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銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

前座試合の後の記憶が【J1第9節・G大阪戦】

日産スタジアムの美しい芝で、ボールを追う子供たち。マリノスのスクール着に身を包む子はうまい。広いピッチを4分割し、そこかしこで上がる歓声、パスを要求する声。うちの息子もそこに居た。

年間チケットを購入している小学校低学年を対象にした「芝生deサッカー」は、行ってみたらまさかの試合形式だった。これまでにも何度か前座試合を見ることがあった。ただ大体はマリノスの下部組織のほか、横浜市内のサッカークラブが参加していた気がする。聞けば、年間チケット会員(子供)を対象にしたこのようなイベントは初だという。息子にはいい記念になったと思う。

しかも試合前にもかかわらず、パクジョンス、原田岳、高野遼、吉尾海夏の4選手がサプライズで登場し、子供たちのゲームに加わってくれたのはなんとも嬉しい。

ただ強いて言うならば、ミニゲームを行うとはっきり書いておいてほしかった。いや、私が見落としただけかもしれないが、少なくとも当選のメールには運動しやすい服装で、としか書かれていない。そうと分かっていれば、ソックスをちゃんと履かせたのに、すんごい短い普段着の靴下を一生懸命たくしあげようとする息子の姿に、悪いことをしたと思った。

また年間チケット会員としては、このイベントの集合時間がちょうど開門と重なる。幸いなことに、友人に席の確保をお願いできたが、まあちょっと再考の余地ありな気がする。今後も同様のイベントを行うそうなので、事前説明と当日のオペレーションについては考えて頂きたい。

その後の記憶は、実に曖昧だ。バブンスキーに代わって、アデミウソンが出てきたんだったか。いや、藤本淳吾に代わって遠藤渓太?遠藤ヤット? …さすがにそれはない。

勝負のアヤは、あの交代の時間帯だったのではないだろうか。正しく振り返ると、G大阪は赤崎と泉澤に代えてアデと長澤を投入。4分後にマリノスは伊藤翔とダビド バブンスキーからウーゴ ヴィエイラと扇原貴宏へのチェンジ。

アデ投入とともにG大阪のチャンスが増えた。彼の超絶ジャンピングボレーが飯倉の正面を突いた次のピンチが失点につながったと記憶している。

 

あの時、一人だけ浮いていた堂安。この試合唯一の得点は、新たなスターを予感させる男のポジショニングの妙から生まれた。長澤は中に誰がいるのかを確認せずにバックパスを送ったというから、マリノスとしてはなんとも不運だ。

ただし柏戦に続いて、「あの時だけ」と嘆くのはあまり意味がない。とにもかくにも、ボールを保有した時の手詰まり感が半端じゃない。

齋藤学とバブンスキーはどうしたというのだろうか。一枚剥がせればというシーンのデュエルで次々に敗れてしまった。やはりどこか身体のキレがないように見える。エリク モンバエルツ監督が試合後に「フィジカルコンディションに問題はなかったか」を問われ、よくフィジコの意見を聞いてみると否定しなかった。

 

すると残された大駒は、マルティノスだけ。マルはこの日も一人で持ち込むシーン、打開する場面が多発。こいつさえ止めればという条件であっても、G大阪には厄介な存在だった。そのマルが作ったセットプレーのチャンスも生かせなかった。

それにしても、本当に流れから点が取れない。リーグでは、磐田戦を除くと、個人技頼みかセットプレーだけ。症状としては重めと言っていい。

これからフィジカルコンディションを整えがたい時期が来る。それでも1〜2列目の復調にかけなければならない。

 

ブーイングで解決する話ではなく、今はもっと強く背中を支える時ではないだろうか。