マリノスにシャーレを2019

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

戦評

今季最も濃い試合【J1第7節・名古屋戦△1-1】

「俺がリスクを取って上回れば、大きなチャンスはきっと生まれる」そんな思いと実践が実を結びます。マンオブザマッチ級の朴一圭は決定機を次々と止めて、ボールをかき出してみせましたが、でもビッグセーブよりも、縦に、前につなぐ意識が素晴らしかったと…

決して誰でも決められるゴールじゃあない、フフン【YBC第3節・長崎戦△2-2】

さぞや寒かったでしょう。試合内容?気温? 現地で見られなかったことを悔やむ試合は数多くあれど、さすがにあまりの寒さと冷たい雨はモニター越しにも伝わってきました。いや、その言葉自体が嘘くさいね。現地にいなかったことをホッとする自分がいたのは確…

マルコスの大活躍と、遠藤渓太のファインプレー【J1第6節・浦和戦◯3-0】

かーーー、めーーー、はーー、はっ? よっしゃ、2点目!! ゴール裏に向かって、お約束のパフォーマンスだ!! 仲川輝人は、僚友のために両の手首をくっつけて、渾身のエネルギー波動をスタンドに打ち込むつもりだった。 でも隣のハゲなアイツは「気円斬」。…

最後を決め切る力と運を【J1第5節・鳥栖戦△0-0】

桜の美しさは、先週の金曜の夜も、そして今も。ここ数日の低い気温のおかげで、まるで時が止まったように満開が発表されてから以来の長さで花が咲き誇っています。でも儚きもの。長いシーズンでは、いい時も、悪い時もあります。いい時、ラッキーな時はそん…

イノセントマリノスだわ【J1第4節・大分戦 ●0-2】

単純な戦術で挑んでんのに、世間は暗い話題、わだーーーい。 サッカーなんて言わば、勇猛果敢と勇猛果敢のポゼッションゲーム。頭に乗って、僕はまたノーリアクションさ。 選手たちは勇敢に戦って、私は勇敢にDAZNを見返すことが出来ませんでした。もうだっ…

後半は悪くなかった、次だ次【YBC第2節・湘南戦●0-2】

こういう試合の後には、良かった点をいっぱい探そう! 前半アディショナルタイム。積極性に欠けているように思えた右ウィング、遠藤渓太のダイナミズム。ペナルティライン際を横切るように切り込むと、左足での強烈なロングシュートを放ちました。これは間一…

勝てなかった。でも勇敢だから負けもしなかった【J1第3節・川崎戦△2-2】

左サイドをえぐって天野純が相手に当てて作ったコーナーキックの機会、すでに目安のアディショナルタイム4分を超え、どう考えてもラストプレー。 高さでは枚数が足りないマリノス、それにCKがことごとく決定機にならずボールの質の低さを指摘されていた天野…

格が違う三好康児。自然現象か、依存症か【YBC第1節・札幌戦△1-1】

前回ファイナリストとして登場するマリノス。ルヴァン戴冠までのあと一歩をどう踏み出すか。悔しさと成熟をぶつける新たな戦いは、ミシャ監督とともに躍進を遂げた札幌戦から。マリノスの方が伸びしろあるもんね。 さて、やはり過去のリーグ戦2試合と比べて…

ワンサイドは進化の証。【J1第2節・仙台戦○2-1】

仙台を相手に日産スタジアムで初勝利。あれだけ勝てなかった、勝てる気配すらなかった年月はなんだったのでしょう。 リーグ戦では近年稀に見るようなハーフコートゲームでした。2−1、なんで一点取られてしまったのか!と怒り出したくなるような、それくらい…

DAZNの審判検証番組がなかなかぶっちゃけてる

捨てる審判あれば、拾う審判ありと言うべきでしょうか。試合中、試合直後からあれはオフサイドでは?と物議を醸していた、G大阪対横浜F・マリノスの開幕戦における前半3分の仲川輝人の同点ゴールのシーンですが、やはりオフサイドであり、ノーゴールであった…

実質5-0。あかん優勝してまう【第1節・G大阪戦】

開始38秒の失点! それよりも3プレーほど前の話。コイントスでG大阪が陣地を変えることを選んだので、すなわちマリノスボールのキックオフです。最終ラインのチアゴ・マルチンスと畠中槙之輔が、何度かパス交換し、出しどころを探しながら畠中が、新背番号8…

大津祐樹、ポジションはハードワーク

2001年以来、17年ぶりの決勝戦進出なる。 準決勝で敗退すること、何度か。元日以来、また同年にカップ戦ファイナリストととして、埼玉スタジアムのピッチに立つ。 最多優勝の鹿島アントラーズを破り、近年で3回も決勝に進むガンバ大阪を圧倒しての堂々の決勝…

最高の勝ち方で鬼門突破【YBC準決勝1・鹿島戦】

山中亮輔のフリーキックで始まり、山中亮輔のフリーキックで終わった試合だった。同じ左足から、等しく強烈なシュートが放たれたものの、前者はポストを叩き、後者は曽ヶ端準の手を弾いた後に最高の幕切れをもたらした。 神様、仏様、ウーゴ様。この日の昼に…

ウーゴ ヴィエイラの歓喜【J1第29節・札幌戦】

生温かい雨がピッチを濡らしている。でも、つまらないミスが減った。習熟したためか、チームの調子が上がってくるとこういうものか。 チャナティップは縦横無尽に駆け回る。場所は扇原貴宏の横だ。これだけスペースを与えると、彼のキープ力、小刻みなステッ…

仲川輝人、独走。5発大勝【J1第28節・仙台戦】

試合前のDAZNのインタビューで、前対戦での大敗からどのように対応するのかと問われた渡辺晋監督の苛立たしげな回答は、「カップ戦のセカンドレグじゃあるまいし、得失点差なんか関係ない」 なるほど。では、事実だけ書いておこう。2戦トータル、13-4。嫌な…

山中亮輔、復活の狼煙【J1第27節・磐田戦】

混沌極まるJリーグ。降格圏に足を突っ込むほど悪くないとみんな思っている。けれども、約半数のチームが残留争いに加わっているという恐ろしい現実がここにある。でも町田が頑張り、自動昇格枠の1つを消そうとしてくれている。しかも今年から入替戦が復活し…

久保建英は覆われた殻を破れるか

サッカー選手としては日本で一番有名なティーンエイジャーであり続けた。FCバルセロナ育ち、将来を嘱望される存在ながら彼の力が及ばない事情で、回り道を選ばざるを得なくなったと言っていいだろう。帰国してJリーガーとしての道を歩み始めたことにより一層…

「おまえら、下向いてんじゃねーよ」【J1第19節・広島戦】

3試合で11失点では勝てない。攻撃サッカー志向のツケだと、メディアは言う。でも、ある意味では合っており、それだけではない。 仙台での大勝が衝撃的なら、味スタと三ツ沢の連敗もまたそれを上回るショックだった。 あっさりした失点が増えた。失点すること…

ボスとともに試練を乗り越える【J1第17節・FC東京戦】

松原健のハイキックをファールと判定された時に、試合の趨勢は決まってしまったのかもしれない。 壁の右端に配置された喜田拓也は、隣の中澤佑二より頭一つ分小さい。そこを通された。直接フリーキックによる早すぎる失点。アレ、ハイキックが取れたのなら間…

1点目のそれを見た時に思った、おいおいシティかよ【J1第16節・仙台戦】

スイッチを入れたのは伊藤翔だった。 後ろ向きに受けたボールを何の迷いもなく、ワンタッチで戻す。素早くやりきれ。そんなメッセージが明確に込められていた。 受けたのは喜田拓也。これもワンタッチで、5レーンの最も左を走る遠藤渓太の前方へ送る。ほぼ独…

黙祷とダービーは関係がない

異様な音声だった。 7月11日の夜、ニッパツ三ツ沢。両チームの選手が横一列となって、豪雨災害の犠牲になった方に対しての黙祷が捧げられる。 中継を見返すと、黙祷の開始を告げる場内アナウンスも聞こえる。電光掲示板には、黒地に白文字で黙祷と2文字が広…

ウーゴ残留記念試合、またの名を天皇杯3回戦。時々ダービー。【天皇杯3回戦・横浜FC戦】

雰囲気は良くなかった。支配すれどもゴールは奪えず。ボールは回っているのにフィニッシュまで辿り着かないからだ。 そんな折に、先制点を奪われてしまった。もう間もなく試合に入ろうと、二人はタッチライン際にいたのだ。伊藤翔とウーゴ ヴィエイラ。一時…

もろくて、それでいて揺さぶる【YBCプレーオフ第1戦・神戸戦】

アウェイゴールが価値のあるものという前提に立てば、2失点は痛い。 4-2で先勝というものの、これで舞台を神戸に移しての第2戦は、神戸は2-0でも勝ち上がれることになったのだ。アウェイゴール、それも2点というのは一定の価値がある。もう少し点差をつけて…

此の横浜に優るあらめや?!【J1第15節・長崎戦】

こんなに足取りの軽いスタジアムからの帰路はいつ以来だろう?と考えながら、もしも、1-2のまま終わっていたとしたら、ということも考えた。 5得点取った後だから、少しだけ余裕を持って振り返れるが、この試合に至るまでの巡り合わせを考えたら、十分にあり…

現時点でポステコグルーが無能とか言っている人への反論

まあ確かに、チグハグである。 用意されたタオマフがガンバ柄に見えてしまうという皮肉のようにチグハグで、そのタオマフが一番勢いよく振り回されたのが、試合中のゴールシーンや勝利の凱歌を歌う時でもなくハーフタイムのminmi登場のくだりと言うのもチグ…

喜田拓也、復活弾。これが目指している得点【J1第13節・名古屋戦】

大津祐樹が最前線で身体を張って、残したボール。いつもそこにいる山中亮輔が緩めのボールを櫛引とホーシャの間に送る。二人の距離感が微妙に甘かった。そこに喜田拓也が入り込む。すり抜けるように、身体を投げ出して飛び込む。上背は関係ない。この先の決…

誰も革命を止めてはならぬ【J1第12節・磐田戦】

この試合で良かったこと。仲川輝人が意地でJ1初得点をあげたこと。 ルヴァン杯ですらスタメンで出られない日々を超えて、2ヶ月でここまで来た。着実にステップアップした。いつもの「惜しい仲川」だったなら、ウーゴ ヴィエイラのPK失敗のボールに詰め寄っ…

信じた道を行け!【J1第11節・鹿島戦】

まるで中村俊輔。多くの人がそう言った。 あれほどの綺麗なフリーキック、私たちは俊輔以降見たことがなかったし、この先もそうそう見られるものではないとそう思っていた。 彼のポジションはタスクも多く、バランスは難しい。逆三角形なのか、正三角形なの…

フルボッコのような、勝てたかもしれないような【J1第6節・川崎戦】

もう今晩は広島戦。15連戦がキツイのは選手だけではない。ものぐさな私にとっては前の試合を振り返っておくラストチャンスということになる。しかも日付を置くと、代表監督が突如として代わったり、明け方には欧州CLで衝撃の大逆転劇が起こっていたりする。 …

バブンスキーの技と、ウーゴ ヴィエイラの勝負強さ【J1第4節・浦和戦】

春の珍事という言葉がある。水戸さんや岡山さんらが無敗で昇格圏を走るJ2。失礼な話だが、古くから番狂わせに対して使われてきた。春、新シーズンが始まる直後には往々にして、下馬評とは異なることが起こる。 だが、下馬評を作ったのは神ではなく人。正しい…