マリノスにシャーレを 2024

横浜F・マリノスのスポンサーを目指して脱サラした頭のおかしい3級審判のブログです

そこに工夫と闘志はあったか【YBC第1節・C大阪戦】

仲川輝人はもがいていた。この日、右サイドハーフで先発し、ドリブルでの仕掛け、一瞬のスピードでの裏を狙う、守備も真面目に頻繁に。本来自分がいるべきリーグのピッチに立つために今日何をすべきか。自分ができる選手だということを証明したい。飢餓感が…

栗原勇蔵、復活の狼煙をあげる【YBC第1節・C大阪戦 展望】

松田直樹の誕生日に合わせて、彼を敬愛する栗原勇蔵が自身のインスタグラムに在りし日の写真をアップした。一緒に食事でもしてたのだろうか、リラックスした笑顔がそこにはある。 栗原勇蔵は、今年34歳になる。つまり松田直樹に追いつく。「ずっとマリノスに…

25回目のカップ、我らは申し子なり

伊藤翔さんが右脚を痛めながらも放った。最後の力を振り絞ったシュートでマリノスの決勝進出の道は見えた。そして程なくガンバによって道は閉ざされた。またもや準決勝での敗退。毎年のように善戦の、定番のベスト4だ。 ナビスコと呼んだ方が世間的にはしっ…

シャーレ妻の反応

連日自分たちの話ですみません。 しかも自分の予想以上に女々しい文章になってしまいすみません。昨日の原稿を書き上げた際にはまだ聞いてなかった話。 大宮対磐田を家族で観戦して、帰り道。ドタバタした終盤を振り返るとちょっと頼りなかったが、それでも…

忘れない3月11日

14:46、そして黙祷。 忘れることなどないと思っていたが、首都で普通に暮らしていると確実に記憶が風化していることに気付く。その記憶を呼び戻すように、犠牲者、被災者に想いを馳せる3月11日。 Jリーグが当たり前のように毎週末観られる幸せ。自分のチーム…

脅威を与えられなかった刃【J1第3節・鹿島戦】

力不足は否めない。惜しかったシーンはあった。ウーゴ・ヴィエイラが勢いよく抜けた80分の右足が届いていたら。伊藤翔が2回、外からサイドネットを揺らしたそのどちらかでも確かにヒットしていたら。 試合の振り返りにおいて、たらればで始まるものほど虚し…

学欠場で一層価値増す、王者との一戦に勝ちます【J1第3節・鹿島戦 展望】

齋藤学の欠場が決まって、前田直輝の初先発が確実となった。これでますますマリノスにとっての鹿島戦の価値が高まったというものだ。 端的には、学がいなくてもマリノスはやれんのか、というアイデンティティそのものとの戦いであるからだ。 わずか一年前、…

世界へ飛び出せ! ただし鹿島に勝ってから

2年ほど前、特にブラジルW杯以降しばらく、代表ウィークというのは本当にひまだった。マリノスにとっては選考で無風だったからだ。かすりもしない日々が続いた。昨年の夏、五輪直前は喜田拓也と富樫敬真の招集なるかという注目はあったものの、どちらも最終…

心配ご無用。私たち、もう少し降格候補でいさせて

騒ぐのはまだ早い。早過ぎる。慎重論などではない。事実として34分の2が終わったに過ぎない。神戸、瓦斯、仙台と横浜F・マリノスの4チームが連勝スタートだからといって、3ヶ月後に誰がそんなことを覚えているだろう。この4チームのうち、その頃も上位を争っ…

あれは助っ人じゃない、見た人は言うよ、怪物だと【J1第2節・札幌戦】

突き刺さるというよりも、ボール自らの意思でキーパーの手をかすめてネットに包まれることを選んだ。そんな不思議な弾道だった。本人以外、一体何人があの地点からダイレクトでシュートを打つことを予想していただろう。 齋藤学のパスはバウンドしていて、真…