銀皿航海 蹴球7日制

横浜F・マリノスサポーターです。好きな言葉はシャーレです。

「おまえら、下向いてんじゃねーよ」【J1第19節・広島戦】

3試合で11失点では勝てない。攻撃サッカー志向のツケだと、メディアは言う。でも、ある意味では合っており、それだけではない。 仙台での大勝が衝撃的なら、味スタと三ツ沢の連敗もまたそれを上回るショックだった。 あっさりした失点が増えた。失点すること…

首位を叩く準備万端【J1第19節・広島戦 展望】

台風による清水戦の順延が吉と出るだろうか。 アウェイの瓦斯戦から1週間以上も開くことになった。広島対策というか、パトリックとカウンター対策というか、時間を取ることができたのはいいことだろう。ディエゴ オリヴェイラに苦しめられた瓦斯戦の記憶が塗…

突然の2度目の別れ

愛するマリノスの為。見せろ熱き思い。 気がつけばベテランと呼ばれる年齢となっていたのか。バックアッパー扱いするには惜しい特異な存在感。 ある意味では、生え抜き選手よりも、クラブ愛を剥き出しにして戦っていたのが金井貢史だ。明るくて自由で頼れる…

ボスとともに試練を乗り越える【J1第17節・FC東京戦】

松原健のハイキックをファールと判定された時に、試合の趨勢は決まってしまったのかもしれない。 壁の右端に配置された喜田拓也は、隣の中澤佑二より頭一つ分小さい。そこを通された。直接フリーキックによる早すぎる失点。アレ、ハイキックが取れたのなら間…

世間の注目を奪い返せ【J1第17節・FC東京戦 展望】

黙っていたって、イニエスタとトーレス。日本の出来の悪いワイドショーマスコミじゃなくっても、世界的にだって注目されるだろうさ。ノエスタとベアスタはそれぞれ、世界的スターのデビュー戦を追う。 ニュースの尺だって、「そこ」に重点的に使うだろう。川…

1点目のそれを見た時に思った、おいおいシティかよ【J1第16節・仙台戦】

スイッチを入れたのは伊藤翔だった。 後ろ向きに受けたボールを何の迷いもなく、ワンタッチで戻す。素早くやりきれ。そんなメッセージが明確に込められていた。 受けたのは喜田拓也。これもワンタッチで、5レーンの最も左を走る遠藤渓太の前方へ送る。ほぼ独…

再開。もう言い訳はないはず【J1第16節・仙台戦 展望】

しばらく携帯電話のアプリと言えば、NHKと民放のワールドカップ再生のものしか使っていなかったので、DAZNを開くこと自体が久々だった。5-2の長崎戦の配信が終了してからすでに1ヶ月近くになろうとしている。長かった。 16節のプレビューを見ると、今回の代…

黙祷とダービーは関係がない

異様な音声だった。 7月11日の夜、ニッパツ三ツ沢。両チームの選手が横一列となって、豪雨災害の犠牲になった方に対しての黙祷が捧げられる。 中継を見返すと、黙祷の開始を告げる場内アナウンスも聞こえる。電光掲示板には、黒地に白文字で黙祷と2文字が広…

ウーゴ残留記念試合、またの名を天皇杯3回戦。時々ダービー。【天皇杯3回戦・横浜FC戦】

雰囲気は良くなかった。支配すれどもゴールは奪えず。ボールは回っているのにフィニッシュまで辿り着かないからだ。 そんな折に、先制点を奪われてしまった。もう間もなく試合に入ろうと、二人はタッチライン際にいたのだ。伊藤翔とウーゴ ヴィエイラ。一時…

先発メンバーが読みづらいなと思ってたら

明日の天皇杯3回戦でついに再開。そうさ、クロアチアとベルギーの初優勝が成るかよりも、天皇杯の方が大切さ。 横浜F・マリノス対横浜FCに、奇策なのか、三浦知良の先発起用が濃厚と、スポニチが報じた。話題作りに走ったのか、主力を休ませるのか、それとも…

出会いと別れを繰り返して

ミロシュ、また会う日まで! レッドスターはミロシュ デゲネクの憧れのクラブだった。彼の夢を応援したいが、あまりにも痛いレギュラーCBの完全移籍が発表された。 クロアチアに産まれて、内戦の影響で豪州へ。国籍は豪州とセルビアの両方を持つ。で、弱い方…

遠くのロシアより、近くのマリノス!

「日本代表」ってやっぱり凄い。話題をただ浪費するだけの浅い報道には4年ごとに辟易とするが、ベルギー戦の90分は夜中にテレビで見ているだけの我々でも特別な一戦だった。 ラウンド16とは言え、至高の舞台。かつて日本が到達した最高タイのレベル。W杯予選…

さあ7月

何年たってもメッシとロナウドを中心に回っているようだ。この二人のいるアルゼンチンとポルトガルの敗退は、予想の範囲内ではあったが、日本国内のテレビの視聴率という点では痛手のようだ。 ミスが多かったとはいえ、この大会の後に来日するイニエスタを推…

完封勝利で中断期間へ行かないか【YBCプレーオフ第2戦・神戸戦】

夜中。マリノスとよく似た、いやまったく同じの字体の背番号を背負った選手たちが、迷走している。見どころがないなんてレベルではなく、こんな試合を少しでも見てしまった自分を呪うほど。選手選考は、時代の流れに逆行し、もうすでに底をついている貯金箱…

浮上への奥の手?【天皇杯2回戦・FC大阪戦】

アンジェ ポステコグルー監督の大胆起用。先の神戸戦では、大津祐樹が初ゴール(PK除いて)をあげたし、仲川輝人や山田康太など抜擢した選手の活躍はもはや周知の通り。 それにしてもだ。 ダビド バブンスキーが右サイドバックで先発予想とは本当に驚いた。開…

もろくて、それでいて揺さぶる【YBCプレーオフ第1戦・神戸戦】

アウェイゴールが価値のあるものという前提に立てば、2失点は痛い。 4-2で先勝というものの、これで舞台を神戸に移しての第2戦は、神戸は2-0でも勝ち上がれることになったのだ。アウェイゴール、それも2点というのは一定の価値がある。もう少し点差をつけて…

誕生日おめでとう

長男が8歳の誕生日を迎えた。どの親もそうだと思う。あっという間であったし、成長が嬉しくてしかたない一方で、少年としてともに過ごしてくれる時間のはかなさを感じずにはいられない。 8年前に、シュンスケと名付けて、一緒にマリノスのサポーターとなった…

此の横浜に優るあらめや?!【J1第15節・長崎戦】

こんなに足取りの軽いスタジアムからの帰路はいつ以来だろう?と考えながら、もしも、1-2のまま終わっていたとしたら、ということも考えた。 5得点取った後だから、少しだけ余裕を持って振り返れるが、この試合に至るまでの巡り合わせを考えたら、十分にあり…

勝ち抜けか、敗退か まだまだ続けよ【YBC第6節・新潟戦 展望】

5試合で勝ち点8なので、勝てば11となる。 今年から大会のレギュレーションが変わったので、グループステージで1位だろうと2位だろうと、ノックアウトステージに挑まなくてはならないが、ナビスコの時代からグループステージの突破条件である2位以内に入るた…

現時点でポステコグルーが無能とか言っている人への反論

まあ確かに、チグハグである。 用意されたタオマフがガンバ柄に見えてしまうという皮肉のようにチグハグで、そのタオマフが一番勢いよく振り回されたのが、試合中のゴールシーンや勝利の凱歌を歌う時でもなくハーフタイムのminmi登場のくだりと言うのもチグ…

喜田拓也、復活弾。これが目指している得点【J1第13節・名古屋戦】

大津祐樹が最前線で身体を張って、残したボール。いつもそこにいる山中亮輔が緩めのボールを櫛引とホーシャの間に送る。二人の距離感が微妙に甘かった。そこに喜田拓也が入り込む。すり抜けるように、身体を投げ出して飛び込む。上背は関係ない。この先の決…

猫の目スタメンの最適解【J1第13節・名古屋戦 展望】

もう誰がレギュラーなのかよく分からなくなってきた。フル出場を続けるのは飯倉大樹、中澤佑二、山中亮輔の3名だけだ。鹿島戦は結果が出たではないか、あの組み合わせが最適解と考えるファン、サポーター。でもボスは、ポゼッションも下回っていたし、たまた…

誰も革命を止めてはならぬ【J1第12節・磐田戦】

この試合で良かったこと。仲川輝人が意地でJ1初得点をあげたこと。 ルヴァン杯ですらスタメンで出られない日々を超えて、2ヶ月でここまで来た。着実にステップアップした。いつもの「惜しい仲川」だったなら、ウーゴ ヴィエイラのPK失敗のボールに詰め寄っ…

1年も経つと【J1第12節・磐田戦 展望】

去年のこの試合前の雰囲気は独特だった。磐田側がどうだったかはよく知らないが、少なくともこちらは絶対に負けられない試合だった。金井貢史がセンターフォワードよろしく、エリア内で落ち着いたシュートでネットを揺らした瞬間は歓喜というよりも、何かホ…

信じた道を行け!【J1第11節・鹿島戦】

まるで中村俊輔。多くの人がそう言った。 あれほどの綺麗なフリーキック、私たちは俊輔以降見たことがなかったし、この先もそうそう見られるものではないとそう思っていた。 彼のポジションはタスクも多く、バランスは難しい。逆三角形なのか、正三角形なの…

仕切り直しだ、雨上がりの昼空に【J1第8節・神戸戦 展望】

ポドルスキのいない神戸は、エビのない天丼のようなもの。そう思っていたらレアンドロとかいう特大の鶏天が乗せられた感じ。天丼としては十分な食べ応えはあるわけだ。それにしてもポドルスキは累積での出場停止だそうだが、7節で4枚もらうというのはいかに…

いただいたPKだけじゃ首位は倒せない【J1第7節・広島戦】

家本政明は日本を代表するプロフェッショナル レフェリーである。なぜか実力の割に過小評価を受けている審判の一人だとわたしは思う。 なのになぜだか、試合前に家本氏が主審と分かるとスタンドからため息や失笑が漏れる。多分、やらかしが多いからだ。彼は…

フルボッコのような、勝てたかもしれないような【J1第6節・川崎戦】

もう今晩は広島戦。15連戦がキツイのは選手だけではない。ものぐさな私にとっては前の試合を振り返っておくラストチャンスということになる。しかも日付を置くと、代表監督が突如として代わったり、明け方には欧州CLで衝撃の大逆転劇が起こっていたりする。 …

理屈じゃない、戦術でもない。90分上回れ【J1第6節・川崎戦 展望】

史上最悪と言われた移籍劇から3ヶ月が経った。私たちの記憶において、その選手がもたらした全ての記録が否定され、悪い印象に上書きされたように思う。たぶん今日、選手紹介のその瞬間から不愉快な思いは続くのだろう。途中交代で出て来てほしくない、顔も見…

春はアイスタ。新戦力の出番は来た【J1第5節・清水戦 展望】

マリノスの春にはアイスタがよく似合う。傾向としてなぜか同じ季節に組まれることが多いカードというものがある。 例えば日立台なら春とか、カシマなら残暑とか。印象論かもしれないが、マリノスにとってはアイスタは春の季語。桜えびや生シラスと並んで、ア…