2019-01-01から1年間の記事一覧
さようなら、元日の国立。新たなオリンピック・メインスタジアムのこけら落としは、私たちの横浜F・マリノスではないどこかのチームが戦うこととなる。そのことがとても残念だ。 手を抜くとか、抜かないとかではなく、選ばれた選手たち。その彼らが思うよう…
ACLと天皇杯で相次いで動きがあったのでまとめておく。 【ACL準々決勝】 上海上港2-2浦和 浦和1-1上海上港 →浦和が準決勝に進出! 広州恒大0-0鹿島 鹿島1-1広州恒大 →鹿島は準々決勝で敗退。 日本勢は4試合戦って4引分けだったが、浦和と鹿島でアウェイゴー…
今年、マリノスが優勝したら、年間最優秀選手賞は誰のものになるだろうか。マルコス・ジュニオールや仲川輝人の得点王とのダブル受賞もあり得るが、天性のキャプテン、喜田拓也を推す声も多いことだろう。私は喜田に一票を投じたい。投票権ないけど。 広島戦…
勝った試合は見返しているだろうか。負けた試合でも見返しているか? 私が情緒的出来損ないnumberブログを続けている理由の一つが、戦術がさっぱり分からないというのがある。無知。 試合をじっくり見返したくても、移り気というのもある。他のチームの試合…
「正直に言ってうれしい。」殊勲の決勝点、マリノスリーグ通算1400点のメモリアルゴールをあげた仲川輝人は節目のゴールの感想を聞かれて、そう言った。 その価値は「嬉しい」どころではない。結果から書けば、3-0のクリーンシート達成。試合前までリーグ最…
諦めずに、腐らずに努力し続けることは難しい。人は競争の中で生きているし、評価の中で生きている。孤独に黙々と、継続することは、己との戦いであり、それに気づかないうちに敗れる人のなんと多いことか。それをある人は「モチベーション」と呼ぶ。こんな…
今年の広島がここまで強いとは意外だった。JFKと言えば失速、ガッツポーズの角度も徐々に浅くなり、秋の声が聞こえる頃には顔面蒼白の記者会見というのが風物詩にもなっていた。それが11試合負けなしで、4位。かたやマリノスは3位。生き残りをかけた6ポイン…
漫画「キングダム」は、秦の始皇帝「政」が中華統一を果たす物語。当時、七国に分かれ何百年にも渡り領土争いを繰り返していた中国において、統一を果たすということは単純に言えば、滅ぼされる側の国があるということ。 ある時、列強のうちの一国「斉」王の…
最初の交渉は多分こんな↑感じだった。 ブラジルの超名門・パルメイラスで定位置を確保できなかった、ただし身体能力の高さは折り紙つきのCB。今となれば可笑しくてチンケなプライドだが、伝統あるマリノスのCBを2枚共、ドゥシャンとともに外国籍選手に頼るの…
今夜(9/5・木)はキリンチャレンジ杯、パラグアイ戦である。日本代表は、この親善試合を経て、ミャンマーとのアウェイ戦を控えている。言わば真剣勝負の直前の、真剣な親善試合と言っていい。2試合「チャレンジ」が続くだけのキリンカップとはやや趣きが異…
三ツ沢、4連戦。ルヴァン杯は敗退してしまったけれど、残っていたらもっともっとニッパツのお世話になっていたことだろう。 3位と奮戦続く中での終盤戦。成績が好調ならば観客動員は伸びるのが一般的だし、何しろニッパツと日産スではキャパが違いすぎる。た…
前夜に瓦斯が一足早く勝利を収めていたため、勝ち点差は暫定で10。なおさら勝たなければならなかった。いや、瓦斯の勝敗は関係ないかもしれない。追走するマリノスは負けたらそこで終わりなのだ。 不吉な想像と、緊張感があったのは私だけだろうか。 満員札…
浦和が上海で、鹿島が広州恒大を相手に引き分けた。ともにホームでの第2選を残していて、揃って勝ち上がれば日本勢の準決勝直接対決だ。ACLも佳境、マリノスも6年ぶりにこの舞台に立ちたいものだ。当然、リーグチャンピオンとして、あわよくば新国立のこけら…
今季最多の5得点。飯田淳平主審が開始59秒でPKを与えてくれたことがまず1つの節目となった。マリノスの背番号23、仲川輝人が抜け出したところに、ターンして前を向いたマルコス・ジュニオールから綺麗なスルーパスが出る。最速でエリア内で侵入したテルの後…
GK朴一圭が天皇杯で勇猛果敢に負傷してしまったのは8月14日。そこから全治6週間…ぐぬぬと思ったら、来月上旬には復帰が見込めるというニュースはマリノスサポーターを歓喜させた。 彼が正守護神であることに加え、夏のマーケットで未完の大器・原田岳を相模…
小倉勉GMは大手牛丼屋チェーンのようである。すなわち早くて安くて美味い。オグベンの愛称で呼ばれるが、オグギュウと呼びたいほどである。どんなポジション、サイズにも素早く対応。対義語は当然SJである。今季は好調な成績とは裏腹にケガ人が多く、マリノ…
改めてエジガル・ジュニオの負傷離脱、扇原貴宏の出場停止、加えて正守護神・朴一圭の怪我までもが重なる。指揮官が恨み節を唱えるほどのホームグラウンドの芝生。多くの観客もスタジアムに入って絶句したことだろう。日産スタジアムのコンコースからゲート…
ああ、髪は長かったけど、要するに純で、サッカーが好きで、良い奴なのだ。 8年前の夏、つまり松田直樹の訃報と同じタイミングに、大津祐樹は押しも押されもせぬ有望アタッカーとして海を渡る決断をしました。90年3月生まれの大津は当時21歳、ロンドン五輪予…
清水戦の日、日産スタジアムで配られたAED啓発のチラシに、彼の姿がありました。 横断幕も松田直樹、選手入場時の「民衆の歌」イントロ映像も松田直樹スペシャル版でした。もう8年、記憶は少しずつ褪せていきます。 世界中に定められたどんな記念日なんかよ…
なぜ、こうもうまく行かなかったのか。 「エジガル・ジュニオの離脱」というトピックの影響度を大きくしてしまうのは、どこまで行っても自分たちです。 特定の個人にあまりにも依存していては、チームは成り立ちません。今回のように、キーパーソンが離脱し…
メルカリが筆頭株主になり、住友金属サッカー部は大きく生まれ変わることになりました。 日産自動車がCFGの株式保有を受け入れた経緯とは異なりますし、今なお横浜マリノス株式会社は、日産自動車の子会社ではありますが、同じオリジナル10の仲間。しのぎを…
まずはじめに、素晴らしくスペクタクルなエンタテインメントを見せてくれた両チームに感謝を。とりわけ来週末にはリバプール戦、再来週にはリーグ開幕戦を控える中で来日してくれ、さらに考えうるベストメンバーで戦ってくれたマンチェスターシティFCには感…
まだ激闘が続くコパアメリカで、一足早く帰国の途に就いたとはいえ、戦前予想よりは善戦した日本代表。その中で株を上げた選手を2名あげるなら、ウルグアイ戦2得点の三好康児と、もはや中心のようだった久保建英ではないでしょうか。タケフサはマドリードに…
インテンシティ勝負!両チームとも高いテンションで試合に入り、攻守の切り替えの早さは折り紙つき。おっと磐田が悪いんじゃないやで。真夏の暑さがなければ前節だって…。 がっぷり四つ相撲の10分が過ぎて、湘南がハイプレスに一息ついた頃。キングダムで言…
もちろん篠原涼子のあの曲に無理やり文字数を合わせただけですが、マリノスすごいっす。挑戦者の方と、死ぬほど悩み抜いた赤い選手になんだか申し訳ない気持ちになります。 ここ、テストに出ますよ。マリノスで結果を残すと、代表に呼ばれます。 山田康太、…
え、ペップがユーヴェと契約? 夏の来日公演はどうなるの? レロイ・サネは残留? プレミアリーグの優勝トロフィーを落っことして粉々にしてしまったという話はどっきりだったの? シティの話は楽しいですよね。海外といえばACL。伊藤翔は途中出場から3分で2…
J1の笛を吹ける、1級審判が日本サッカー協会に何人登録されているかご存知ですか。調べればすぐ出てくる数字ですが、2018年度は227人。 サッカー審判員登録数|データボックス|組織|JFA|日本サッカー協会 JFAが出してます。ちなみに最下層の4級は、育成年…
流れるようなカウンター。よく見ると無理めな神戸のサイドチェンジのボールを、ティーラトンがヘディングで遠藤渓太に渡します。 まだ神戸の枚数が決定的に足りなかったわけではありませんが、渓太が中に絞りながら、4/5浦和戦以来に先発復帰を果たしたエジ…
もう神戸戦キックオフまで時間がないので、原稿用紙1枚で書くでー。 開始3分での失点。和田拓也は確かにアバウトなロングボールの処理を誤りました。そこを水沼宏太に突かれました。朴一圭も和田が競り負けることを予測できずに、ビルドアップ参加のために前…
59分、1点リードしたものの膠着してしまった試合展開を一気に大勝の流れに持ち込んだ、あの得点。 熱き背番号20、李忠成はボックス内フリーでグラウンダーのボールを受けます。マイナスのパスだったので体の向きはバッチリ前向き、このトラップで挟もうとす…