銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

「リーグ戦で使ってみたい選手が1〜2人いた」とは?【YBC第4節・甲府戦】

サポーターが入りきらないアウェイゴール裏。しかもルヴァン杯の予選だぞ。中央道の渋滞もなんのその。甲府側のスタンドよりも気合の入ったマリノスの応援が響く。よく響くさ、携帯電話の向こう側まで。

あぁ、すみません。私は旅行先でスマホ観戦。ついに再加入したスカパーが役立つその日が来た! 逗留先は日本の南端。ホテルに着くなり、そそくさとWi-Fiの設定を執り行う私を尻目に、プールに行きたいという冷ややかな旅程優先主義。いや、一般的には合ってると思う。

ともあれ、プールから上がってそそくさと見ると、山中亮輔の積極性が目立つ。一列前方にはU-20W杯をひかえる遠藤渓太の姿が。彼に積極的にボールを付ける山中。

「出遅れた分だけ強くなれる」かどうかはわからないが、ともかく必死である。カップ戦に出るために、マリノスに来たわけじゃない。プレーから、現在地に対する憤りが伝わってくる。いや、憤りと言っても決して和を乱すような悪いものではない。強いて言うなら、こんなもんじゃねぇだろ、オレは?という自身を奮い立たせるような苛立ちかもしれない。

エリク モンバエルツ監督が試合後に残したコメントに「リーグ戦で使ってみたい選手が1〜2人いた」とある。既に戦力として計算されている選手は当然除いて考えると、この二人という中に山中が入っているものと考えられる。出色の出来とまでは言わないが、らしさは発揮されていた。

 

ではもう一人は。吉尾海夏だと思う。決勝ゴールがオウンゴールと公式記録となったのはともかくとして、基礎的な技術が高い。止める、蹴る、走る。サッカーの一番基礎となる技術。

突出したスピードがあるわけではない。パワー系でもなければ、上背もない。でもチームのパス回しがうまくいく。ブロックを崩すきっかけを作ることができる。味方を生かすのがうまい。今の段階では褒めすぎと思うが、そこまで書くと、ある選手を思い出すのである。

その選手は、エリクの掲げるサッカーとは合わなかった。そして新天地でサッカーが変わると、今年は再び輝きを取り戻している。そう、兵藤慎剛を思い出すのだ。

もちろん今比べるのは早計だが、海夏にはまた独自の持ち味を探求してほしい。結果はオウンゴールだったものの、海夏があのポジションにいなければ生まれなかった得点であることは事実。そのセンスもまた類い稀なるもの。

ただし兵藤と似ているという仮説に沿うならば、あれ。監督がエリクである限り、出場機会は、あれ?

 

今季から導入された21歳以下の若手を必ず1名はスタメンもしくはベンチに入れなさいという若手特約だが、全く心配のいらない我がマリノス。順調に若きタレントが育って来ている。

そしてグループリーグの順位は3位だが、これでプレーオフ圏内。

 

 勝点 試合 勝 分 敗 得失

1 神戸 9 3 0 0 +6
2 C大 8 2 2 0 +3 ★
3 横浜 6 2 0 2 +0 ★
4 広島 4 1 1 2 -3 ★
5 鳥栖 2 0 2 1 -1
6 甲府 2 0 2 1 -1
7 新潟 1 0 1 2 -4

 

2〜4位に★がついているのは、この先お休みがあることを意味する。つまり残された試合は2試合。連勝を3に伸ばし、しかも3試合を残した神戸はほぼ3位以内確定。トップの可能性も高いだろう。

すると、2位・3位は、セレッソ、マリノス、広島の中から生まれる可能性が高い。

 

5月24日のアウェイ鳥栖戦と、5月31日のホーム広島戦。この2試合にGL突破がかかる。昨年同様に尻上がりに結果が出て来た。若きチーム、まだ強くなれる。

次なるヒーローは誰だ。