本当に解任された。
いや、本当に本当だろうか。
ラウドルップ、ファン・ハールという後任の監督候補の飛ばし記事の内容がいかにも胡散臭い。
吉田孝行監督代行は守備をしない選手は使わないと明言したらしい。ということは、至宝のルーカス・ポドルスキは出場しない…?
なんと高度な情報戦(棒)か。
CFGの利重さんは、もともとクリムゾンフットボールグループに籍を置いていた人。こんな凄まじい環境で仕事をしていたのだとすると、そりゃあマリノスでも昨オフの契約交渉が随分と荒れたはずである。
神戸の監督の後任人事は大荒れの予感。
上述の通り、
・クラブに在籍経験もあるミカエル・ラウドルップ
・昨夏にバレンシアをあっという間にクビになったアジェスタラン
・バルセロナやオランダ代表、マンUも率いたことがあるファン・ハール
と、もうサカつく状態。
さらに球団社長らフロントも更迭されており、まともとは言い難い。
そこに日曜日に唯一の開催で世間の耳目は集まりやすく、ポドルスキの本領発揮はあるのか、吉田孝行の初陣は?
ハーフナーマイク、渡邉千真と前線はOBばかりで得点するならほぼ恩返し弾と、対戦相手のマリノスからすればフラグ迷惑でしかない。なんでこんな状態で神戸とやらなきゃいかんのか。
神戸が自爆気味に思えるからこそ、マリノスはやりづらい。ヤケクソという言葉がある。16位の大宮との勝ち点差が10の神戸には、このままだと優勝どころか残留争いに巻き込まれるという危機感があるだろう。
さらに翌日に伝わってきたのは、後任監督の新たな名前。
それも浦和を解任されたばかりのミハイロ・ペトロビッチに、八百長疑惑で日本代表監督の座を追われたハビエル・アギーレ。もうね、目指すサッカーの方向性も何もあったものではない。
エリク モンバエルツ氏を監督に迎える決断をしたのは、当時の嘉悦朗社長だったそうだが、いくらCFGが人選を絞り込んだ後であったと言っても、最後は人柄で決めたという経緯はそれなりに批判を浴びた。
だが神戸は、当時のマリノスのやり取りをかなり高いレベルで上回る。
私は思う。こんなチームには負けるわけにはいかない。
夏、ポルディとマイクを迎え入れたのだから、最も精力的な補強を行ったのは神戸と言っていい。こちらの秘密兵器は、ロシア帰りの世代別・代表経験者の篠塚一平その人である。背番号は37に決定。
金なら楽天。心ならマリノス。我孫子の実家から、片道2時間かけて新横浜まで通う篠塚は、早くも神戸戦でのベンチ入りが噂される。
新井一耀が名古屋で初ゴールを挙げて、熊谷アンドリューが好調千葉で先発の座をしっかり固めつつある。田口潤人も仲川輝人はほぼ毎試合で得点が欲しい場面での起用が続き、中島賢星も和田昌士も新境地に挑んでいる。あ、カイケは…?
日曜ただ1試合の開催。DAZNの何の戦略なんだか、サンデープライム。
今日、鹿島とC大阪の結果次第では、明日首位浮上の可能性ありとは言うが私はあまり関係がないと思っている。勝たなきゃならないのはどんな状況であっても同じ。とくに今の神戸に負けたとあっては、いい晒し者だ。
鹿島ー清水 18:30KO、カシマ。
磐田ーC大阪 18:30KO、ヤマハ。
こうした他会場の動向に目を配らせながら、できれば兵藤慎剛、河合竜二の札幌に川崎さんも足止めしてもらって、明日を待ちたいところ。
平常心。