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銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

華麗に、力を抜いて【J1第12節・仙台戦 展望】

大岩の物騒なコメントが物議を醸している。

「齋藤学をつぶす」と言ったか言わなかったか。日刊スポーツでは、調子付かせないように早めにつぶすと書かれていて、報知には負けないようにしたい、とだけある。

新聞の見た目のコメントで踊ってはいけない。言ってもないことが言ったかのように書かれる。今までにもそんな例はたくさん見てきた。吉田麻也がルーニーを大したことがないと言ったとか、字面だけで踊ってはならない教訓はつい今週もあったばかりだ。

ツマラナイ遺恨は要らない。相手エースをつぶすという表現はよく用いられる。ただ、前回対戦で大岩が後半アディショナルタイムに悪質なタックルをかましたのは事実。警告を受けたが、私には一発退場相当だったと見えた。その大岩が、右サイドに入る以上、真っ先に学を警戒するのは当たり前を通り越している。それだけのことだ。

あんなプレーを見せられた以上、彼をよく思わないマリノスサポーターが多いのは当然だが、信じられない低レベルのTweetも見られた。仙台に、福島原発の事故をなぞらえたようなトンデモナイひどいレベルのもの。マリノスのサポーターのレベルが大いに疑われ、また品位を貶めるもの。大岩のプレーが悪質かどうかを言う以前のものだ。

さて、その学。まだ悩めるトンネルを脱していないように見受けられ、「いいスタートの後には、停滞する期間があることはわかっていた」という俯瞰したコメントも、どこか強がりに聞こえてしまう。

学が自ら背負っている部分と、周りが勝負の下駄を預けてしまっている部分と、両方があるように思う。

 

手は抜かずに、力を抜けよと、外野は思うものの、人一倍強い責任感が彼を一層追い込んでいるのだろう。その重みが、ドリブルのスピードやキレを奪っているのだから、なんとも皮肉だ。

したがって、半年前の仙台戦の時のようにキレッキレではない学と大岩がどういうかけひきを見せるかは、結局のところ見ものである。

ブロックを作る仙台に対して、エリク モンバエルツの選択は、触るダビド バブンスキーよりも、受ける前田直輝。この期待にはなんとしてもゴールで応えたい。

それに、前節の幻のゴールの雪辱に燃えるのは伊藤翔。今度こそ今季初ゴールで勝利をもたらしたい。富樫敬真の復帰が間近で、結果の出てない1トップはつらいよ。

分かっていてもあえて言う。学よ、肩の力を抜いてくれ。華麗なステップワークで、ラフプレーも届かないような高速の世界へ。

快勝劇よ、そろそろ。