銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

笑顔の未来へ

病気をしていたわけでもなんでもないのですが、32節の展望を書いた後にブログを放ったらかしにしていたという事実にさっき気づきました。ブログ生活5年目なのですが、自分でも衝撃的です。一言で言えば多忙につき。もし、更新されないな、どうしたのかなと心配してくれた方がいたら、お詫びします。
もちろん、1ヶ月ぶりの更新で、何か皆さんが知らないような新しい情報が書けるわけもありません。これから気を取り直して、毎日更新しますなどと無謀なことも言いません。こんな感じでも、おつきあいくだされば幸いです。

さて。

何をおいても、マリノスにとっては天皇杯あと2試合。シーズンオフが長く、長期の休みが確保されることは新たなシーズンにとってはいいことだと思う。だけれども、天皇杯は特別。たった4チームにのみ与えられた元日への挑戦権は、尊い。

4チームとは別に、浦和がクラブW杯を戦いあっさりと初戦で敗れた。アウェイで相手が開催国王者。つまり去年、鹿島が躍進したとのと同じこと。浦和には衝撃的な敗戦かもしれないが、そんなに圧倒的なはずもない。それにマリノスが絡まない国内組主体の日本代表は北朝鮮の辛勝。ぶっちゃけ停滞感と閉塞感が漂う、我が国のフットボール。そんな浦和にマルティノスを狙われるマリノスの新監督がまだ決まらない。

で、マリノスか神戸かセレッソが天皇杯を取ったら柏が、柏が優勝したらセレッソが、厳しいACLプレーオフへの進出となる。天皇杯勝者はACLにストレートインで、リーグ戦3位のチームがプレーオフに進む。
何が厳しいって日程面だ。1月末にはやくも公式戦を戦うことになる。オフは短くなり、新たなチームの構築もままならない。悲しい哉、ACLが罰ゲームと呼ばれた頃の名残がまだこのプレーオフにはかすかに残っている。

その点、自らを窮地に追い込まないためのモチベーションが最も高いのは柏かもしれない。自分たちのオフ期間を伸ばせるか否か。マリノスや神戸といったリーグ戦の結果でACLを掴めなかったチームは、単に天皇杯で勝てばよく、プレーオフに行く可能性はない。

天皇杯の準決勝、柏戦と言えば、2012年。狩野健太のラストゲームである。その年、戦力外通告を受けた狩野は天皇杯で出番を得ると、柏戦でも先発。だがここに立ちはだかったのが、工藤壮人であり、山中亮輔だった。
時は流れて2017年、広島に移った工藤の決定逸機にマリノスは助けられ、狩野健太はまたも戦力外通告を受けた。

まだその頃には高校生になったばかりの中島賢星と田口潤人は、それぞれマリノス、マリノス、レンタルの3年を過ごし、そしてトリコロールを脱ぐ。熊谷アンドリューが流浪を始めてからもう何年も経ったように思うのだが、まだ24歳。ようやく掴みかけた古豪千葉でのボランチの座だ、完全移籍を請われたことは何かのご縁。
頑張ってさえいれば、この先二人にもまだ浮上のチャンスはあるだろう。あるに決まっている。

それくらいトリコロールは険しく、儚い。
カイケ?知らん。

2016年の夏場には、中村俊輔や小林祐三の退団を予見できなかったように、そのころには学の成長も、そして悪夢の大怪我も想像できなかった。大方の予想を裏切って、エリク モンバエルツ監督が退任した今、マリノスの未来を素人が予想しても何も当たりはするまい。

新しい扉を開ける時には来ている。それは天皇杯優勝という節目によって、自らの手で開けたいものだ。黙っていても新しい年と新しい体制は来るけれども。選手が来るということは、出て行く選手も必ずいると言うことだ。だから、この季節はとても物悲しく、にもかかわらず新たな出会いに胸が膨らんでしまうのである。

受傷から2ヶ月半、手術から2ヶ月になろうとしている。すでにグランドに姿を見せている齋藤学の復帰まではまだまだ長い。新シーズン中盤の6月頃というのが一般的な見込みである。再びリーグ屈指のドリブルを取り戻してほしい。

今季、私のユニフォームの背番号は結局空欄のまま、シーズンを終えた。やはり来季は学にしよう。学にして、帰還を待とう。

笑顔の未来はきっとある。学とともに、マリノスの未来はある。