マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

25回目のカップ、我らは申し子なり

伊藤翔さんが右脚を痛めながらも放った。最後の力を振り絞ったシュートでマリノスの決勝進出の道は見えた。そして程なくガンバによって道は閉ざされた。またもや準決勝での敗退。毎年のように善戦の、定番のベスト4だ。

ナビスコと呼んだ方が世間的にはしっくり来る。ルヴァンの名は、これから広めていかなければなるまい。昨秋以降、我が家にはリッツではなくルヴァンがある。あれだけ毎試合のようにルヴァンを頂くと、在庫がなくなると寂しいものだ。ほら、YBCさん、着実に根付いています、広告宣伝効果はありますよ。YBCさん、ありがとう、ルヴァンが好きな人はRTしてね!って言えば、それなりに広まるのではないか。

YBCヤマザキルヴァン杯が明日、25回目の幕を開ける。最多優勝はご存知、鹿島の6回。大会通算の勝利数も、鹿島は82勝で最多を誇る。

我がマリノスにも最多記録がある。通算168試合は、2位の鹿島161試合を引き離す。通算80勝27分61敗で、この敗戦数も広島の58を上回って最多となる。

日本で最もこのカップ戦を戦ってきたクラブであり、これこそマリノスのポジションの証でもある。なぜか。

それは鹿島や浦和はACL に出場している年が多いので、グループリーグ6試合が免除される。つまり今年もGLから戦うマリノスと、シードされる鹿島の差は開くことになる。仮にマリノスがGLの6試合で敗退したとしても、鹿島が決勝まで戦った場合の試合数は5。通算試合数の差はわずかに開く。

通算試合数ナンバーワンの意味は、いかにほぼ毎年、ACLに出ずにルヴァン杯を大切にしてきたかの証である。それに、いかに安定して中位にいたかの証でもある。呼んでもらおう、ルヴァン杯の番人と。なんだかJFLのHONDAのようでちょっと微妙だな。

 

今年の変化は2つ。「若手枠」とプレーオフの導入だ。

まず若手枠は21歳以下の選手を1名以上、「先発」メンバーに含むことを義務付けるもの。若い世代の出場機会確保という狙いがある。遠藤渓太、吉尾海夏、原田岳にとってはチャンスが増えると言える。ユースの山田、堀も出場を狙える。なお、仮に遠藤が代表に招集されている場合は、このルールは適用されなくなる。遠藤以外のメンバーを無理に出さなくても良い。マリノスにとっては、今のところ大きな問題にはならないだろう。

一方のプレーオフ。従来のグループ上位2位までが勝ち抜けというレギュレーションが変わった。1位は勝ち抜け、2位はもう一方のグループ3位と、ホームアンドアウェイプレーオフを行うというものだ。ここで勝ち残った2チーム、1位突破の2チーム、さらにACL 組4チームを加えて準々決勝に進出となる。

 

相手の3位を予想することに意味はないだろう。目の前には対戦順に、C大阪、神戸☆、新潟☆、甲府鳥栖、広島☆という相手が待っているのだから。

☆はホーム、無印はアウェイだ。首都圏にJ1チームが多いはずなのに、これでもかと遠方、とくに西のチームが揃った。移動はタフだ。

サポートする方にとってもタフなのに加えて、別途スカパーの契約をするのか、したらDAZNとのダブルで割高やんけ!問題も横たわる。

 

それでも始まる。始まったら楽しむだけ。まずは3年ぶりの金鳥か。この緊張感は、開幕前日だけのものだよ。オヤジギャグのお後がよろしいようで。