力不足は否めない。惜しかったシーンはあった。ウーゴ・ヴィエイラが勢いよく抜けた80分の右足が届いていたら。伊藤翔が2回、外からサイドネットを揺らしたそのどちらかでも確かにヒットしていたら。 試合の振り返りにおいて、たらればで始まるものほど虚し…
齋藤学の欠場が決まって、前田直輝の初先発が確実となった。これでますますマリノスにとっての鹿島戦の価値が高まったというものだ。 端的には、学がいなくてもマリノスはやれんのか、というアイデンティティそのものとの戦いであるからだ。 わずか一年前、…
2年ほど前、特にブラジルW杯以降しばらく、代表ウィークというのは本当にひまだった。マリノスにとっては選考で無風だったからだ。かすりもしない日々が続いた。昨年の夏、五輪直前は喜田拓也と富樫敬真の招集なるかという注目はあったものの、どちらも最終…
騒ぐのはまだ早い。早過ぎる。慎重論などではない。事実として34分の2が終わったに過ぎない。神戸、瓦斯、仙台と横浜F・マリノスの4チームが連勝スタートだからといって、3ヶ月後に誰がそんなことを覚えているだろう。この4チームのうち、その頃も上位を争っ…
突き刺さるというよりも、ボール自らの意思でキーパーの手をかすめてネットに包まれることを選んだ。そんな不思議な弾道だった。本人以外、一体何人があの地点からダイレクトでシュートを打つことを予想していただろう。 齋藤学のパスはバウンドしていて、真…
この流れでしか言えないので、告白する。 あれだけ行きたかった開幕戦、あれだけ盛り上がった開幕戦、結局、私は欠席だった。 悔しくて戦評も、さも現場で見たように書いたけれども、客席の描写などが一切ない記事だったことで気づいた方もいるかもしれない…
開幕戦は後半からの出場だった兵藤慎剛が、次節はスタメンが予想されているそう。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170301-00000225-sph-socc 報知の記事によれば、兵藤がプロ初ゴールをあげた場所は三ツ沢で、対戦カードは横浜対札幌だった。昨年まで…
ポドルスキが神戸に来るそうだ。未明から、トルコのメディアなどが、ガラタサライとの契約を解除し、すでに合意している神戸に向かうと報じている。神戸といえば、昨季得点王のレアンドロが長期離脱したばかりで、ドイツの大物の来日は1日も早くというとこ…
信頼を積み上げるのは難しく、壊すのは一瞬のこと。ただでさえ新参者。懐疑的な声が多かった。あ、どこかの外国人選手の話ではない。 全試合生配信を売りにしておきながら、開幕節で2日連続の配信停止事故を起こしたDAZNのことである。 日曜唯一のJ1開催とな…
※朝にアップした際に手違いで本文が消えてしまっていました。大きく内容は変わってないつもりですが…。ご迷惑をおかけしました。 開幕戦で1-2にされたところまでで見れば、マリノスの負けパターンだった。はじめの45分で、ソリッドな守備を築き、リードを奪…