今年もマリノスにシャーレを 2023

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

一週前から大阪で待っていたよ。開幕戦・前

開幕戦。どのチームも等しくスタート地点に立ち、期待に胸を膨らませる特別な日。総年俸41億円などと言われる神戸がC大阪に敗れる一戦で2019年のJ1が幕を開けたわけです。

 

金J、どちらかと言うと私は否定派なのです。金夜に仕事が入ったら行けませんし、アウェイともなれば絶望的だからです。できるだけ、今年も1試合でも多くスタジアムで観たいというのは多くのサポーターが願うことのはず。

開幕戦がG大阪相手だと分かってからしばらくは、アウェイなのかどうか、開催日すら分からない時間がしばらく続きました。結果は「土曜15時」、理想的な時間でした。

 

一年に一度、この時期には一週間大阪に泊まり込んでの仕事があります。金曜夜に、帰京することもできるのですが延泊すれば試合が観られるというわけ。これが土曜のナイターとなると、帰りがさらに1日ずれるためさすがに許されません。一年前も長居での開幕に出張が重なる幸運に恵まれたものの試合開催日がまさかの日曜となり、涙を飲んで大阪を後にしたのでした。

 

私の開幕戦には、2年分の大阪遠征の思いが詰まっています。パナ吹田のスタジアムは初めて使用された2016年、あのマルティノスの電撃勝ち越し弾以来、二度目の観戦となります。

雨予報もどこへやら、吹田の空は晴れています。

仕事のハードワークはきつかったのですが、それを乗り越えられたのは全て土曜の15時があったから。あらゆる困難を超えても行きたい開幕戦、息子の音楽発表会やら練習試合とやらもすべて目を瞑って。スーツケースに無理やり革靴と仕事用のカバンすら押し込んで、それをコンビニでリリース。直前に一週間スーツケースで寝かしたままにはせず、取り出して飾っていた新品のユニフォームに初めて袖を通します…!

ああ、身も心も自由。

 

開幕戦のオーダーが予想されています。広瀬陸斗、畠中槙之輔、三好康児がスタメンを奪ったようです。新加入のエジガル、マルコスも仲川輝人とともにトップを形成します。チアゴ、天野純、飯倉大樹は順当に。左サイドバック、久しぶりにマリノスに帰ってきた高野遼も、ティーラトンが離脱した中では順当と言えるでしょうか。

 

そして新背番号8の喜田拓也。天野、扇原貴宏とともに3キャプテンが発表されましたが、今のシステムではなかなか3人の同時先発は厳しいもの。天野はインサイドハーフで良いですが、アンカーポジションは一つだけ。キーボーと扇原のうちどちらか、と考えるのが妥当です。昨季後半からもガラリとメンバーも序列も変わっています。アンジェの選手起用の判断が試合にどう現れるでしょうか。第2節にはまた全然異なる選手起用になる可能性も十分かと。

 

その斬新な内容で多くのマリサポが衝撃を受けたアンジェデビュー戦で一際光っていたのはアンカーに入った喜田拓也だったことをご記憶でしょうか。スピードのあるサイドを生かすか、ファンウィジョにスコスコ配球されるようでは厳しく、その元を抑えてくれるか。空きがちな両脇のスペースを埋めるタスクは。どう考えても、喜田にかかる負担は大きく、期待も絶大なのです。

 

昨季終盤に好調すぎたG大阪は大きな入れ替わり無しと聞いています。つまりあのまま、強いのだろうと。強烈なタレントが前にいますから。スコアはともかく、らしい撃ち合いになるのではないでしょうか。新戦力の得点で盛り上がりたいものです。

 

吹田のアウェイ側待機列にやっと着きました。おおっ、15時キックオフというのにすごい物好きども(笑)の数。大阪で皆んなが来るのを待っていたんだよ。ああ関西在住サポの気持ちってこんな感じでしょうか。

一緒に勝ちましょう。で、フライトは18時。家族のもとへ急がねば笑!