銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

「競争は大歓迎」のゆくえは…

町田とのトレーニングマッチを順調に終えたマリノス
1本目と2本目でガラリと選手を入れ替えたことで、今週末の25日に控えたJ1開幕戦、対浦和戦にどう臨むのかが鮮明となった。

すなわち1本目のスターティングメンバー11名が、そのまま開幕戦のピッチに立つ公算が高い。もちろん怪我などアクシデントがなければの話だ。さらに報道によれば、エリク・モンバエルツ監督は、11人中9人までは先発が決まっていると示唆している。

逆から推理すれば、1トップとボランチの一角が、まだ決まっていないポジションではないかと想像する。そこを占っていきたい。

1本目に先発した11人の顔ぶれは、下記の通りだった。

____ウゴ_____
_学__バブ__マル_
___喜田_天野___
金井_デゲ_中澤_松原
____飯倉_____


そして2本目に交代して出てきた11人は、

____富樫_____
仲川__吉尾__前田_
___中町_中島___
高野_扇原_新井_遠藤
____杉本_____

交代した時間はバラバラだった。ただ開幕1週間前で、レギュラー組の選手の出場時間を優先しつつも、ベンチ入りした全選手に出場時間を与えたのは好感である。エリク監督も、少しずつやり方を変え、実戦時間の少ない選手のコンディション作りにもいい影響があればいい。

さて、上に書いた1トップと、ボランチだ。
ウーゴ・ヴィエイラはコンディションに難ありで、スピードも太め残りと言われるが、町田戦に先発したことで、この1週間のファーストチョイスとなるだろう。PKを勝ち取り、自ら決めてみせた。これは町田戦の1本目で数少ないチャンスの一つだった。最低限の結果を出して、片鱗を見せたとも言える。
1月から6戦5ゴールの富樫敬真も、成長を続け、結果を出し続ける。生粋のストライカーへと進化の過程はまだ続く。タイミングとスピードで勝負するもっとエリク型のFWと言っていいだろう。
マリノスで4季を迎えるが、怪我で出遅れ気味の伊藤翔。浦和はどちらかというと慎重に戦いたい相手だが、守備のリスクを考えるならやはりこの選手だ。天皇杯G大阪戦のゴール以降、ピッチから遠ざかってしまっているが、あんな気迫のゴールを決められる伊藤こそ、マリノスの宝。
この3名の中から1名という狭き門だ。ウーゴの良化が見られるかは大きな浮沈の鍵となる。

一方のボランチ
中町公祐天野純喜田拓也がポジションを争う。天野と喜田で町田戦の1本目を戦った。特に天野の伸長は素晴らしい。中村俊輔藤本淳吾の中に入ってから3年、2017年の先発の座を射止めるまでになったのは失礼ながら意外だった。俊輔の代役だった昨年の開幕戦では輝けなかったが、そのとは立場も自信も違う。プレースキッカーもお任せあれだ。
その後ろでフィルターとなるのは、喜田か中町か。喜田がいるか、いないかで守備の安心感がまるで違う。中盤での攻防で大きく差が出るだろう。ミドルシュートでも違いを作る。

そして、中町公祐。強い決意とともに、マリノスで6年目を迎える。パス能力と、空中戦の強さが武器となる。マリノスのセットプレーを考えると、攻撃時にぜひいてほしい選手である。素早い縦への攻撃にも順応を見せるこの中町をベンチに置いておくのはあまりに惜しい。
トップ下はダビド・バブンスキーで決まりのようだが、ここに天野を使う手もある。
非常に頭を悩ませる人選だろう。

その場合、ベンチ入りメンバーは、GKが杉本できない以下、高野、扇原、遠藤に、上記のボランチのうち1名、FWが2名ということになる。前田直輝仲川輝人はベンチ入りできないことになり、チーム内の激しい争いである。

開幕まであと4日となった。
マリノスにとっては、監督が交代したわけでもないが、新しいチカラが試される1戦となるだろう。チーム内の激しい競争は、若き力の覚醒を促したか。

いきなり浦和というのは悪くない。トップレベルの相手を叩いて波に乗る。そのまま、若い選手たちがその気になる。


チーム練習が非公開になるからこそ、想像力は掻き立てられ、楽しみは一層増すというものだろう。

開幕まであと4日だ。