銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

首位を叩く準備万端【J1第19節・広島戦 展望】

台風による清水戦の順延が吉と出るだろうか。

アウェイの瓦斯戦から1週間以上も開くことになった。広島対策というか、パトリックとカウンター対策というか、時間を取ることができたのはいいことだろう。ディエゴ オリヴェイラに苦しめられた瓦斯戦の記憶が塗り替えられないままに広島と戦うのも、メリットは大きいだろう。

 

でも分かっていてもパトリックは止められない。1-4で浦和に敗れる前の試合、ガンバを一蹴した試合でもパトリックの存在感は別格だった。ただのフィジカルモンスターではなく、駆け引きのうまさもある。

日本での初陣となるドゥシャン ツェティノヴィッチが対応する場面は多くなるだろう。現在、日本最強クラスと言っていいパトリックといきなりやり合うのは骨が折れる。だがフィジカルの強さでは、前評判の高い彼なら、いい勝負をしてくれるのではないか。瓦斯戦を振り返るまでもなく、硬いブロック守備とカウンター狙いのチームとは分の悪そうな我らがマリノスは、前回対戦で3失点と良いところなく敗れたわけだが、その雪辱を狙う。

 

だから難しい。マリノスのミスを待ち構えるように相手は対峙する。リスクを犯すのはマリノスばかりで、ミスする危険もマリノスばかりが負う。ゆえに選手の頭から、積極性が奪われると、袋小路に入ってしまう。遠藤渓太と仲川輝人の仕掛けは必要であり、実は「被パトリック」と隣り合わせでもある。瓦斯戦で露呈したリスク管理の甘さと、先制され引かれてしまうと失点の連鎖が起こりかねないという弱点をどのように埋めてくれるだろうか。

 

今のところ、広島はいいシーズンを送っているという還ってきたボス、アンジェ ポステコグルー監督の言葉は不敵に聞こえる。パトリックにしっかり対策しながら自分たちのサッカーをやりたいとも言う。言うは易しだが、どのような修正をもたらすだろうか。リーグ戦の間隔が開いたからこそ、監督の手腕が問われる。父を亡くしてリスタートとなる一戦だ。今までのままであるはずもない。

 

引き続き、天野純が好調のようだ。リーグ最多33得点のマリノスと、リーグ最少12失点の広島の戦いの焦点はやはりマリノスの先制なるかに尽きる。広島は逆転勝利も非常に多く、スタイル的に広島が先制すると困難な試合となるのは間違いない。1-0にしてからがイーブンくらいの姿勢が必要となるだろう。硬い広島の中央でウーゴ ヴィエイラに決定的な仕事をさせるなしでも、自身が侵入するにしても、アマジュンのポジションは本当に重要である。

 

順延の結果、先々の日程がキツくなったのだから、ここは勝っておかないと割に合わないのだ。

勝ちたい。