ACLと天皇杯で相次いで動きがあったのでまとめておく。
【ACL準々決勝】
上海上港2-2浦和 浦和1-1上海上港
→浦和が準決勝に進出!
広州恒大0-0鹿島 鹿島1-1広州恒大
→鹿島は準々決勝で敗退。
日本勢は4試合戦って4引分けだったが、浦和と鹿島でアウェイゴールの差で明暗が分かれた。トーナメントの恐ろしさとアウェイゴールの醍醐味だろう。
【天皇杯 4回戦(ラウンド16)】
神戸 3-2 川崎
大分 1-1(PK10-9) 広島
鳥栖 4-2 C大阪
清水 1-1(PK4-3) 磐田
長崎 2-1 仙台
甲府 2-1 法政大
浦和-Honda、鹿島-横浜FMは、9/25に実施。
漠然とだが、マリノスには良い結果となった。C大阪や川崎などが敗退したのは、ハッキリと追い風である。
今週末はラグビーW杯の開幕に配慮してか、J1リーグ戦はまたお休み。だから週中に天皇杯の試合を組むのは理にかなっていた。浦和と鹿島はACL準々決勝を戦うために、それぞれ天皇杯は来週に。これにより煽りを受けたのはマリノスだ。そこから中2日でアウェイの仙台戦を迎える。これは天皇杯の対戦カードの抽選結果を恨むほかない。
とばっちりはこれだけではない。来週、マリノスが鹿島に、浦和がHondaに勝利すると、両チームが準々決勝で対戦することが決まっている。準々決勝は10/23で、これもJ1リーグ戦がお休みの週だ。よく配慮されている。
が、ACL準決勝に浦和が進んだために、10/23にはACLの第2戦が優先して行われる。天皇杯準々決勝の浦和戦は、11/27に順延。すると、今度は中2日で、J1第33節。しかもアウェイ川崎戦という優勝を狙うマリノスにとっては超大一番がある。鹿島はACL敗退で、天皇杯やリーグ戦により力を入れてくるだろう。(まあ、浦和が負けて、鹿島が残る逆の展開が良かったよね)
ぐぬぬぬぬ。これは天皇杯の対戦カードの抽選結果を恨むほかない。(2回目) なお天皇杯は、この準々決勝を勝ち抜けると、甲府と長崎の勝者と準決勝を戦い、決勝は神戸、大分、鳥栖、清水のいずれか。リーグ戦の順位に当てはめると上位チームで残ったのは鹿島とマリノスだけなのだ。あまり余計なことを言うべきでないけど、大チャンス。
2020年1月1日。東京五輪のメイン会場となる新国立競技場が決勝の舞台だ。他のスタジアムがどうというわけではないが、やはり天皇杯決勝は元日、明治神宮で参拝を済ませてから臨む、千駄ヶ谷駅前のあのスタジアムが相応しい。埼スタでカップ戦の決勝と聞くと、頭痛が激しくなってしまう。さよなら、民間駐車場のおじちゃん達…。
杮落としの一戦、令和初の天皇杯王者。その先にはACL、6年ぶりのアジアの戦い。あっ、天皇杯の結果にかかわらずリーグ優勝してACLの出場権はとっくに確保しているはずだ。
ところで、言いたい。
この杮落としの一戦に行きたい、決勝進出したい!という声が意外にも結構多くて、違和感を覚えている。元日決勝に行くだけじゃダメだろ!勝たないと何の意味もないだろ!ってやつ。頭痛の思い出を完全に忘れちゃダメだ。
私がサポーターになってから、タイトルを取ったのは2014年の元日だけだ。そのほか、13年の超満員新潟戦、最終節等々力、14年の広州恒大とのグループリーグ最終戦、ゼロックス広島戦、18年元日の天皇杯C大阪戦、ルヴァン決勝の湘南戦。ぜーんぶ負けてきた。
でもさ、決勝で負けるくらいならサッサと早期敗退した方がマシだって真顔で言えるかい?
いろんな角度から君を見てきた
そのどれもが素晴らしくて
僕は愛を思い知るんだ
泣いたり笑ったり
不安定な想いだけど
それが君と僕のしるし
だいたい議論の着地に困ると、私は桜井和寿の詞に救いを求めるのだけど、結局、サポートなんて自分勝手な恋みたいなもんだよなと思う。で、恋が敗れたからと言って、私たち出会わなければよかったのかもとかボーッと生きてんじゃねーよと言いたくなる。負けたっていいじゃないかとは絶対に言わないけど、敗戦もフットボールと人生の一部だろ。負けたくないなら戦わないことだ。でも、それは絶対に勝つこともない。
天皇杯の対戦カードの抽選結果を恨むだけ恨んだら(3回目)、あとは優勝まで突き進むだけさ。クリスマス休暇もなく、遠征ホテルで迎える年始なんて、ボスからしたらクレイジーだろうけど。
一番綺麗な色ってなんだろう。
一番光ってる色ってなんだろう。
トリコロールだ、当たり前だろ。言わせんな。
両方獲りたい。それも当たり前だろ。
ごめんな親兄弟、親戚と一族郎党。今回も、元日の予定は埋まっているんだ。今回は、空かないと思う。