マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

本物か、マグレか。勢いを決定づけろ。【J1第3節・川崎戦 展望】

開幕2連勝、新戦力が活躍、その上で3戦目に前年王者と対戦。ここまでの流れが2017年シーズンの流れと酷似していると言われます。

開幕戦が逆転の3-2というところも同じ。そして連勝を支えた中心人物が欠場というのも同じ。当時は10番の人が怪我で、今年は41番の三好康児が川崎との契約のために出場できません。ケチ。

 

2017年、3戦目にカシマに乗り込んだマリノスでしたが、その10番を欠いた中でほぼ何もさせてもらえず、0-1の完敗でした。そこから4試合勝ちなしとなり、一気に順位を落としてしまったのでした。残念ながら、歴史は開幕連勝スタートはたまたまだったと結論付けざるを得ませんでした。

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今回、またそのルートを辿るのか、それとも?

相手は川崎、泣き所の一番大きなポイントは上海からのアウェイを終えて木曜に帰国したばかり、というところです。中村、小林はベンチスタートですが、家長、ダミアンなどは先発の様子。2トップの一角には知念が起用されるようです。層が厚いですね。ダミアンが、家長のようにマッチし始めると手がつけられなくなる予感があり、この時期に川崎と当たるのはまだマシな気はします。しかもアウェイ遠征疲れというのは千載一遇のチャンスです。それでも勝てば、好調マリノスの勢いは本物。前年王者をも寄せ付けず無傷の3連勝! という基調が出来上がります。

 

天野純のコメントが立派です。「皆、川崎をリスペクトし過ぎているが、僕たちは真っ向勝負で行く」そう宣言しながら、勝利によって得る自信は計り知れません。王者交代などとまで言うのはさすがに半年早いwですが、台風の目として扱われるマリノスが本物の主役になるのは不可避でしょう。少なくとも序盤は。

日程的なハンディがあろうが、なかろうが、絶対に勝たなければなりません。開幕2連勝の意味は、この日に勝てるかどうかによって変わってきます。それに去年までのマリノスの順位ならばおこがましくも、本気で上位を狙うならこれは6ポイントマッチです。そういう意味でも何があっても勝ちたい。ここまでルヴァンの札幌戦も含めた3試合ではいずれもシュートまでは持ち込みながらも決定力は大いに改善の余地ありでした。川崎が相手ともなるとなかなかシュート20本超えはむずかしいかもしれませんが、逆に訪れた決定機が全部得点に結びつくような確変をこの試合には期待したいです。

 

マリノスの最大の注目ポイントはやはり、三好の代役でしょう。三好の代わりができる選手はおらず、結局は大津祐樹がルヴァン杯に続けて出場します。三好とスキル、スタイルは違いますが、大津にしかできない運動量、守備での貢献、そしてカップでは1得点しながらも決め切れなかったチャンスをものにしてほしい。こちらは予想されていた起用だが、誤算なのは高野遼のアクシデント。詳しくは分かっていませんが、水曜に初実戦、フル出場してしまったティーラトンのリーグ初先発が濃厚です。

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この出場を見越していなかったためにティーラトンがどの程度回復できているでしょうか。

それと連携面。ほぼぶっつけ本番で仲間との連携に挑みます。正直言って、ブンちゃん自身の適性は不明。適応力も不明。間違いなく不安なのはトイメンが家長であること。この左サイドのバランス不安がどう影響するでしょうか。川崎の右サイドバックも新加入の馬渡で、ここの攻防は大事です。

一方でその分、意欲たっぷり、元気いっぱい右サイド。広瀬陸斗と仲川輝人の関係はさらに良くなっていくのではと期待ですね。

 

勝ちたい。勝って、本物の自信を手に入れたい。マグレじゃなくて、2年目のアンジェマリノススタイルの進化を自らの手で証明したい。

その上でこれ以上に最適な相手はいません。三好不在の分まで役割が求められる天野純、本当のマリノスの10番がどういうものかを見せてやれ。

 

14時キックオフ。天気持ってくれそうです。