銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

進軍再開。競争の末に掴んだチャンスを生かせ【J1第19節・清水戦 展望】

U-18のクラブユース選手権は今朝が準々決勝。我らがマリノスユースは、川崎U-18と対戦する。この大会の関東予選では苦杯を喫した相手だ。何がなんでも勝ちたい。

ところで、マリノスが勝ち抜いたグループリーグは死の組と言われた。セレッソのユースの他、この世代最強と言われる清水ユースが同居したためだ。勝たなければ敗退という最終節の直接対決で、見事にマリノスは清水を3-1で降した。マリノスは死の組を首位突破し、本命の清水が3位で敗退という結果は誇らしい。

 

そして、これは果たして吉兆だったと言えるのか。トップチーム同士の戦いでもこの再現となることを期待している。

マリノスは8試合負けなしと好調をキープしているが、清水も大の苦手であったG大阪に完勝して中断期間に入った。鄭大世を出場停止で欠いていたにもかかわらず。よってチーム状態は悪くない。

 

ちなみにトータルではマリノスが勝ち越している対戦成績(24勝10分19敗)だが、マリノスホームではなぜか大きく負け越している。(8勝5分13敗)前回の対戦ではアイスタ、マリノスの方が得意なスタジアムで勝利し、そこからマリノスの好調期は始まったと言っていい。一方で、2年前の日産スタジアムでは、この年に降格することになる絶不調の清水を相手に先制しながらまさかの2失点。大前元紀にヘディングを打ち込まれたのは衝撃を通り越し、呆然という感じだった。

 

そのマリノスのスタメンは、中断前のそれと2名が代わると予想されている。

1つは右サイドバックに松原健が復帰するようだ。警告の累積によるたった1試合の出場停止で、ポジションを失ったのは記憶に新しい。山中亮輔の台頭とタイミングが重なって、金井貢史が右サイドで出場したからだ。

開幕からスタメンを続けていた松原にしてみれば悔しさもあっただろうが、日刊スポーツによれば、このベンチを温めていた期間は、得るものが大きかったようだ。「試合に出る選手は、出ない選手の分まで気持ちを込めて戦う必要があると改めて学んだ、原点に帰って戦う」

山中と松原、93年生まれで今季新加入の両サイドバック。切磋琢磨でチャンスメイクを競ってほしい。

 

もう一つのポジションは、一時帰国のためにキャンプの大半で不参加だったウーゴ ヴィエイラに代わって、富樫敬真。高い決定力を誇る男にとって待ちわびた先発復帰となる。ウーゴといえども、ここで富樫が結果を残してしまえば先発の再奪回は容易ではない。エリク モンバエルツ監督はここまで結果が出たら、その流れはいじらないということを考えて選手選考している。

 

先発は今季3試合め。過去の2得点は齋藤学が決めてもおかしくないものをかっさらって得点してきた。それでいい、と思う。富樫の、ワントップの貢献の尺度は、やはり得点数だ。得点の少ないフォワードは脅威にはならない。得点の取れないフォワードは先発しても、勝ち点3に繋がらない。

 

連勝中は前半をスコアレスで終えて、相手が間延びしてきた後半に仕留めるというのがまるでお約束のようになっていた。それも2得点取れれば、前節の広島戦のようなもったいないこともなくなるわけだ。でも富樫にしてみれば、後半まで得点を待つ理由にはならない。前半からペースを握って楽になりたい。

 

誰だって、インターバル明けのゲームはペースが掴みにくいもの。そこに不慮の失点でも重なろうものなら、中断前の勢いなどどこかに見失ってしまうだろう。

 

今まで通り、先制点。それはケイマンか、今度こそ学か。それとも中町?扇原?

勝負の夏場が再開される。その先に、歓喜の船旅があるはずだ。