戴冠までの道のり13試合。サポーターを名乗っている私のくせに、この度の決勝戦で生観戦はようやく2試合目である。 都内在住、新宿勤務。平日は仕事の都合上、三ツ沢のホームゲームであってもなかなか厳しい。アウェイ戦は全6試合が平日だったので全滅。G大…
2001年以来、17年ぶりの決勝戦進出なる。 準決勝で敗退すること、何度か。元日以来、また同年にカップ戦ファイナリストととして、埼玉スタジアムのピッチに立つ。 最多優勝の鹿島アントラーズを破り、近年で3回も決勝に進むガンバ大阪を圧倒しての堂々の決勝…
山中亮輔のフリーキックで始まり、山中亮輔のフリーキックで終わった試合だった。同じ左足から、等しく強烈なシュートが放たれたものの、前者はポストを叩き、後者は曽ヶ端準の手を弾いた後に最高の幕切れをもたらした。 神様、仏様、ウーゴ様。この日の昼に…
遠藤渓太は不思議と、鹿島戦で輝く。 昨年、今年のリーグ戦でホームの日産スタジアムではマリノスが連勝しているが、いずれも決勝点のスコアラーは遠藤渓太である。昨年は2-2に追いつかれた後、曽ヶ端の逆をつき、昌子がクリアし損ねた泥臭い勝ち越しゴール…
生温かい雨がピッチを濡らしている。でも、つまらないミスが減った。習熟したためか、チームの調子が上がってくるとこういうものか。 チャナティップは縦横無尽に駆け回る。場所は扇原貴宏の横だ。これだけスペースを与えると、彼のキープ力、小刻みなステッ…
久保建英と山田康太が順当に、U-19の日本代表に選ばれた。3、6、9月と選ばれ続けていた堀研太が外れたのは意外だった。AFC U-19アジア選手権は、インドネシアで開かれ初戦は10/19。仮に決勝まで進むと11/4まで現地で戦うことになる。かかるのは、来年にポー…
試合前のDAZNのインタビューで、前対戦での大敗からどのように対応するのかと問われた渡辺晋監督の苛立たしげな回答は、「カップ戦のセカンドレグじゃあるまいし、得失点差なんか関係ない」 なるほど。では、事実だけ書いておこう。2戦トータル、13-4。嫌な…
今や得点源であり、得点を引き出す男、伊藤翔が右肘の骨折で全治8週間。「この大事な時」にファーストチョイスの1トップを失う打撃はあまりにも大きい。 もう今やすっかり定番となったと言っていい、仲川輝人が右サイドを抉った上でニアサイドに走り込む翔さ…
混沌極まるJリーグ。降格圏に足を突っ込むほど悪くないとみんな思っている。けれども、約半数のチームが残留争いに加わっているという恐ろしい現実がここにある。でも町田が頑張り、自動昇格枠の1つを消そうとしてくれている。しかも今年から入替戦が復活し…
サッカー選手としては日本で一番有名なティーンエイジャーであり続けた。FCバルセロナ育ち、将来を嘱望される存在ながら彼の力が及ばない事情で、回り道を選ばざるを得なくなったと言っていいだろう。帰国してJリーガーとしての道を歩み始めたことにより一層…