マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

“F”の約束

F・マリノスのFには意味がある。

ご存知の通り、このFはマリノスフリューゲルスが合併したことに起因して生まれたもので、当然フリューゲルスの頭文字だ。
 
ただ普通は皆、マリノスマリノスと呼ぶ。選手のインタビューでもマリノスと答えているのに、字幕ではF・マリノスとフォローされるのが普通だ。
 
このFを持つ素晴らしい言葉がいっぱいあることに気づいた。そうしたら、F・マリノスの名前がもっともっと誇らしくなる。
 
まずはFootballのF。
 
次にFunのF。そう。Footballはとても楽しいもの。多分俺たちはFunを求めてスタジアムに集うのではないか。何もゴールネットを揺らす瞬間だけではない。
 
愛すべきチームも、その前に立ちふさがるチームも、Funだ。金に糸目をつけずに選手を買うのも、買われても買われても選手を育てるのも。攻撃は最大の防御とばかりにバカ試合を演じるチームも、あと一歩のところでタイトルを逃し続けるチームだって。
 
そしてFriend。マリノスだけではないだろう、応援するチームが同じというだけで人は親しくなれる。そりゃそうだろう、世界に数多あるフットボールクラブの中で、毎週末同じチームを応援するなんて奇跡というほかない。よほど気が合っていると言うしかない。同じスタジアムで、同じサイドのゴール裏に陣取っている時点で、Friend。
 
最後にFamily。うちの家族を一つにしてくれる。我が家のメンバーが一週間のうちに一番喜ぶのはマリノスのゴールが決まった時。
 
それはもう4年ほど、変わらない約束だ。だからと言って、強制されているわけでも、教育されているわけでもない。うちの家族は、間違いなくF・マリノスによって団結し、F・マリノスが勝利した帰り道が一番仲が良い。
 
だって、みんなサポーターなんだもの。
 
気づけば、そこに愛するクラブと、愛するトリコロールがある。
 
しかも一人じゃない。
 
家族がいる、友達がいる。マリノスケがいる。アウェイのあいつらも、広い意味では仲間なんだろ。普段、そこまで広い心で接することはないけれども。
 
それぞれの喜びと、悔しさと、誇りが交錯する場所がスタジアムだ。だからホームスタジアムとはよく言ったもので、家に帰って来たような居心地があのスタジアムにはある。要塞だとしてもだ。
 
このWEBサイトも、そんな居心地を提供できたらと願って、今日ここにスタートする。
 
勝った負けたは、フットボールのほんの一部だ。ファミリーであることには変わらない、血が繋がっていなくても、あなたにトリコロールの血が流れてるなら尚更、異なる色の血が通っていても。
 
どうぞ末永く、宜しく御願い致します。