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銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

もっとフツーに楽しみたいのに

鯉のぼりがはためき、各地でイベントが開かれた子どもの日。プロ野球やサッカーでも、子供ファンの拡大は超大事。我が家のように、親が子を連れまわす家よりも、やはり子供が「行きたい」と言うほうが多いのでは。それにその方が、リピーターになりやすいだろう。興業上、子供を狙い撃ちすることは正しい。

 

子供が来るかどうかのポイント。楽しいと思えるか、退屈しないか、うまいものはあるか、安全安心か。そういうマーケティング戦略において、今のJリーグは非常に危なっかしい。

4日の浦和対鹿島では、森脇がレオシルバに対して、臭いと言ったとか言わないとか、それが差別的な意図を含むと小笠原が訴えたと言い、森脇はそれを口が臭いと言ったけど差別を口にしたことは一度もない、とか。子供のケンカレベルの話を、差別絡みの話にしてみたり。

ガンバサポがナチスに似た旗を掲げて、ガンバは当該サポを無期限の入場禁止処分に。川崎サポがACLのアウェイで旭日旗を掲げて、所管するAFCは執行猶予つきながら川崎に無観客試合のペナルティ。

徳島では、DFがボールボーイを小突いてしまった。さらに試合後に、観客が別のボールボーイにアルコールをかけた。選手は2試合の出場停止で、観客は入場禁止。

さらに群馬のサポーター1名が、フィールドにペットボトルを投げ入れた上に、フィールドへの飛び降りをする「観戦違反行為」。とくに当該のサポーターに対する処分は記載なし。

 

と、まあ実に、殺伐としている。同じ群馬で話題となったのは、今季未勝利という状況を受けてサポーターが居残った際のエピソード。とある高校生が、居座りを続ける中で激昂して「俺は帰んねーぞ、塾サボってやる!」と絶叫。

blog.domesoccer.jp

すると、周りの大人たちが一斉に、「塾は行け」「金がもったいない」「塾は高いんだ、行きなさい」と、注意。動画には叫んだ本人と思われる「あっ、すみません。はい、(塾)行きます」という声も収録されていて、ほっこりする。

 

というか、サッカー場って本来、こういうギャグというかユーモアが溢れていていい場所ではないだろうか。とくに試合前、試合後なんてなおさらだと思う。

そこに政治だの、平等だの、頭よさそうに持ち込むからややこしいし、窮屈になる。子供達が憧れるのはそんなものだろうか。

正直に言って、自分の子供には森脇も小笠原も見せたくはない。それは浦和や鹿島の選手だから憎いということではなくて、なんか存在が怪しくて危なっかしいからだ。森脇の反論なんてもう読んでられない。低レベル。

 

さらに上記の川崎、徳島の話題を立て続けに「サポーターの不祥事」的に取り上げる一般のテレビニュースもいたりするから余計にタチが悪い。上で見比べればわかるように、それぞれのインシデントはなんら繋がっていない。繋げているのはマスコミであり、外的な力である。

ちなみに報道されるような大きな話ではないが、マリノスでも先のG大阪戦の敗戦後に、ゴール裏ではちょっとしたいざこざがあった。要するに、不甲斐ない敗戦の後に、選手たちを励ますのか、ブーイングして奮起を促すのかという考えが合わなかったらしい。ブーイングが必ずしも悪いとは思わないが、「ヤル気あんのかこのやろー」的な野次はダメだと思う。外部のおっさん達が、当事者(プロ)にヤル気を説いちゃうのはギャグにならない。

もっと面白おかしく。ペットボトル1つでクラブの運命が変わってしまうかもというのは健全ではない。窮屈だ。そんなレベルのエンタテインメントが子供達を惹きつけられるか疑問。プロ野球だってしょっちゅう敗戦に腹を立ててメガホンが投げ込まれるではないか、それを「観戦違反行為」とか鬼の首とったみたいに言っても…。

 

重箱の隅をつついて、お互いを監視し合うようなのが見たいんじゃない。

もっとフツーに楽しめる環境を作ろう。