マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

データ大好き! 開幕戦、ACL組、直接対決。

いよいよあと3日。開幕に胸躍らせる私たちを尻目に、浦和はACLの第1戦を戦っている。
アウェイ・豪州でのWシドニー戦で、4−0の快勝。鹿島も揃って勝利したが、とかくJリーグ勢の不振が目立つACLにおいて、緒戦の第1節でJチームが2勝をあげるのは、2011年以来6年ぶりのことだ。

ACL組の方が、Jリーグの開幕戦に先駆けて公式戦を戦うため、コンディションや試合勘の面で有利だと言われる。
過去5年のACL組の開幕戦の成績を調べてみたら、全20試合で、8勝6敗6分だった。平均勝ち点は1.5。前年のリーグで三本の指に入る強豪であり、かつコンディション面で有利とするならこの数字は物足りない。

これはACL開幕節から、中3日程度でリーグの開幕戦を戦う難しさも表している。もちろん強豪同士の対戦が組まれることで苦労していることも見逃せない。また上記の20試合の中には、ACL組同士の直接対決も含まれている。

ともあれ、ACLを戦った浦和が有利とは簡単には言えない。

開幕戦でマリノスと浦和が戦うケースが多いことは何度も触れられている。

1994 1st 横浜2−0浦和 三ツ沢
1997 1st 浦和2−3横浜 駒場
2002 1st 横浜1−0浦和 横浜国
2004 1st 横浜1−1浦和 横浜国
2008  横浜1−0浦和 日産ス
2017 横浜 浦和 日産ス

25回目の開幕戦で、6回目の対戦というのは、クラブ数を考えるといかにも多い。それだけ開幕を盛り上げるために、過去から意図的に組まれてきたカードだということだ。

しかも、このカードの開幕戦でマリノスは圧倒的に結果を残してきた。4勝1分で7得点3失点。

これらを加味したトータルの開幕戦戦績はどうだろうか。マリノスは、過去24戦で12勝9敗3分である。浦和は、8勝13敗2分。ただこの4年は4連勝中だ。その前は、本当に開幕に勝てなかったということになる。(うち4敗をマリノスに喫していることになる)

さて、話をACLに戻す。浦和はいきなりシドニーでのアウェイマッチだった。点差ほどの差はなかったと聞くが、後半に4点を挙げて開幕戦を白星で飾った。

メンバーは、西川、遠藤、槙野、森脇、青木、阿部、関根、宇賀神、李、武藤、興梠とほぼベストなメンバーを投入した。まだ開幕まで3日あるとは言え、豪州の移動は決して楽ではない。またゼロックス杯には出場していたが豪州ではベンチ入りしなかった(帯同していない?)ズラタンの調整具合は気になるところ。
さらにゼロックス杯の前日に練習で足を痛めたとされる柏木の存在は? この選手はケロリと試合に出てくる可能性も大いにある。
ただいずれにしても、さすが浦和の選手層で、本気でリーグとアジアの二冠を狙えるだけの「2チーム」分の戦力は揃っている。

優勝予想で、鹿島と人気を二分している浦和を倒す。若きマリノスの試金石としては強敵であり、その分倒した時の見返りは大きい。

浦和や鹿島には存分にアジアの舞台で、日本の武威を示していただき、その分、Jはマリノスに任せてもらおうではないか。

開幕まであと3日。
この試合は、新しくて、そして熱いぞ。