銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

前人未到の550試合出場へ【J1第13節・清水戦 展望】

歴代最高である。

フィールドプレーヤーとして、J1リーグ戦に最も多く出場するリアルレジェンド。

上には、GKの楢崎正剛ただ1人。549試合、フィールドプレーヤーと、GKの記録を同列で比較するのは難しく、ともに最高記録と言っていい。

ご存知の通り足掛け5年もフルタイム出場を続けている。怪我も出場停止もない。いつも、いつでも、最終ラインには中澤佑二がいるというその圧倒的なまでの安心感。攻撃不全とも言える状態が続くマリノスが中位にいられるのは、この数年、点が取れないながらも残留争いに巻き込まれることすらないのは、守備の固さが大きい。

今日対戦する清水エスパルスや、ガンバ大阪の過去を見ても、守備の崩壊は一瞬にして起こり、それは早々に立て直せない。奈落に落ちるのは守備の崩壊からだ。安定、安心、安泰。中澤佑二がもたらしてきたもの。

鳥栖でのルヴァン杯3連勝は、何かチームに意識変化を起こしただろうか。前田直輝、扇原貴宏とカップ戦とリーグ戦に両方出場する選手は感じるものがあったかもしれない。

齋藤学が欠場する。役割の代わりではなく、リーダーシップの代わりは誰が務めるのか。トップ下で出場する天野純であってほしい。

前田、天野、マルティノスが並ぶ2列めと、1トップの伊藤翔。入れ替えは起きても、劇的な変化は起こらないだろう。ミスが激減し、急にパスワークが向上することはない。問題はスピードや決定力の問題ではなく、チャンスを作るためのアイデア、メソッド不足なのだから。

思い出してみれば、鳥栖の2得点も、バブ、ウーゴと仲川輝人の個人技であったではないか。

もう何試合も崩しての得点はないのだ。ならばゴリゴリやればいい。諭す学がいないのだから、マルティノスが1人でやりきればいい。前田の仕掛けでやりきれなかったら、近くに伊藤翔がいるか。伊藤が流れて作るスペースを、天野や扇原がついてエリア内に入れるだろうか。そして、伊藤翔の空気を読まない豪快な恩返しゴールが見たいものだ。もちろんセットプレーは一層大事。

 

で、問題は、清水の好調で強力な攻撃陣。鄭大世、アウベス。ズルイ。2人ともエグいシュートを、見せつけている。シュートを打たせてはダメだ。ミロシュ デゲネクと中澤のコンビはもちろんのこと、90分を通して安定しているとは言えない、金井貢史と松原健の1対1守備が鍵となるだろう。

今は辛抱強く戦いたい。中澤の500試合出場の節目は、ホームで神戸戦、アディショナルタイムで試合をひっくり返したっけ。

そんな劇的な勝利とは言わないけど、強さとうまさで守備陣が耐え切ったら、きっと忘れられない勝利になるだろう。そうアイスタは、マリノスの得意なスタジアムだ。