読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

3戦勝利なし ミスでみすみす【J1第5節・C大阪戦】

中町公祐がふくらはぎをおさえる。もうプレー続行は不可能と、自ら交代を要求したのは前半わずか9分のこと。変わって喜田拓也が入る。大きくゲームプランが狂ったのは間違いない。

これは想像だけれども、ウーゴ・ヴィエイラとダビド・バブンスキーをベンチに入れたのは、この2人を勝負のタイミングで使う考えがあった。ウーゴは不明だが、バブについては長距離移動と時差ボケの影響が残る。
伊藤翔前田直輝が仕事をしてくれればもちろんそれは良し。ただ前半0-0ならば、後半に勝負をかけられるという意図があったのではないか。
中町のアクシデントで交代枠を1つ使ってしまったので、ウーゴの投入を遅れさせなくてはならなかった。それに、またセットプレーのこぼれ球をフリーで押し込まれるというまるでルヴァン杯の続編を見ているような1点目の失点は何とかならんものか。ようやく作ったチャンスにも伊藤はシュートを前田に当てて、オシマイ。
勝てるとしたら、バブンスキーがビルドアップからフィニッシュまで、ウーゴに潰れてもらってリターンを受けたシーンくらいのもので、基本はブロックの中へと、トライするパスが失敗に終わるのはまだいい方。その前のノープレッシャーでのパス回しがズレるのは勘弁していただきたいものだ。
ただ、このマリノスというチームは、年に何回かは、毎年恒例のようにこのようなゲームを見せつけてくる。90分淡々と過ぎ去る、見てる方の忍耐力ばかりを養ってくれるゲームを。
確かに中断明けで、準備期間が相応にあった中で迎えた試合でこのデキというのは堪える。だが、そういう日だったと思うしかない。

瞬発力のあるサイドバックを配置されると、マリノス自慢のワイド攻撃は威力が半減する。手詰まった時に、最初にだれがリスクを冒すのか。その勇気があるのかというより、本当に効果的なのは。それはボランチであるべきだと思うが、喜田と天野純が、山口山村に、優っていたとは言いがたい。中盤の押し上げがなければ、前節のマルティノスのような「一発」に頼るしかなくなるし、それは毎試合起こるものではない。

 

このプチ閉塞感の中にあっては、予想できた凡戦だ。良い魅力的な内容と、それに結果もついてくる試合が多分また来る。で、またスイッチがオフになったように上手くいかないケースも。つまり、開幕から2戦のドラマチックかつ、エキサイティングなマリノスと、ここ最近の後退っぷりは、どちらもマリノスの真実の顔である。

悲しいかな、まだどんなタイプのチームにも安定的な力を発揮することなど出来ないし、とくに2列目にいる特定の何選手かの調子に左右されるのが現状だ。

鹿島や浦和のように、勝ち慣れていないと思う。なので昇格組のように、こちらが飲んでかかっていい相手に四つに組みあって、押し込まれると慌てる。それが実力だ。

 

セレッソという、セットプレー頼みのチームに、セットプレーで敗れ去った。ルヴァン杯とそれも同じだ。で、次のジュビロのほうがセットプレーは強力だろう。相手はリアリズムに徹してくる。そこでロマンに殉じている場合ではない。

次は絶対に勝ち点3。そう心の底に決めて、立て直すしかない。