銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

出会いと別れを繰り返して

ミロシュ、また会う日まで!

レッドスターはミロシュ デゲネクの憧れのクラブだった。彼の夢を応援したいが、あまりにも痛いレギュラーCBの完全移籍が発表された。

 

クロアチアに産まれて、内戦の影響で豪州へ。国籍は豪州とセルビアの両方を持つ。で、弱い方のミュンヘンから、強い方の横浜を経て、故郷で最強のベオグラードのクラブから声がかかれば、それはさぞ嬉しかろう。

 

それも彼自身の努力で、運命を変えたと言っていいだろう。大きな影響を与えたのは、おそらくアンジェ ポステコグルーと、相棒のセンターバックではなかったか。中澤佑二への尊敬の思いを度々表明している。あれこそプロ。彼がたゆまぬ努力を続けられた背景には、そんなリスペクトと畏敬の念があったことは間違いがない。

前代表監督との再会もまた、彼には転機だった。同じオーストラリア人の指揮官の狙い、意図を理解することはたやすく、そしてミロシュの特長に比較的、合っていた。それに指揮官の新しいサッカーがチームに浸透するにあたっても、ミロシュの存在は大きな助けとなっただろう。

 

1年半と短い所属だったが、レギュラーでスタートし、途中で定位置を失い、また奪い返すという浮き沈みを味わったわけだ。ただ今季のほうが内容は断然良かったし、だからこそ移籍のオファーが舞い込んできたと見るべきだろう。

 

あの愛すべき笑顔もダンスも見られない。たまに見せる鋭いロングフィードも、見た目の割に弱い空中戦も、前置きの割に飛ばないロングスローも。

とても魅力的な人柄で、まだまだ堅守横浜を支え続けてくれるものとどこか思っていたところだから、私たちの寂しさは強い。W杯が終わったと同時に居なくなってしまうなんて!

前夜、スカパーの番組に生出演した中町公祐が「選手も突然知らされた」と明かし、ショックがある様子を伺わせた。

いつだって出会いと別れは突然だ。そして、彼以上の選手が獲得できる保証はどこにもない。もちろん金井貢史、栗原勇蔵さらに若手選手には大チャンスであり、彼らには期待しているのだが。

 

ウーゴ ヴィエイラの移籍も取り沙汰されているが、自分で決められるならばここに残りたい。と泣かせるコメントを出している。ミロシュも、またここに戻ってきたいと言っている。たとえただのリップサービスだとしても、そんなナイスガイたちと関われて幸せだ。だからこそ寂しさが募る。

いつもそうだ、覚悟も予感もしているけど、現実にはなって欲しくはない。

 

割り切れないけど、世界のどこに行っても応援したい。

また会う日まで。できることなら、またマリノスへ。