マリノスにシャーレを 2021

横浜F・マリノスの話題を中心に、いちサポーター目線で愛を語ります。いちお3級審判、不定期で審判やルールネタも。サッカー少年2人の父。

マリサポ金井さん教育部#10「1高丘陽平」編(議事録・前編)

久々のブログ更新。すごい感動もののコンテンツです。完全に人の褌で相撲を取っていますが、本ブログの収益(ないけどw)は杉本健勇買取基金に回します。

マリサポ金井さん教育部とは

一番詳しい初心者マリサポの異名をもつ「マネーフォワードの金井さん」にマリノスの選手のプレーの特徴、魅力を紹介していくClubhouseコンテンツです。人気のclubhouse番組Footricoのスピンオフ企画として開始。今回で10回目を迎えました。

Footricoを主宰するnari (@fmbh_nari) | Twitterさんが「これいいコンテンツだから誰か議事録取ってほしいな」と本番1分前に思いついたので、僭越ながら弊ブログをその舞台にさせてもらいました。今後は本家のfootrico!のnoteで取り上げてくださるかもしれませんね。なので弊ブログでは一回きりかもしれませんが、配信を聞いた方、聞き逃した方もお楽しみください!
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キーパーの良さはキーパー経験者でなければ分からないよね

普段はnariさんのほか、akiraさん、金井さん、「金井さん教育部」の生みの親でもある寺本さん(マネーフォワードさんのパートナーシップ以前より筋金入りのマリサポ)というメンバーで、毎回1選手のことを取り上げる「勉強会」的な位置づけ。今回のお題は、金井さんのリクエストで、初めてのGKとして高丘陽平選手となったのです。

しかしGKのプレーの特徴って、なかなか解説できず。いや、高丘、梶川の違い、説明できないですよね…ということで、GKプレー経験のある有識者3名をお招きしたのです。

<ゲスト紹介>


marbleさん

サッカー経験は小1~高3までの12年で、小6から7年がGKです。現在大学生。
歴代マリノス選手では榎本哲也選手、他では権田修一選手が好きです。


ibuさん
高3までGK。歴代横浜FMでは秋元陽太選手のユニを持っていた。他ではエデルソン選手(マンチェスターシティ)


Jakuさん

小4から現在まで10年ほどのキャリアがあり現在も現役GK。横浜FMでは飯倉大樹選手と朴一圭選手。海外ではテア・シュテーゲン選手(FCバルセロナ)

高丘選手の略歴

番組はTwitterに貼られたリンクをみんなで見ながら進行します。音声だけのclubhouseなのに画像も使ってしまうのが巧みですね。

参考リンク①はこちら


高丘選手は1996年3月16日(25歳)181cm、72kg、神奈川県出身のGKです。性格はあまり表に出てきていない感じはするものの
金井:「いじられてますよね?笑」 ←よく知っているな。
そうですね、なんか真面目だけど天然という印象。
元横浜FMの小林祐三(現:クリアソン新宿)のpodcastでは「たまに超デリカシーがない」との評価。ひょっとして天才肌かも…。

4種時代(小学生時代)は、あざみ野FC。金井貢史や水沼宏太を輩出しているマリノスにゆかりのある地元の有力チーム。横浜FCジュニアユース、中略、サガン鳥栖、横浜F・マリノスという経歴。年代別など代表の経験は無し。ちなみにnariさん大好き金井選手と、金井さん大好きの水沼選手は同い年で、このあとトップ昇格まで同じキャリアを歩んでいきます。この二人と高丘選手は6学年違い。

マリノスに来たのは2020年10月なので、まだ1年足らず。朴一圭選手がマリノスから鳥栖へ渡り、鳥栖から交換のような形で高丘選手がマリノスへやってきました。外国籍選手の枠が影響していたと言われています。

高丘選手のパーソナリティは「誠実」

一番下のリンクにある「dialogue with」では、横浜FM加入後初めてとなる横浜FC戦についてのコメントが出てきます。nariさんはこれが特に印象に残っていると言います。
www.youtube.com
この4分40秒から見てください。
「背負ったエンブレムに自分のすべてを捧げるというのはもちろんですけど今の僕があるのは横浜FCのおかげでもあるのでそのチームとJ1の舞台で戦えるというのは非常に嬉しいですしお世話になった人もたくさんいたのでそういう人たちの前でプレーできたこと、ちゃんと勝てたというのは大きいですね」

マリノスサポへの気遣いもありつつ、横浜FCという育ててクラブへのリスペクトのある実直な言葉。彼の誠実な人柄をこれ以上に表しているものはないかもしれません。キーパーは味方からの信頼の上に成り立つという覚悟も素敵ですね。

次にサガン鳥栖のお別れTweetが紹介されました。鳥栖でのプレー集の動画はこのようなメッセージで始まります。
「キミは最後の砦であり、最初のアタッカーだった」という退団する選手への最大限の賛辞と惜別。彼が鳥栖でも愛された選手だったということが伝わってきます。

金井さんが高丘のプレーを好きになった理由

なぜこの日、金井さんは高丘選手を教材にリクエストしたのでしょうか。その理由が金井さんの口から明かされました。
5月に行われたアウェイの鹿島戦を見に行った(シャーレ注:この試合は今年のなかでは珍しくアウェイサポの入場が許された稀有な試合)金井さんは、そこで今季初の敗戦を目の前に味わったのでした。
この試合までチームのピンチを救い続けた高丘選手でしたが、失点に直結するミスをしてしまいチームは敗れてしまいます。金井さんは、このときの高丘選手のメンタルを心配しましたが、続く柏戦ではまた堅守を取り戻した様に感動しファンになったのだと言います。

ただGKは特殊なポジションなので、どのようなところを見ればいいかが分からなかったそうです。

そして高丘選手について補足すると…

  • 加入前から能力の高いキーパーとして有名でした
  • パギという19年の優勝に貢献した偉大なるGKと入れ替わりで加入することの重圧もあったはず
  • 2020年は失点が大幅に増えてしまっていたので、その途中で加わるGKにはかなりのプレッシャーだったのでは

という指摘もありました。うん、この状況下で来た高丘そもそもかっこいいぞ(by金井さん)

GKに必要な能力とは?

GK経験者であるmarbleさんが挙げてくれた「GKに必要な能力」は次の通り。



marbleさん

GKはサッカー選手の基礎能力に加えて、手が使える分、鍛えなければならない能力が多いのです。だからいろんなメニューの練習を一つ一つやって、一つ一つの能力を伸ばしていかないといけません。

特にキャッチ、ハイボール対応など、いろんなシュート(距離、確度)に得意不得意がある。高丘選手の場合は、近距離の反応に優れています。GKは他のポジションと比べても、いろんな能力が問われるポジションなんです。

判断力

次にポジショニング、プレーの選択(キャッチorパンチ)、飛び出すのかいかないのかなど。


marbleさん

シュートを打たれるまでの準備がとにかく重要。ここに注目してあげたいのですが、テレビカメラに映らないので現地で見ないとわからないのです。攻撃時、守備時にどんなポジションを取っているかなど注目してほしいです。

僕は高丘のいいプレーがあると、5~6回見返します。シュートを打たれたときのポジション、打たれるまでの足の動きなど…

一同「なるほど…!!」

コーチング

DFラインの統率。チームメイトと協力してどう守るかも大事です。


marbleさん

普通は歓声が大きいため、プロの試合は声が通らないのですが、今は違います。CKやビルドアップ時に相手がどこから来ているかなどをGKが声掛けをします。そのため一番ゲーム全体が見えていないといけません。プレーの選択に関与するのでDFラインとの信頼関係もとても大事なのです。
利き足のコースを切るという声掛けも大事です。ドフリーで打たれるとさすがにコースの予測がつかない。そのため味方のDFを動かすことで、相手のシュートを自分が難しいコースに飛ばさせないこともGKの大事な能力。

これがうまくいっていれば難なくセーブされているようにも見えるそうです。ビッグセーブばかりが目立ちますが、こうした目に見えない「楽々と防ぐ」プレーほどGKの能力が隠されているとも言えるようです。

キック精度

ショートパス、ロングパスの正確性はもちろんのこと、フェイントをかけてボールを扱う技術とそれに伴う落ち着きも大事。高丘選手はよくやりますよね。自分のところまで相手のプレスをひきつけて、交わして、パスを出すなど。こうした能力もGKに求められるすごさですよね。


いつもなら30分で終わる金井さん教育部は、なんと60分スペシャル。
ここまでで約5千文字になったので、前後編に分けます。急きょ。

というか、ノリで議事録アップを名乗り出てしまったのですが、配信から3時間、猛烈に眠いですwww。
さて前編は高丘選手の生い立ちや人柄、GKに求められる一般的な能力について説明しました。

後編はいよいよ高丘選手のプレー映像を交えて、そのすごさに迫っていきます。
お楽しみに…!