今年もマリノスにシャーレを 2020

シャーレを掲げることは難しく、守ることはさらに難しい。連覇に挑む2020年、アウトサイダーではなく本命として、今年もシャーレを掲げよう。座右の銘はシャーレです。

【速報】シャーレ審判、3級昇進へ!

審判員をやる10のメリット

それにしても、サッカーの審判になるなんて思いもしなかった。

審判にはランクがある。一番下が4級で、3級、2級、1級と上がっていき、国際副審、国際主審が頂点になる。2019年、日本のサッカー国際主審は男女合わせて11名で、国際副審は13名である。JFAによると4級まで合わせた審判有資格者は27万人おり、さらにフットサル審判も重複はかなりあるだろうが2万名以上。まあ、悪そうなやつは大体友達、悪そうなやつは大体審判と言って差し支えない水準だ。

 

私なりに審判をやるメリットを考えてみた

  • 競技経験がなくてもサッカーに参加できる。サッカーファミリーの一員になれる
  • Jリーグへの愛、サポートしているチームへの愛が深まる。
  • 「ジャッジリプレイ」を視聴する時に当事者意識が高まる
  • 自分の中に審判員へのリスペクトが生まれ、選手を応援したいという父性?母性?が育まれる
  • 観衆がいる中で、大きな音で笛を響かせるのは結構クセになる
  • JFAの八咫烏がついたワッペンを身につけられる。代表に選出された気になる
  • 保護者やチーム関係者から、審判やってくれてありがとうと感謝される
  • 競技規則(ルール)を正しく理解することで、サッカーの魅力をより深く知ることができる
  • 父同士の飲み会などで、話のネタとしておいしい
  • 指導者ではなくてもフィールド内で我が子のプレーを間近で見る事ができる。子供との会話が増え、子供の技術向上につながる(つながったら…いいな)

 

主観的だが、私が本当に実感していることだけ。いいことだらけである。

きっかけは、子供が少年サッカーを始めてまもなく、クラブのコーチから依頼されたため。名指しではなく、あくまでも「協力してくれるお父さんも数名募集」します。「競技経験のある方は積極的にお願いします」という依頼だった。そこで、ついやりますと手をあげてしまった。

 

その辺りの話は、下記にまとめてあるので参考程度に読んでいただきたい。

 

読み返してみると、当時あまりにも消極的で受け身だったことに自分で驚いている。

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3級審判になるには

今回、私が3級審判を志し、いろいろ情報を調べたが、先輩のお父さん審判が残してくれていたブログの記事が、試験対策という意味で本当に役に立った。今後のためにも、記憶が確かなうちにできるだけの情報を残しておきたい。

 

受験資格は、4級審判を取ってから、半年以上が経過しており、主審で8試合、副審で5試合以上の経験があること。ただし公式戦でなくとも、練習試合や紅白戦でもカウントして構わない。1日にカウントしていいのは2試合まで。また今回の試験会場で初めて言われたことなのだが、練習試合でよくあるような●分×1本はダメで、●分ハーフで前後半完結しなくてはダメなのだそう。これは初耳だった。

また私は、小学生のお父さん審判なので8人制、長くても15分ハーフしか経験がないのだが、それは構わないらしい。

 

なお3級審判の「昇級講習会」は、都道府県のサッカー協会が管轄しており、各県によって審査内容が異なる。東京都は受験者数が多いために実技テストがないが、ある県では実際の試合の審判を務めてその内容が評価されるのだという。東京都では実技の代わりに、審判履歴を提出するのだが「所詮は自分のメモに過ぎず、審判を本当にやったのかすら検証できない」かなり緩い仕組みになっている。私にとってはありがたいことだが。

 

緊張の筆記試験・・・合格ラインは80点

小金井市にある東京学芸大学のキャンパスが会場。大学としては小さめの教室で受付をすると、今日の流れが説明される。

まず筆記テストそして2キロ走。12分間の制限時間内に走る。この内容も協会によって異なるようだ。キロ6分というのはジョギングペース、さほど難しくはない。

この2つをクリアした者だけが午後の講義に進めるのだという。その条件を知ってはいたものの胸が高鳴る。絶対に落ちたくない。試験問題を持ち帰ることはできないが、一応覚えられるだけメモしたので後に続く方のためにお見せしたい(次の記事サッカー3級審判・昇級試験の過去問と解説 - 今年もマリノスにシャーレを 2020に覚えている限りの問題と解答を記載したので参考に)他の人に教えてはいけないとも言われていないし、一生懸命いろんな手段で勉強する方が報われてほしい。

 

険しき昇級への道

試験勉強など、大学受験と自動車普通免許を取って以来のはず。かなり頭は疲れた。そして息つく間も無くキャンパス内を2周。キロ6分ペースなら余裕と書いたが、手元の計測によれば2.3キロ走らされていたようで、ペースメーカー的な方が後ろから追い立ててくるのでいつものジョギングより余程疲れた。

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でお昼休憩の間に、先ほどのペーパーテストを採点してくれるというのだが、もしここで80点を割っていたら失格という。あまりのストレスで朝買っておいたパン3個とお茶1リットル以外、全く喉を通らない。このまま栄養失調になることが懸念されるほどだ。

 

 そして合格発表は、昼休憩後になんと名前貼り出し形式! 昭和かよというやり方でフルネームが晒されるのだが、失格者の氏名は黒マジックで塗りつぶされていた。いやwなつかしいw、あの自分の名前を探す緊張感。とはいっても、昨年11月の等々力におけるマリノス対川崎の選手入場の頃に感じた凛とした緊張感に比べればだいぶマシだった。うん、マリノスに鍛えられている。

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約70名の受験者のうち、10名ほどがここで脱落した。いや、普通にちゃんと勉強、暗記しておかなかったら私も受からなかったと思う。一応正式には、後日に合格の通知が届くそうだが、午後の講習を受けた人はこのまま合格させてもらえるようだ。横綱審議委員会風にいえば、満場一致で私の昇進が推挙された段階か。おそらく日本サッカー協会か、または日本相撲協会から紋付姿の使者が来てくれるはずである。四字熟語の口上を考えておかなくちゃ!

 

アクティブレフェリーが足りない!

多くの受験者の動機は、「チームのために必要だから」というのが多いようだ。大会に参加するためにチームに3級保持者が何名必要、などということがあるようた。そのため、大学生、高校生の姿も少なくなかった。大半はおじさんだったけれども、これも多くは所属するチームのためだろう。少年サッカーの指導者、パパさんコーチらしき人も多かった。

 

これに対し、協会の悩みがある。3級審判になると都道府県レベルの主審ができるわけだ。資格の上では、東京都の天皇杯予選なども担当できることになる。社会人レベルからユース年代、さらにその下まで合わせると膨大な数の公式戦があるが、東京都の3級で積極的に活動して試合割当を受ける審判(これをアクティブレフェリーと呼ぶ)の数は、200名なのだそう。有資格者そのものは4千名いることを考えると、確かに少ない。

ぜひ資格を取ったら積極的に活動してほしいというのが協会の一番のお願いで、先のペーパーテストに「積極的に活動したい!!」と書くと、ほんの少しだけ点数が良くなる笑。まあ、なんの強制力もないけれど、そう言われると「やります」と書いてしまうのが人間というもの。

 

まー、興味はあるけれど、かなり心理的にも技術的にもハードルがあるのは確か。

 

で、今後は

講習の終わりに講師が言っていたのは模範となれということ。普段の地区レベルでは3級審判は、なりたて、初心者の4級審判にいろいろと質問をされる立場。その時に、正確に答えられるようにコロコロ変わる規則もきちんとしたアップデートして、勉強を怠らないでほしいと。…身が引き締まる、単純だ…。

 

改めて思うことは、審判、選手、観客、運営などあらゆる人の相互のリスペクトが必要ということ。私は、審判員になってからマリノスに不利な判定があっても文句を言わなくなった。いや、言えなくなった。プロレベルの審判員が、皆が顔や名前を知っているようなプロフェッショナルレフェリーの準備、技術を考慮したら、とても失礼なことは言えない。「文句言うならお前やってみるか!」と言われたら、それは無理だということを知った。

 

審判員としてがんばるだけでなく、そんなリスペクトすべきポイント、技術についても発信していけたらと思う。