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銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

我が家の「サステイナブル・トリコロール」とは?

グズグズとネンチケの更新を迷っていたことはだいぶ前に書いた。

 

2月の我が家の結論としては、父更新、母非更新、息子・俊介が小学校進学に伴い、ネンチケデビュー!となった。

俊輔が移籍しても、マリノスを一緒に応援してくれるのは英才教育の結果で自然な流れとはいえ、非常に嬉しいものである。都内住まいではあるが、彼が通うサッカー教室には一歳年上でどうやら同じ理由で名付けられたらしいシュンスケくんがいる。なかなかの技巧派らしい。当然のようにマリサポである。

6歳前後の子供がいる親の理解はスムーズに得られると思うが、世の幼稚園児はほぼプロサッカーなんて見ちゃいない。

せいぜいメッシ、ネイマールロナウドが関の山で、先のクラブW杯で鹿島が出ていたことすら、普通の子供の覚えは危うい。哀しき哉、Jリーグの現在地である。

 

スクールの先生が「こんな選手になりたいって思いながら練習しなさいよ。そのほうが上手くなるスピードが速いから」と言うものの、多くの子達はそもそも選手を知らない。無理な注文なのだ。ではせめて、クラブW杯は観なさいよと言っていたが、いかんせん普段サッカーを地上波で観られる回数が少な過ぎる。

Jを応援してるだけで、実はサッカーが上手くなる土壌にはなっている。ぜひサッカーを習わせている親には、勧めたい。身近な憧れや目標を作るためにも、断固スタジアムでJを観せるべきだ!

 

うちの俊介に、誰になりたいか聞くと話が長いので、先生は話を振らない。それなのに、俊輔のフリーキックとー、学のドリブルとー、兵藤のショートパスとー、富樫のヘディングとー、中澤の守備とー、って延々と喋るものだから、ますますヨソの多くの子はひきますよ、ハイ。クラブW杯の時はちゃんと柴崎、小笠原、鈴木、土居聖真…と矢継ぎ早に出てきてたから大したもんだ。途中から「先生も知らない選手出てきた!」と止められてたけど。

 

話が大幅に脱線した。そんな息子がマリサポを自発的に名乗ってくれるのは嬉しいこと。ただ、別にすごくこだわりがあるかと言うと、とても流されやすい。

例えば、キャンプリポートとしてバブンスキーの足技が詰まった短めの動画が上がっていたが、それを父が興奮気味に、うまっ!もうユニは33番で決まりかな!というと、がぜん息子も「知ってた」ばりに、ぼくも33にしようとおもってた!とか言うものだから、結構笑える。私がタイでの扇原貴宏のアシストを褒めれば、彼も後出しで褒める。

あぁ、この法則を使えば、洗脳(!)なんて簡単である。

 

さて、ユニフォームの話が出た。毎年欠かさず、何の迷いもなくユニを買うようになってからの日は浅い。ACLに出場した年以外は、夫婦で1着の俊輔ユニ、俊介はだいたい2年に一度の俊輔Tシャツだから、結構倹約というかケチなのである。ノーチョイス、一者択一だった我が家に初めて訪れた選択の年。

 

結論から言うと、答えはひとまず「ノーナンバー」つまり無地だった。んー、タマムシ色! だけれども、例年3月の半ばにもなれば、ショップで後からナンバーと名前のみ入れる対応もしてくれる。

 

結局、ネンチケと同じくグズグズなんだけど、せっかくだから開幕から何試合かの中で胸熱な選手にたなびくというのも悪くない。その選手にもインセンティブが入るわけだし。いや、このまま空白の可能性もあるけど。

 

ところで、下記の記事で開幕戦欠席を余儀なくされる話題を紹介した。ユニ品定めの機会を損失しているわけだ。

 www.f-schale.com

 だが、臨戦態勢の整った息子は、「ちこくしてでもいきたい!」という。俊介よ、よく言った。父は感動している。

ネンチケを失った妻は、最悪残り10分以下での到着が見込まれる試合に新しい金を出す気はない。合理主義?ちょっと違う。彼女は彼女なりに理屈とけじめと俊輔の間(はざま)で悩んでいるのだ。

 

でも息子と父は、ちょっとでも観たい。第2節まで待てない。私が、息子のために買ったのは「年間チケット」という名の、父と息子との確かな絆だったのかもしれない。

 

今年、息子はネンチケデビューしたものの、小学生ともなると、サッカーチームの対外試合が増えそうだ。これまでマリノスのキックオフ時間が早い時や、アウェイ遠征時には割に気軽に練習を休ませていたが、ここも今年からはマリノスよりも息子のサッカーが最優先となる。

当然、マリノスの欠席は増える。

 

だが、これはあるべき姿ではないかと我が家としては思っている。サポーターライフは最高だ。だが、生活のバランスを失ってはならない。持続可能なサポーターライフ、いわゆるサステイナブルトリコロールがキーである。

 

たまにはマリノスのためにも無理したい。そうした無理を伴った時の勝利ほど格別なものはないからだ。あぁ、今日無理して観にきて良かったよな!という帰り道が最高なのである。適度な無理もサステイナブルなコツだと思う。

 

今年、息子はさらにマニアックなトークをチームメイトの前で披露するだろう。

デゲネクのフィードに、バブとテクニックに、マルちゃんのスピードに、ウーゴのシュート、あとパクジョンスの顔面ブロック…!

 

ひくような友達はそこまでだ。必ずや何人か、負けず嫌いのチームメイトが出てくるだろう。その時こそ、親子ともどもスタジアムに誘ってやる。

 

めくるめく、サステイナブルトリコロールにようこそ。