読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

栗原勇蔵、復活の狼煙をあげる【YBC第1節・C大阪戦 展望】

松田直樹の誕生日に合わせて、彼を敬愛する栗原勇蔵が自身のインスタグラムに在りし日の写真をアップした。一緒に食事でもしてたのだろうか、リラックスした笑顔がそこにはある。

栗原勇蔵は、今年34歳になる。つまり松田直樹に追いつく。「ずっとマリノスにいられて羨ましい。歳をとらないから老けないですね」という栗原のコメントからは、松田に対して、またマリノスに対しての深い愛が伝わってくる。このユニフォームへの誇りを持って戦う選手はやはり勇蔵かもしれない。

今晩、5ヶ月ぶりにピッチに帰ってくる。左膝の側副靭帯を痛めたのは、10月、G大阪とのルヴァン杯準決勝だった。そこから復帰して再離脱、結局ここまで長引いてしまったのは意外だった。

思えば、昨年もルヴァン杯の初戦で先発し、途中で痛めてファビオの途中投入となった。ここ最近、1〜2年の勇蔵はなかなか万全の状態になれない。ただでさえ、昨年まではファビオ、今年からはミロシュ・デゲネクとポジションを争うライバルが強力だ。置かれている立場が厳しいのは間違いない。

だが自らの意志でマリノスに残ることを選んだ勇蔵が万全なら、チームの安定感は増す。それにミロシュは豪州代表に選ばれているし、今晩最終ラインでコンビを組むパクジョンスも怪我明け。万全の勇蔵が果たす役割、ここ一番で試合に出る機会は決して少なくないはず。

ただ本人も言うように、実戦から長く遠ざかっていることで、ゲーム体力や試合勘という面では不安が残る。それを取り戻すには、試合に出ること以外ないのだから、一歩ずつ復活の道を歩むしかないだろう。

勇蔵が高い力を示せるか。ここが一番な見所となる。

____富樫____

遠藤__中島__仲川

__扇原__中町__

高野_パク_栗原_新井

____杉本____

 

存在感を示したいのは他の選手も同じだが、これがマリノスの公式戦初出場となるのが杉本大地扇原貴宏。扇原は初戦が古巣との対戦となる。怪我で出遅れた杉本の出来も重要。飯倉大樹を欠くようなときに一番頼られるべき存在だからだ。昨年の実績があるが高野遼も、マリノスに入団後は初出場。下平匠山中亮輔が帰ってくる前に、攻撃参加と課題の1対1対応で結果を出したい。

2列目の3人。この試合後に、U-20代表に行く遠藤渓太は別としても、中島賢星仲川輝人には大チャンス。例年指摘している通り、カップ戦で結果を残した者は、リーグ戦でもチャンスを与えられ、レギュラーを奪回することさえある。

 

対するセレッソは3季ぶりのカップ戦で、こちらも大幅なターンオーバーとなるよう。注目は後半から出場と噂の清武だろう。復活を期す勇蔵にとっては、彼を封じればと考えれば、むしろチャンス。

6試合で突破か敗退か(それともプレーオフ)が決まるシンプルなグループステージを今年も突破したい。昨年はあと一歩届かなかった決勝の舞台、そして16年ぶりとなるルヴァン杯ウィナーの称号へ。

昨年も同じような完全ターンオーバーでGLを突破できた。今年できない道理はない。出場機会の少ない選手たちの飢えと意地がポイントとなる。その中心に、栗原勇蔵はいる。

 

さあ大阪で、まず勝とう。