覚悟すればいいのか。 覚悟という言葉は、マイナスに取ることもできる。そのまま観念に置き換えてみたら、例えばJ2に落ちる覚悟という表現もある。 齋藤学が小学生だったころ、マ…

男は黙って、静かに牙を研ぐ

齋藤学が残留を決め、背番号は10となり、主将にも就いた。流出やむなしと覚悟を決めていたエリク・モンバエルツ監督は大いに喜んだ。 マリノスのストロングは両サイドの突破。学の存在そのものが戦術を凌駕する。だからこそ、ミロシュ・デゲネクや扇原貴宏の…

新入団の選手と、新しく応援する人と。

開幕戦のスタメンが事前の予想通りならば、ウーゴ・ヴィエイラ、ダビド・バブンスキー、ミロシュ・デゲネク、そして松原健の4名が名を連ねるだろう。いずれも今季から、トリコロールに袖を通す期待の新戦力だ。ベンチ入りの7名の中にも、いるかもしれない。 …

データ大好き! 開幕戦、ACL組、直接対決。

いよいよあと3日。開幕に胸躍らせる私たちを尻目に、浦和はACLの第1戦を戦っている。 アウェイ・豪州でのWシドニー戦で、4−0の快勝。鹿島も揃って勝利したが、とかくJリーグ勢の不振が目立つACLにおいて、緒戦の第1節でJチームが2勝をあげるのは、2011…

「競争は大歓迎」のゆくえは…

町田とのトレーニングマッチを順調に終えたマリノス。 1本目と2本目でガラリと選手を入れ替えたことで、今週末の25日に控えたJ1開幕戦、対浦和戦にどう臨むのかが鮮明となった。すなわち1本目のスターティングメンバー11名が、そのまま開幕戦のピッチに立…

我が家の「サステイナブル・トリコロール」とは?

グズグズとネンチケの更新を迷っていたことはだいぶ前に書いた。 2月の我が家の結論としては、父更新、母非更新、息子・俊介が小学校進学に伴い、ネンチケデビュー!となった。 俊輔が移籍しても、マリノスを一緒に応援してくれるのは英才教育の結果で自然な…

妄録 俊さんと学

終わりの始まりと言われた頃 齋藤学は年を実家で越し、ユース時代の仲間と初蹴りを行なっていた。 電話をしたのはその後だ。 「もしもし、俊さん? あ、俺。もう一回聞くけどさ、本当に出ちゃうの?」 「あぁ。なんだ正月になってもまたそのことか。本当だ。…

10の継承者

齋藤学の契約更新の発表とともに、背番号11から10への変更が発表された。 本人の強い希望にクラブが応えた形だ。俊さんがつないできた伝統を、背負ってきた重みを、受け継ぎたい。自分が背負いたい。覚悟と思いがビンビン伝わってくるリリースだ。 背番号は…

俊輔のインタビューは何が問題だったのか

マリノスは国内で初の対外試合で、大宮との練習試合。 3本試合して、スコアは2−2だったそう。タイでの2試合に加えて、この試合も、攻撃が形になっているのが気になる。 だって、ここ数年の開幕前と言えば、無得点が常だったから。やっと得点!と思ったら…